兜  割




鉢割、鉄刀などとも呼ばれています。   
刃は、付いておらず打撃を目的とした武器で十手よりも古くから使われていたと伝れています。
形状は、共柄で鞘の無い物と柄木に茎を入れて鞘も在る拵え付きの物があります。
物打ち部の形状は、棒身だけの物と棒身に鉤が付いた物があり、鉤は、棒身と一体になっています。
棒身の断面は、三角、丸、楕円、正方形、長方形などさまざまです。
大きさも1尺(約30cm)から大きな物では、2尺(約60cm)を超える物もあります。

名前は、“兜割”ですが、実際に兜を割る事はできません。


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  全長60cm
  柄は、染色した革ひもで巻いてあります。

  現在「ぬくもりの郷」(近所の温泉施設)に展示中
  全長51、3cm 最大厚9mm
  柄は、革ひもで巻いた上油仕上げしてあります。
  拵え付きです。
  全長62,8cm 物打ち部42,3cm 最大厚9mm


長さ、形状などご注文に応じて製作いたします。参考価格・・・共柄8万円〜 拵え付き15万円〜

兜割の本歌は、玉鋼を折り返し鍛錬し焼き入れをしていますが、
私の作品は、あくまでコレクション用の写し物ですので焼き入れは、しておりません。
材料は、古鉄(大きなかすがい他)を使っております。