邵龍館道場 –新たな出発−

館長 太田邵龍は、中学生から始めた柔道を大阪府立八尾高校柔道部、そして、大阪歯科大学柔道部に籍を置き、とくに大学四回生から体育会会長として所属クラブ27部の世話をさせて頂いた経緯から、現在、邵龍館後援会の多数の方は、その当時から御厚誼を頂いている柔道部・空手部・日本拳法部・相撲部・剣道部・弓道部等々です。

さて、卒業後しばらくして柔道は、国際化をして、スポーツとしてのJ U D O になりました。父親から武道としての柔道を習った私にとって、少し違和感を覚え、幾つかの武道流派を見学に行きました。
その中で、私を釘付けにしたのは不動禅少林寺拳法でした。
本部午前の部に入門し、霊雲臥龍宗家の弟子として許しを頂きました。昭和60 年頃の話です。そのご宗家が八十歳で亡くなられ、その後、幾つかの流派に分かれてしまい、私は兄弟子が入られた武備志拳法に身をおくことになりました。その兄弟子 中吉師範も今年の春に他界されました。
20数年武備志拳法でお世話になり、特に流派の萩原会長、阿部師範には大変な御指導を頂いた事に感謝致します。

残された私の武道人生をどう生きるのか長く思案しましたが、今迄ついて来て下さった門弟の方々、また、御指導を頂いている大上師範や山田師範とも相談し、大阪歯科大学体育会、特に武道系クラブのOB・OG の先生と共に、この道場を自由に使って頂き、不動禅の型を基本としながら武道の錬成、健康の保持のため、特に後援会の先生方には、現役の門弟が指導いたしますので、ご自由に邵龍館道場をお使い頂きたいと思います。また、ご自身、ご家族、お知り合いの方の入門を歓迎致します。
各自の体力に合わせ健康を保持しましょう。

これより、武道錬成道場 邵龍館と名乗ります。
何卒、宜しくお願い申し上げます。