市民無視・矛盾だらけの公共施設再編整備計画予算

日本共産党反対!賛成多数の可決で9月議会閉会

 11月11日午後10時40分頃から、本会議が開かれ、提案されていた議案の採決を行い、9月議会は閉会しました。

東診療所廃止など市民無視の野田市政

 本会議では日本共産党から秋月議員が討論に立ち、公共施設再編整備計画について、市民の意見を無視したまま「結論をおしつけるもの」で認められないと批判。

 東診療所の廃止については、収支分析や計画もつくらず、患者ニーズの分析も行わず廃止をおしつけていることを批判。また「移転してほしい」と市民からの意見もなく、図書館構想も持たないまま一方的に旭町図書館の移転を強行する問題点を指摘しました。さらに市民会館も同様に、議会論戦の中で「地域の皆様のご意見もお聞きしながら永和地域の活性化について検討」と答弁した内容すら「再考案」に反映しないなど市民サービス低下につながる公共施設再編整備計画をすすめる関連予算案に反対するとともに東診療所の存続を求める市民からの請願について採択をするよう主張しました。

 その他、市立春宮保育所と島之内保育所を完全民営化にする条例案および談合の疑いの強い入札結果となっている荒本住宅の工事請負契約案件についても反対しました。

 公共施設再編整備計画の関連予算案と荒本住宅工事請負契約案件については日本共産党の反対、他の賛成多数で可決。東診療所の存続求める請願は日本共産党が採択求めましたが、不採択に、大飯原発再稼働反対の請願は継続となりました。

 9月議会は閉会しましたが、公共施設再編整備計画の本格的な予算審議は今後も続きます。日本共産党市議団は引き続き、市民参加のまちづくりへ奮闘する決意です。

環境経済・総務委員会で「川口副市長の猛省を促す決議」が可決

 11日が会期末となっていた9月議会は、午後から環境経済委員会を開き、この間、ユトリート共済の優位性について川口副市長が「私の答弁ですべて根拠を示してくださいと言われますと難しい」と根拠もなく答弁したことをはじめ、数々の議会答弁で雇用開発センターの25年度末廃止という市の「外郭団体統廃合方針」とは異なる内容を同センターに示しているにもかかわらず、議会にはこの事実を隠していたことなど、川口副市長に対して「根拠のある」答弁をするよう猛省を促す決議が公明党の反対、日本共産党など賛成多数で可決されました。 「しんぶん赤旗」調べで、閣僚や自民党石破幹事長らが徳洲会マネーでパーティー券を購入してもらっていたことが判明。

 また、夕刻から開かれた総務委員会では「公共施設再編整備計画」にかかわる質疑などこの間、できていなかった質疑を行った後、環境経済委員会と同様、川口副市長への「猛省を促す決議」が委員から提案され、日本共産党など賛成多数で可決されました。

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