TDS2024 波形読み出し/表示プログラム 2005.11.04
・ TDS2024 の任意のチャネルの波形を読み出してパソコン画面へ表示します。 ・ 任意のチャネルの波形のみ更新できます。(他のチャネルは古い波形をそのまま表示) ・ 任意のチャネルの波形を重ね書きできます。(古い波形を消さずに新しい波形を描画) ・ 全リファレンス波形の読み出し/表示ができます。(Win 版 のみ) ・ 現在、FFTの波形は読み出せません。(…そのうち) ・ 波形の任意部分の 拡大表示(10倍まで)ができます。(DOS 版のみ) ( Win 版は画面の許す限り波形全体を拡大する事が可能です) ・ 電圧軸は 256ドット/10 Div で表示します。(TDS2024 は 200ドット/8 Div) |
オシロから波形を読み出すには、オシロ側にオプションの通信ユニット(TDS2CMA) が必要です。この通信ユニットから RS232C で波形を読み出しますので、パソコン側には RS232C (COM1) が必要です。パソコン側に COM ポートが無い場合、USB <--> COM の変換アダブタには少し 注意 が必要です。 ![]() パソコンとオシロを接続する RS232C ケープルは「クロス」です( TDS2CMA のマニュアルをご覧下さい)。 【言い訳…】 現在、COM ポートは COM1 固定です。COM2 とかは使えません。 |
Win の DOS 窓 で動作します。(Turbo-C です) TDS2024 から RS232C 経由で波形データを読み出して画面へ表示します。TDS2024 には Tektronix 製の同様のソフト(試用版)が付いて来るのですが、何となくしっくりこず、以前のヤツを手直ししてこういうモノを作ってしまいました。 実物に似せた色でパソコン画面へ表示しますが、その画面をそのままハードコピーしたのではトナーやインクが大量に?消費されるため、バックを白画面にした「トナー節約モード」の表示もあります。オシロ側のリファレンス波形読出は実装していません。 WinXP では DOS 窓の画面キャプチャがうまくできないかも知れません(私の Xp マシンでは PrintScreen キーでの画面キャプチャはできないようです)。 [ 画面サンプル ] 標準画面 時間軸拡大 背景白 電圧軸拡大 ・ TDS2024 プログラム(DOS版) TDS2024j.lzh (98KB 2005.11.04) |
Win98/Me/Xp で動作確認しています( Win95 での動作は未確認です)。作成は VB6 です。 Xp では DOS 版の画面キャプチャができないケースがあり、Win 版 を作りました。 DOS 版との比較ですが、画面は白バックのみで、時間軸拡大波形は画面の横いっぱいに表示します(部分拡大画面は無くなりました)。オシロ側のリファレンス波形の読み出し/表示も可能です。 TDS2024 が接続されていないと、デモ波形を表示します(この時、波形の読み込み以外…拡大とかは実行可能です)。 実行には VB6 の DLL(ランタイム)が必要です( Vector などからダウンロードできます)。 [ 画面サンプル ] 標準画面 ・ TDS2024 波形読出表示プログラム TDS2024w.lzh (60KB 2005.11.04) |
・ TDS2024 側の設定 (通信条件を以下のように設定しておく必要があります)
・ 波形の読み出し/表示
|
TDS2024 は、8 ビットのサンプルなのに液晶の制約からか?電圧軸表示範囲が 8Div ( 200 ドット) です。パソコン画面の電圧軸は 8 ビットフルの 256 ドットを 10Div で表示しています。 Win 版は、TDS220 (白黒液晶の旧タイプ)でも動作しますので、たぶん…ほとんどの TDS2xxx シリーズで動くのではないか?と想像しています( Win 版はオシロのチャネル数を自動で判別します)。他のオシロでも動いたら教えて下さい! |