- 簡単な表現ではキャブレターと同じような感じで燃料制御しています。
- XJ40ではクランクシャフトに凸型の歯が付いた歯車がありピックアップでクランク角を検出していて、ECUが吸気行程になるのを判断し当該のインジェクターで燃料を噴射しています。
- ところがSr3はこのクランク角センサーが付いていません。
- 点火コイル1次側のマイナス端子から回転計の信号を取り出していますがここからECUへも点火パルス信号を送っています。
- ECUでは今どのシリンダーが吸入行程なのか圧縮行程なのかに関係なく、点火パルス3発毎に無条件で全インジェクターからインテークマニホールドに燃料噴射しています。
- インジェクターは3シリンダーで1グループになっており、2グループの一斉同時噴射です。
- したがって吸気行程以外のシリンダーではインテークマニホールド内に混合ガスが充満しており、吸気行程になったときにその混合気を吸入します。
- つまり何時もインテークマニホールド内には混合気が充満しているような感じなのでキャブレターと同じ様な制御と表現したのです。
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