このサイトは京都キャリア教育研究会が運営しています。
<京都キャリア教育研究会について>
この研究会は、京都府の教員を中心に2014年に発足した、有志の会です。現在は年に2回研究会を開催し、先生方の実践発表(というより、困り感の共有)と冬の会は講師をお招きしてお話をお聞きする活動を行い、昨年末は70名ほどの小中高の先生方にお越しいただきました。
私たちの取組コンセプトを御理解いただくために、案内チラシの抜粋を載せさせていただきます。
〜キャリア教育のすすめ〜
☆何となく困っていませんか?
「主体的・対話的で深い学び」、「カリキュラム・マネジメント」、「社会に開かれた教育課程」…などなど概念的にはわかっても、掴みどころのない言葉が多く飛び交っています。現場で仕事をしていると次々と新しい言葉が出てきて、「何をどうしていいのやら…」という感覚になることはないですか?そうでなくとも、仕事に忙殺され、自分が「何をやっているんだろう…」を感じたりすることはないでしょうか?
☆京都キャリア教育研究会って?
私たちは、そんな困り感を持った仲間が集まった私設の研究会です。「『キャリア教育』って職場体験とかにいくやつでしょ?」、そう思っている先生方に知ってもらいたい!と思っています。
私たち教師は、「子ども達が将来、幸せな人生を歩んで欲しい」そう思って日々の教員生活を送っています。そのために、授業をおこない、生徒指導をして、行事を計画し、支援が必要な生徒にも接しています。つまり、教科や領域、もっと言えば、場面に関係なく「子ども達の将来」を形作っていくことが根底にあります。実は、その「子ども達の将来」を見据えましょう!という視点が、「キャリア教育」の基になっています。
「キャリア(career)」の語源は、ラテン語の「車道」や「轍」を意味する言葉です。そこから、人がたどる遍歴や経歴などの意味が生じたと言われています。キャリア教育でいうキャリアは「一人一人が、これまでの人生の中で歩んできた道、そして、これから歩んでいく道」を表しています(藤田晃之「キャリア教育基礎論」より)。
この、「子ども達の将来」に必要になる力は様々な経験を通して、時間をかけて育まれるものですから、学校種を超えた、教科や領域を繋ぐキーワードとして私たちの研究会は活動をしています。
<提示させていただいた課題について>
有志の教員の御協力をいただいて、京都キャリア教育研究会が取りまとめています。各教科の教員だけでなく、教科横断的に出題をしていますので、場合によっては学校で習った内容以外からの出題もあるかもしれません。しかし、それを解く過程では、学校で習った知識や考え方が必ず使えると思って出題しています。
<お問い合わせ等(御返信が遅くなることがありますことを御容赦ください)>