ヘッドホンアンプ

まず最初にヘッドホンアンプを製作するに当たり参考にさせていただいた各設計者の方々に感謝の意を表します。
何日かK701を使っている内に、ネットでヘッドホンアンプというものが有ることを知りました。これを使うとどうやら
音が良くなるとのこと。クリエイティブのUSBサウンドユニット直差しでも結構良いと思っていましたが、実はまだ実力が
出せてないのでは? K701は68Ωとインピーダンスも高く、ひょっとしたらプレイヤーはこのヘッドホンを駆動しきれて
ないのかも知れないと思うようになりました。
ヘッドホンアンプを調べていると安い物から高価な物までいろいろと有りますが、変に安い物を買ってしまうと結局音に満足できない
かも知れません。かといってあまり高い物も買えません。そこで何とか高性能な物を安く自作できないかと考えました。
まず最初にとりあえず安価に作ってみようと思い、選定したのがオペアンプを使用した物です。”電子マスカット”というHPの”26.簡単なヘッドホンアンプ”
を作ってみました(下写真の上から4番目)。このヘッドホンアンプはchumoyアンプと違い、オペアンプを各チャンネルに1個ずつ、計2個を使ってパワフルに
駆動する物です。低音ブースト回路も付いていると言うことで早速部品をそろえて作ってみました。オペアンプも何種類か購入して音の
違いを楽しみました。音が元気になった感じで、こういうのもいいなと思いました。
それから何個かショップのキットを含め、いろんなタイプのアンプを作っているうちに、低音から高音まであまり極端に突出するような部分が無く、
フラットで尚かつ押さえ込まれる感覚のない(どこまでも高音が伸びるような感じ)
音が好きな自分に気づきました。そこでもっと自分の好みに合う物はないかと調べていると、ぺるけさんが設計された
FET式差動ヘッドホンアンプをみつけました。「簡単なのにハイエンド、そしてプロ機」というキャッチフレーズに魅了され、作ってみることに
しました(上写真 うちの「ぺるけ式アンプ」の第1号)。
このアンプはFETの選別が必要なのと、ぺるけさんが目指した音を出来るだけ忠実に聞いてみたかったので
部品一式を分けていただきました。作って聴いてみるとこれがすごく良いんです。私の好みにドンピシャでした。
あまりに良いのでぺるけさんのHPを参考に
FET選別装置を作り、100Vバージョン、USB音源内蔵バージョン、ポータブルバージョン、薄型据置バージョンと立て続けに
作ってしまいました。ぺるけさんに分けていただいた物と同じコンデンサが手に入りにくかったので、オーディオ用を中心に
いろんなコンデンサを使ってみましたが、大容量のコンデンサ(増量バージョンで2200μF
と3300μF)はぺるけさんに分けていただいた東進工業の低ESRタイプが一番好みでした。常用しているアンプは全てこれに
交換しました。
ヘッドホンアンプタワー!!

ヘッドホン、ヘッドホンアンプとグレードアップしてくれば気になってきたのが音源です。私は普段音楽を聴くときはPCで聴いています
ので、サウンドユニットを検討してみることにしました。
それで選んだのがONKYOのSE−U55SXです。モデルチェンジがあったようで、特価で売られていたのを購入しました。

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