せせらぎの湯   (2000.10.15) 

  BMW MCC 関西ライディング練習会を神戸シュロスさんの協力の下開催する予定でした
が、申込み者が予定数に満たなかったので中止しました。秋たけなわの季節ですので、急
遽ミニミニツ−リングを企画しました。

  いつものとおりガス満タンと空気圧を点検の後、阪神高速駒川ランプへ。(0805 0km)
若宮ランプから下りると集合場所の須磨水族館はすぐ目の前、大西さんと厚朴(ほのき)
さんが既に先着。(0836 50km) 
  後藤さんからコ−ス説明を聞く、長田まで戻って山越えをしますとのこと。(0910発) 
朱色の大きな鳥居をくぐって道はグイグイ登る、きれいに整備されたイチョウ並木が色づ
ききれいだ。神戸の町は山がすぐそこにあり、少し走ると自然がすぐそこにある。
  
  日の峰2丁目を左折し三木方面へ、すぐ日の峰5丁目を左折、道端にコスモスが咲いて
いる。最後尾の私は信号待ちで1台取り残される、先頭から次の交差点を右にとの無線を
聞いてはいたが、前車に追い付くためフル加速、分岐点に近づくが前を走るバイクが見え
ない、直進か右折か一瞬迷う、右側にR11Cが目に入ったので即右折する。後ろから追い上
げるの私を気遣い、見える位置で待っていていただいていた。大西さんありがとう

  道は右に左にいいコ−ナ−が続く、神戸のライダ−はいいな−。ちょっと走ればすぐに
自然豊かないいコ−スがある。気に入った道を一寸走ってこようか、そんなコ−スがすぐ
近くにあるなんて。

 前方の視界が開ける、下の方には山陽道が見えてきた。何故かお尻がムズムズ・・・?
携帯に電話だった、誰から?途中参加の仲間からの電話かもしれない、トップに連絡し休
憩。(0948  84km 操作ミスでメモリ−が消えてしまっていた・・御免なさい。) 
 休憩中BMWのバイクの一団が通り過ぎる、神戸シュロスの一団のようだ。R428を東条
湖方面へスタ−ト、吉川IC前交差で先の集団に追い付いた、(1006)出石ソバを食べに行く
とのこと。左折し暫く30数台のBMのバイクが走る。
   県道1号から右折で県道20号へ、雨がまたポツリ、雨男は誰だ。路肩の花壇に背の低
いコスモスが咲いているのを見ながら天神北交差を右折し東条湖へ3km 。

 東条湖のゲ−トを過ぎると下りの道、カ−ブは注意喚起のため路面はゼブラゾ−ンみた
いに舗装してあり走りづらい。楓が真っ紅や黄色に綺麗に色づいている、前方の緑と相ま
って凄く美しい。秋の景色を楽しむ、30数台のBMが一目で見通せる大きなカ−ブ、色づい
た木立の間から見えるシ−ンはなかなかのもの。
 (どなたか、ゼブラゾ−ンのあのゴトゴトの振動は腰にちょうどいい塩梅でしたと、昼
食の時の話しておられましたが?・・・ホント?)

 途中には丹波の黒枝豆の看板、テント張りの臨時販売所が多く立ち並んでいた、今田町
の立杭焼きの通りは大変賑わっていた。この土日はお祭りですと生家が近くの千足さんの
説明を聞く、ここからいい道をご案内しますと先導いただいた。ダム湖(黒石ダム)の先
のT字路を左折し小休止。(1048  117km) 
  雨が気になっていたが、雲も切れ青空が見えてきた。ラッキ−。小さな峠を下る、道路
上に、何かな・・・? 栗のイガが落ちていた。稲刈りも終わり田圃には稲株、点在する農
家や籾殻を焼く煙、たわわに実を付けた柿の木、道端のコスモスや黄色に色づいた林、のど
かな秋の景色の中を走る。(西脇市住吉町付近) 県道566 からR175へ左折、(上戸田交差
点1108  133 km)   闘龍橋東交差点右折し、1016  138km)  すぐ先の加古川にかかる橋か
ら左下に奇岩が見える珍しい光景、次の滝交差点を右折し県道17へ。 (西脇三田線)

 野村交差点左折(1019  140km) で県道34 (西脇八千代市川線) へと地方道を縫うように進
む。 野村西交差を八千代方向へ、県道24で左が市川、前方は中町の表示を市川方面へ、
せせらぎの湯の看板に従い左折する。県道34 (西脇八千代市川線) を各車流れるように走行、
船坂トンネル(1144  163km)を抜けるともう市川町。 (もう一度走れと言われても迷ってしま
うようなコースでしたが、秋たけなわを十分楽しみました)

 後藤さんのお嬢さん、希ちゃん(マレ)とは1年ぶり、いつもお父さんのバイクに乗ってい
るのでタンデムも板についたもの、後ろから見ているだけでもタンデムの楽しさが伝わってき
ます。

 正午前「かさがた温泉 せせらぎの湯」に到着。(1150 167km)小さな谷間の中にロッジ
風の建物が点在する、何処からか琴の音も聞こえてくる落ち着いた雰囲気だ。お風呂は露天風
呂もあり森林浴と同時にユッタリと温泉を楽しんだ。
 昼食はバーべキュー、林のなかの坂道を登って行くこと数分、足がしんどくなるのは歳のせ いか。冷
たい飲み物が喉にしみる、美味い。お腹がいっぱいになるといつものバイク談義。  帰りは、辺り一面に
咲くコスモスの鑑賞と丹波の黒枝豆をお土産にと、コースも決まりまし た。さすが皆さん、美しい花と美
味しいものには目が無いですね。 

 デカンショ街道(R372)の両脇には丹波の黒枝豆の臨時の販売所(テント)が並び、秋を楽しむ多くの
車に交じってお土産を沢山買ってきました。R176から県道49(三田篠山線)を走り花菖蒲で有名な永沢
寺経由で三田へ、西宮北ICから中国道にて帰りました。

 ツーリング途中雨がポツリときましたが、お天気に恵まれ秋を堪能しました。先の名田庄村へのツーリ
ングは豪雨に遭いましたが、今日は雨男はいなかったようです。
雨男は誰なのでしょう?     (1730 自宅着 全走行 303km 14.8L)

後日 R1200Cの大西さんから 次のメールをいただきました。
  コスモスが今を盛りと咲き誇っていたのを見て其の美しさに大きな感動をおぼえました、
 桜の花も美しいが、このコスモスの美しさは何と表現すれば良いのか、赤、ピンク、白、
 薄緑の細い茎、ここ迄育つまで風も雨もあつたで有ろうに、か弱く見えても強い花なのか?
 地元の人が丹精こめて咲かせた物なのか? とにかく美しい。