鼻孔から約2cm綿棒を挿入して検体採取します(右図)。 綿棒挿入は医師の指導のもと、患者さん本人(小児の場合は保護者の方)で実施していただきますが、 鼻腔の奥まで入れるインフルエンザ検査と違い、刺激はほとんどないため不快感なく検査できます。
結果は約20分で判明し、一回でコロナとインフルエンザの両抗原検査が同時に行えます。 コロナ抗原検査は現時点では公費負担のため自己負担はありません。 インフルエンザ検査は保険診療となります。 なお、無症状の方の検査は原則行っておりません。 また、当院ではPCR検査は実施しておりません。
どんな検査も100%正しいわけではありません(偽陰性や偽陽性が少ないながら生じる)。 検査の結果陰性であっても、コロナ感染が完全に否定されたわけではありません。 最初は、普通感冒のようにみえても不快な症状が続く場合や急激に悪化する場合 は、注意が必要です。