関西VHFコンテスト規約

本年から,昨年の規約変更に加えて,シングルオペ と マルチオペ との
二つのくくりにするなど規約を変更しました。 変更点は;

1.これまでの 個人局/社団局 の区別を,
シングルオペ/マルチオペ
  くくりに変更します。
  個人局でもゲストオペによる複数人での運用は,マルチオペ になります。
  社団局を個人でオペレート(運用に関わる一切の作業を一人で行う)
  したときは,シングルオペ になります。
2.一人で複数の局をオペレートしたときのログの提出に関する制限を
  明記しました。
 
 ・ シングルオペが複数のコールサインで書類を提出することはできない
  ・ マルチオペとして参加した人が,同一地点から運用してシングルオペ
   としても書類を提出することはできない

  主として表彰の機会均等という趣旨から,同一局が複数の種目に書類を
  提出することを,他の殆どのコンテストでも古くから禁止しており,この趣旨に
  準じたものです。
  例えば,初日の夜は,社団局(マルチオペ)で参加し,翌日単独で自分の局から
  参加する形態はよく見受けますので,これを可能としましたが,同一地点からの
  参加については,競技の対象外にすることを明記しました。同一地点とは,
  ほぼ 500m の範囲と考えています。

こぞって,ご参加をお願いいたします。



日 時 : 2003年 5月10日(土)21:00 〜 5月11日(日)15:00 (JST)

参加資格 :
   (1) JA3管内局 : 近畿総合通信局管内で運用のアマチュア局
                 例)JA3RL,JA3YRL/3,JA1YRL/3
   (2) JA3管外局 : 前記以外の日本国内のアマチュア局

使用周波数帯 :
   28MHz帯以上の各アマチュアバンド
     28〜430MHz帯,各バンド内の使用周波数帯については,JARLの規約に準じる
       また、1200MHz帯以上は,総務省告示の使用区別による

周波数帯 電   信 電     話
28MHz 28.050 〜 28.080 AM/SSB 28.600 〜 28.850
    FM 29.200 〜 29.300
50MHz 50.050 〜 50.090 AM/SSB 50.250 〜 51.000
    FM 51.000 〜 52.000
144MHz 144.050 〜 144.090 AM/SSB 144.250 〜 144.500
    FM 144.750 〜 145.600
430MHz 430.050 〜 430.090 AM/SSB 430.250 〜 430.800
    FM 432.100 〜 434.000

交信方法 :
   (1) 呼出 : 電話 = CQ JA3コンテスト
            電信 = CQ JA3 TEST
   (2) 交信相手局 : JA3管内の局 = 日本国内のアマチュア局
                JA3管外の局 = JA3管内局に限る
   (3) コンテストナンバー : RS(T)+グリッドロケータのナンバー
      注) グリッドロケータのナンバーは,6桁で構成されているが,フィールドと
         スクエアとの4桁でもよいものとする
         ただし,後述する「局の定数」が 1になる

参加部門・種目 :
   必ず該当のコードNo.をサマリーシートに記入のこと

  電信部門

種   目 コードNo.
管内の局 管外の局
シングルオペ マルチバンド KCM CM
シングルオペ  28MHzバンド KC28 C28
シングルオペ  50MHzバンド KC50 C50
シングルオペ  144MHzバンド KC144 C144
シングルオペ  430MHzバンド KC430 C430
シングルオペ 1200MHzバンド KC1200 C1200
シングルオペ 2400MHzバンド KC2400 C2400
シングルオペ  5.6GHz以上
           マルチバンド
KC5600 C5600
マルチオペ マルチバンド KCC CC

  電信電話部門    電話のみの参加は 「電信電話部門」に含む

種   目 コードNo.
管内の局 管外の局
シングルオペ マルチバンド KFM FM
シングルオペ  28MHzバンド KF28 F28
シングルオペ  50MHzバンド KF50 F50
シングルオペ  144MHzバンド KF144 F144
シングルオペ  430MHzバンド KF430 F430
シングルオペ 1200MHzバンド KF1200 F1200
シングルオペ 2400MHzバンド KF2400 F2400
シングルオペ  5.6GHz以上
           マルチバンド
KF5600 F5600
マルチオペ マルチバンド KFC FC

      
得点・マルチプライヤー・局の定数 :
   (1) 得点 : 1交信1点,ただし,2wayの電信は2点とする
   (2) 第1マルチ : 交信した異なるスクェアの数
   (3) 第2マルチ : サブスクェアの2文字の内の任意の1文字で得られたアルファ
      ベットの数 (A〜Xの24文字)
   (4) 局の定数 : 自局が6桁のグリッドロケータを全ての局に送った場合 ・・ 2,
        4桁のグリッドロケータを送った場合(途中から6桁を送った場合を含む) ・・ 1

総得点 :
   (得点の和) × (スクェアの数) × (サブスクェアのA〜Xの数) × (局の定数)
      マルチバンドの場合は,それぞれの項の総和の積に局の定数をかける

 〈得点の計算例〉
   自局が全て6桁のグリッドロケータを全ての局 に送ったとして
        この場合 : 9×5×6×2 = 540 となる

RCVD 第1マルチ 第2マルチ PTS
 59 PM74TU PM74 T 1
 58 PM74AS    A 1
 59 PM73 PM73   1
 55 QN03AS QN03 S 1
 55 PM75TU PM75 U 1
 57 PM74BK   B 1
 599QN03UT     2
 59 PM85XX PM85 X 1
5 6 9

禁止事項 :
   (1) クロスバンドによる交信
   (2) コンテスト中の運用地点の変更
   (3) シングルオペの2波以上の同時発射
   (4) マルチオペの同一バンド内における2波以上の同時発射
   (5) マルチオペの複数地点からの運用
   (6) レピータによる交信
   (7) シングルオペが複数のコールサインで書類を提出すること
   (8) マルチオペとして参加した人が,同一地点から運用してシングルオペとしても
      書類を提出すること


注意事項 :
   (1) コンテスト結果送付希望局は,SASE(返信用封筒に自分の住所・氏名を記入し
      80円切手を貼る)を同封のこと
       結果をこの Web に掲載するので,その環境にない方のみとさせて欲しい
       封筒は,定形3号 が望ましく,洋封筒はできるだけ避けて欲しい(ログ提出時も同じ)
   (2) サマリーシートは,記入する箇所が多いので記入もれに注意のこと
   (3) 移動局の場合は,移動先を必ず記入のこと
   (4) 社団局・マルチオペは,オペレータの資格・コールサイン(氏名)を意見欄に記入のこと
   (5) オリジナルログの提出を求める場合がある

書類提出 :
   (1) JARL制定のサマリーシート・ログシートまたはこれに準じる形式のもの
      (ホチキスで左上を綴じる)
   (2) 両部門を通じて1つの種目のみに書類を提出する
   (3) 提出期限 6月11日(消印有効)
   (4) 提出先  〒569-1191 高槻北郵便局 私書箱47号
                 JARL関西地方本部 コンテスト委員会

   (5) 電子ログによる提出は,JARL制定のもの,またはこれに順じる形式とし,
      ja3test@jarl.com に送ること。「件名」は,必ず「貴方のcallsign+ja3vhf」とする
      FD,MO などのメディアでの提出は無効とする 例 :ja3qos ja3vhf, ja3qosja3vhf
                                      ja3qos+ja3vhf  いずれでもよい

注意事項 :
   (1) コンテスト結果送付希望局は,SASE(返信用封筒に自分の住所・氏名を記入し
      80円切手を貼る)を同封のこと
       結果をこの Web に掲載するので,その環境にない方のみとさせて欲しい
       封筒は,定形3号 が望ましく,洋封筒はできるだけ避けて欲しい(ログ提出時も同じ)
   (2) サマリーシートは,記入する箇所が多いので記入もれに注意のこと
   (3) 移動局の場合は,移動先を必ず記入のこと
   (4) 社団局・マルチオペは,オペレータの資格・コールサイン(氏名)を意見欄に記入のこと
   (5) オリジナルログの提出を求める場合がある

賞 :
   (1) JA3管内局 : 各部門、各種目ごとに,参加局数に応じて1〜5位までに賞状、
      1〜5位に含まれない各府県の最高得点局に賞状
   (2) JA3管外局 : 各部門各種目ごとに,各エリアの参加局数に応じて1〜3位に賞状

失格 :
   JARLコンテスト規約に準じるほか,提出書類の郵便料金不足,サマリーシートの資格
   ログシートの得点や上に同じという表記等 必須項目の記入漏れは失格の対象となる

クレーム : 
   JARL NEWS で結果発表後20日以内に連盟本部に準じた書面(郵送)で書類提出先まで
          「関西VHFコンテスト・クレーム」などの明記のこと

(2003-04-12)