注意報:
日光へ旅行→江戸村(行ってないけど)→参謀が花魁
という経緯で発生したパラレル妄想展開です。
露出も注意です。
パラレル「花魁と猫」
花魁の髪を描く練習に。
な、なんとい・う・・・・・・。
「花魁と猫」 壱
一晩百両の超高級花魁
仕事終わって身支度を整えてると、窓の外で物音がしたので
続↓
「花魁と猫」 弐
格子を開けて外を覗いたら血まみれの男。
L 「(わ、イイ男v)って怪我してんじゃん!?ちょっと、中入ンなよ」
てことで、男を部屋に上げますが、実は彼は脱獄囚で追われている身。
太夫の郭にも捜索の役人が踏み込んできます。
反射的に、脱いだ着物に血まみれ男を包んで押入れあたりに放り込み、
ちょうど次の瞬間開け放たれたフスマの向こうに並んだ役人達をねめつけて
「わっちの部屋に入るんじゃったら、百両、ご用意しておくんなまし」
(この時点で太夫はまだ真ッ裸です)
と部屋へは入れない。
役人達も、まぁ良いもの見たし(?)脱獄囚も深手を負ってたし遠くへは行けないだろうってことでこの郭は諦めて、
別の郭を探しに行きます。(どこへ逃げ込んだかは役人は知らないので)
と、まぁ、出会い編でした。
続↓
「花魁と猫」 参
脱獄男は花魁に傷の手当てしてもらって体力が回復するまでかくまわれます。
ド●え●ん暮らしですな。
日ごろ、金持ちだけど年寄りとかタイプじゃない男の相手ばっかり(営業スマイルで)してるので、
男の外での刺激的な体験談は作り笑いじゃなくて素直に笑えるし、なにより若いし好みのタイプなので
男と過ごす時間は花魁にはかけがえの無い一日の楽しみになります。
でも、何日かして回復した男は「世話になった」と出て行くんですね。
戸惑う花魁。
花魁 「・・・・また 来てくれる?・・・」
(↑寂しげなすがるような目で。もちろんテクニック。逃がしはしません。)
男 「・・・・いいのか?」
花魁 「(笑顔になって)あったり前じゃん!オレ待ってるからね!」
(↑もちろんテクニック)
花魁 「・・・オレ、ルーク。あんたの名前聞いてない。」
男 「・・・・・・・ジェイル・・・・。」
そんな訳で、Jの半野良生活の始まりです。
それよりいい加減何か着ろ。
続↓
「花魁と猫」 四
「続」じゃなかった。
閑話休題
別室にて
A 「上がやたら激しいな・・・・」
D 「篁姐さん(?!)の座敷だな。」
A 「あ〜なるほどね〜。」
誤解です。
役人踏み込み中なだけです。
Dは身請けが決まってるのでもう客はとってません。
続→次頁へ
ちょっとサイドストーリー
こぐ麗ちゃんは、もともと由緒ある名家のご子息だったけど、ありがちな悪い奴らの策略にはまってお家は断絶。あわれ、花街へ売られてきました。
方や、清水さん、元々は名家に使える家臣のお家の育ちだけれども、ありがちな悪い奴らの策略にはまって使えるべき主のお家は断絶。ご子息は行方不明。
清水家はなんとか離散・断絶をまぬがれ、いつか復興を信じてこっそりと主の家の財産を隠し守ってる。表向きは、男前だけど女に汚い落ちぶれ放蕩浪人。
もしくは歌舞伎者(今で言う不良)。忠臣蔵の大石みたいな状態と思ってくれれば。
あるひ、清水さんがふらりと花街へやってきたら一軒の郭の前に人だかり。覗いて見たら、初物だとかの一名の遊女(?)魔(?)を巡って喧嘩が起きてる。
みれば、えらい綺麗な子で、凛と前を見据えて座ってるけどその表情には怯えが見て取れる。
それが、こぐ麗ちゃんなんですが。
でもって、清水さんが探してた主なんです。
「オレならそこの兄さん達の倍だすゼ」
とあっさり奪還。
まんまとこぐ麗ちゃんを買って、二人きりになってから、清水さんは自分の身分と御家復興の悲願を話します。
もちろん据え膳もちゃっかり頂きます。
そんな経緯で、こぐ麗ちゃんは身請けされて花街を後に。
郭で中の良かった篁太夫は「いいなぁ〜・・・。幸せになりなよね」と二階の窓から見送ります。
その後、お家を建て直せたかどうかは、さて?
なんか元盗賊の腕利き密偵を味方につけた?
頭の切れる美人の策士がいるとか?