木の香のする"かりゆしクリニック"

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かりゆしクリニック/トピックス/#21 漢方についてよくあるQ&A


#21 漢方についてよくあるQ&A

Q1. 漢方には副作用がないのですか

A1: 西洋医学的な薬にくらべ、副作用は少ないですが、皆無ではありません。 比較的短期間でもみられる副作用には、胃部不快感・軟便・動悸・発疹があります。 漫然と長く服用していると低カリウム血症・浮腫・血圧上昇・肝機能障害などが 起きることもあります。 また、稀ですが、重篤な副作用として間質性肺炎が生じることもあります。

Q2. 漢方は妊婦さんには安全ですか

A2: 妊娠中避けるべき漢方成分には センキュウ・トウニン・コウカ・ボウショウ・ボタンピ・ダイオウ・ゴシツなど 多数の生薬があります。 これらには流早産の可能性が示唆されていますので、漢方薬に含まれる個々の成分に注意が必要です。 漢方薬なら全て、妊娠中も安全というわけではありません。

Q3. 体質 (例:風邪を引きやすい、胃腸が弱く下痢をし易い、疲れやすい、冷え症がひどい) を漢方でなおすことができますか。

A3: 可能ですが、体質は生活習慣によって造られている部分が多いので、 これを変えるには漢方薬の服用だけなく、生活習慣の改善を同時にやることが必要です。 例えば、味の濃いもの・辛いもの・甘いものを多く摂ったり、 清涼飲料水やアルコールを飲むことが多かったり、 休息を十分とれないストレスの多い仕事を続けていたり、 仕事の付き合いで夜が遅い日が続いたり、テレビ・パソコン・スマホを 深夜までやっていたりするのは体質に大きな影響を及ぼします。

Q4. 漢方薬と西洋医学的な薬は併用できますか

A4: ほとんどは併用しても問題ありませんが、 一部の西洋医学的薬の併用は効果が増強したり、副作用が出やすくなったりします。 併用するときは必ず服薬中の薬を医師に見せ、確認してもらった方がいいでしょう。
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