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授業案内(平成26年度)
※ここに掲載された情報には誤りもあるかもしれないので、履修する者は各自確認して下さい。
天野恵
講義 | イタリア文学史講義 | 通年 4単位 火2 対象:学部1回生〜 |
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概要・ 目的 | イタリア文学にアクセスするための準備と基礎を理解させると同時に、イタリア語学イタリア文学専修を選択する学生に対しては研究の道への導入を行なうことを目的とする。 | |
計画と 内容 | はなはだ当然ながら、イタリアの文学作品はわれわれ日本人読者を想定して創られてはいない。とりわけダンテをはじめとする古い時代の作品は、われわれ現代の日本人とは大きく常識を異にする人々によって、またそうした人々を念頭において産み出されており、従ってこれらにアクセスするためには単にイタリア語を習得するだけでは不十分である。本講義においては、外国文学の受容に潜むさまざまな問題点から目を逸らすことなく、一歩一歩イタリア文学の本質に近づいていくことをめざす。言語と文学の関係や作品成立の背景となった社会や文学形式、さらには研究方法などにも言及しながら、イタリア文学を包括的に解説していく予定。学生と教員のコミュニケーションを最も重要視し、質問や要望には可能な限り応じる。 | |
テキスト・参考文献 |
演習 | イタリア詩読解 | 通年 4単位 火4 対象:学部3回生〜 |
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概要・ 目的 | 13世紀から近代に至るイタリア文学の中で圧倒的な比重を占めるジャンルは詩である。抒情詩、叙事詩、風刺詩のみならず戯曲もその多くは韻文で書かれており、19-20世紀にあっても詩の重要性は失われていないし、散文作品も多くの場合、詩のリズムを念頭において書かれている。 作品内容の理解にとどまることなく、リズムを捉えた適切な音読・朗読をすることによって詩を詩として受容する能力を養うことが本演習の目的である。 | |
計画と 内容 | まず古典的なイタリア詩のリズムを完成させたとされるペトラルカ『カンツォニエーレ』から代表的な作品を取り上げて、ソネット、カンツォーネ、バッラータ、マドリガーレ等の各詩形を、特に韻律に注意しながら読解する。文構造を確認しつつ、一行一行の韻律を確認し、その上でスムーズな音読・朗読を練習する。 ペトラルカに続いてルネサンス期の叙事詩『オルランド・フリオーソ』や、レオパルディ、ダンヌンツィオ、サバなど、近代以降のイタリアを代表する詩人の作品を同じように読んでいく。 およそ前期を中世・ルネサンス期のいわゆる古典作品にあて、後期には近代以降の 作品を読み進む予定であるが、いずれの作品においても詩人の狙った効果を具体的 に検証していく。 | |
テキスト・参考文献 | コピー配布。参考文献は授業中に紹介する。 |
特殊講義 | ピエトロ・ベンボ『俗語論』分析 | 通年 4単位 金4 対象:学部3回生〜 |
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概要・ 目的 | イタリア文学の諸ジャンルの中でも最も重要かつ最も受容の困難な詩的言語の成立に当たって決定的とも言える重要性を果たした Pietro Bembo の Prose della volgar lingua の読解を通じて、イタリア文学の本質に迫る。 | |
計画と 内容 | 活版印刷術の普及に伴って沸き起こった16世紀の《言語論争》に終止符を打つこととに成功したベンボの『俗語論』Prose della volgar lingua の第3巻を講読しつつ、そこで扱われるイタリア語の詩に関する具体的な指針と、その成立過程を分析する。1525年の初版(Tacuino版)と1538年の第二版(Marcolini版)、1549年の決定版(Torrentino版)の他、残された唯一の手稿である Vaticano Latino 3210 を適宜参照する。高度な内容の授業であるが、学部学生のためにも懇切な解説を心掛けるので、イタリア文学の持つ精緻性に関心のある学生には奮って参加を呼び掛ける。また、こうした授業への参加により大学院生の先輩との間に学問的交流が生まれることをも期待する。 | |
テキスト・参考文献 | プリント配布。 |
村瀬有司
特殊講義 | Torquato Tassoの詩と詩論 | 通年 4単位 火2 対象:学部3回生〜 |
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概要・ 目的 | 昨年度に引き続いて、トルクァート・タッソの詩論と詩を精読する。 タッソは、十字軍による聖地解放を歌った『エルサレム解放』"Gerusalemme liberata"の執筆に当たって、英雄叙事詩の創作技法を詳細に探求し、その成果を数冊の著作にまとめている。前期の授業では、彼の最初の詩論"Discorsi dell'arte poetica"を取り上げて、英雄詩の筋立てを論じた個所を精読する。特にタッソが重視した「単一性」と「多様性」という用語に着目しながら、英雄叙事詩創作に当たってのタッソの基本的な姿勢を確認する。 後期の授業では、前期で取り上げたタッソの創作理論を踏まえつつ、実際に『エルサレム解放』を精読する。 どちらの授業でも、テキストの読解力を養成することが大きな目的となる | |
計画と 内容 | 前期の授業では、タッソの"Discorsi dell'arte poetica"の第2巻(昨年度の続きから)を精読する。タッソの散文は論理的であり、決して曖昧なところはない。参加者は、語句と語句、節と節の関係をきちんと把握しながら、イタリア語の文法にしたがって正確にテキストを読解する能力を培ってもらいたい。一回当たりの進度は1~1.5ページを予定している。 後期の授業では"Gerusalemme liberata"の第4歌32連(昨年度の続き)から精読する。こちらは韻文であるために難しいところがあるが、原文を読み込んで、自分なりに意味をつかみ取ることに努めてもらいたい。慣れないうちは予習に時間がかかるだろうが、この機会に是非イタリア詩の読解力を培って頂きたい。授業では、当時の韻文に特有な表現を解説しながら、1回あたり10stanzeを目処に、丁寧に読み進めていく予定である。 なお、前期・後期どちらの授業でも、毎回簡単な小テストを行って予習の精度を確認していく。 | |
テキスト・参考文献 | プリント配布。 参考文献:アリストテレース、ホラーティウス『詩学・詩論 (岩波文庫)』 |
演習 | 20世紀のイタリア文学(小説) | 通年 4単位 金3 対象:学部3回生〜 |
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概要・ 目的 | 近現代の代表的なイタリア作家の短編小説を精読する。イタリア人作家への理解を深めること、並びにイタリア語の読解力を培うことが、この授業の主要な目的となる。 | |
計画と 内容 | N.ギンズブルグ、L. シャーシャ、P. P. パゾリーニら複数の現代作家の短編を精読する。各作家と作品について適宜説明を加えながらテキストを精読する。作品の読解に当たっては正確に内容を把むことを重視するので、参加者は各作品の時代背景や状況設定を踏まえつつ自分なりにテキストの一文一文をよく考えながら予習をしてもらいたい。1回当りの授業で2-3頁の文章を読み進める予定である。 なお、毎回簡単な小テストを行って予習の精度を確認していく。 | |
テキスト・参考文献 | プリント配布。 |
講読(前期・後期) | イタリア史概説講読 | 通年 2単位 水4 対象:学部2回生〜 |
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概要・ 目的 | ルイージ・サルヴァトレッリの“Sommario della storia d'Italia”を精読する。イタリア史の理解は、イタリア文化を研究する上で必要不可欠である。特に歴史書の場合、日本人によって執筆されたものとは史観が異なるうえ、読者に要求される知識や価値観もイタリア人を念頭に置いたものであるために、これを読むことは、イタリア文化そのものにダイレクトに触れる機会を与えてくれるはずである。授業ではイタリア史の理解を深めること、並びにイタリア語文献の読解力を養成することが主要な目的となる。 | |
計画と 内容 | 後期の授業では、近現代から一章を選んで精読する。 使用テキストはイタリア史の概説書ではあるが、各時代の重要な情報を細かなところまで網羅的に記述している。また著者サルヴァトレッリの文章は伝統的なイタリア語散文の流れをくむものであり、読解力を培うにはうってつけのテキストである。是非この機会にイタリア史の基礎知識とイタリア語の読解力を培ってもらいたい。授業では適宜文中の固有名詞・専門用語などを補足説明しながら、1回当り1~1.5頁のスピードで読み進めていく予定である。 また毎回簡単な小テストを行って、予習の精度を確認していく。 | |
テキスト・参考文献 | プリント配布。 |
Daniela Shalom Vagata
外国人実習 | Esercitazioni di lingua italiana | 通年 2単位 火3 対象:学部3回生〜 |
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概要・ 目的 | Lettura e analisi testuale di alcuni brevi racconti, articoli o favole italiani. | |
計画と 内容 | La scelta dei testi da leggere sarà attentamente valutata durante le prime lezioni dell’anno accademico in base al livello di conoscenza della lingua italiana da parte degli studenti. A secondo del livello complessivo della classe verranno svolte alcune lezioni di introduzione all’analisi del testo letterario (analisi narratologica e stilistico-retorica). In questo corso è prevista la partecipazione attiva dello studente, al quale sarà chiesto di intervenire in sede di commento del testo. Tra gli argomenti di discussione, saranno affrontati anche temi volti a far riflettere sulle differenze culturali tra l’Italia e il Giappone. | |
テキスト・参考文献 | Verrà distribuita una dispensa settimanalmente. |
特殊講義 | Corso monografico della letteratura italiana | 通年 4単位 水3 対象:学部3回生〜 |
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概要・ 目的 | Primo semestre: Lettura della terza cantica della "Commedia" Secondo semestre: La poesia di Eugenio Montale dopo "Ossi di seppia" | |
計画と 内容 | Primo semestre: Lettura della terza cantica della "Commedia" In questo corso verra' affrontata la lettura - possibilmente integrale del "Paradiso" di Dante Alighieri. Agli studenti verra' richiesta settimanalmente la lettura e la parafrasi di uno o piu' canti, i quali saranno successivamente commentati durante la lezione. Saranno consegnate delle pagine di critica da leggere come approfondimento e durante la lezione sara' dato spazio allo studio dell'intertesto e del laboratorio della "Commedia". Secondo semestre: La poesia di Eugenio Montale dopo "Ossi di seppia" Corso monografico dedicato alla lettura integrale e all'interpretazione della seconda e della terza raccolta poetica montaliana: "Le occasioni" e "La bufera e altro". E' richiesto agli studenti del corso un intenso coinvolgimento nelle attivita' seminariali attraverso l'approfondimento individuale o di gruppo di alcuni argomenti trattati. | |
テキスト・参考文献 | Dispense consegnate settimanalmente in classe. |
語学 | イタリア語会話(中級) | 通年 2単位 火5 対象:学部2回生〜 |
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概要・ 目的 | Il corso si propone lo sviluppo delle quattro abilita' base della comunicazione (parlare, scrivere, leggere e ascoltare), con una particolare attenzione alla comunicazione orale. | |
計画と 内容 | Attraverso lo studio di alcuni temi vicini ai bisogni reali della vita in Italia, si applicano le nozioni grammaticali precedentemente studiate, e si acquisisce gradualmente il nuovo lessico rilevante ai fini del tema trattato. Sarà dato ampio spazio alla conoscenza di alcuni aspetti preponderanti della cultura italiana attraverso l'ascolto di canzoni, la visione di film, e la lettura di brevi articoli dai principali quotidiani italiani. E' inoltre previsto il ripasso e l'approfondimento di alcune nozioni di sintassi e di grammatica della lingua italiana attraverso lo svolgimento di alcune esercitazioni scrittee orali. | |
テキスト・参考文献 | Il materiale verrà distribuito in dispensa settimanalmente. |
特殊講義 | Storia della letteratura italiana | 通年 4単位 水5 対象:学部3回生〜 |
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概要・ 目的 | Primo semestre: Storia della letteratura V Secondo semestre: Storia della letteratura VI | |
計画と 内容 | Primo semestre: Storia della letteratura italiana V Corso dedicato all'apprendimento della storia della letteratura italiana, dalle origini fino alla seconda meta' del Novecento. In questo corso e' prevista la lettura di estratti dalle opere maggiori degli autori piu' rappresentativi della letteratura italiana. Sara dato spazio sia all'ermeneusi del testo (parafrasi, commento, interpretazione), sia all'apprendimento di nozioni storiografiche riguardanti l'opera presa in esame. Sono previste alcune lezioni di introduzione alla storia della lingua italiana e all'analisi testuale. Secondo semestre: Storia della letteratura italiana VI Corso dedicato all'apprendimento della storia della letteratura italiana, dalle origini fino alla seconda meta' del Novecento. In questo corso e' prevista la lettura di estratti dalle opere maggiori degli autori piu' rappresentativi della letteratura italiana. Sara dato spazio sia all'ermeneusi del testo (parafrasi, commento, interpretazione), sia all'apprendimento di nozioni storiografiche riguardanti l'opera presa in esame. Sono previste alcune lezioni di introduzione alla storia della lingua italiana e all'analisi testuale. | |
テキスト・参考文献 | Dispense consegnate settimanalmente in classe. |
天野恵・村瀬有司・Daniela Shalom Vagata
演習 | イタリア文学研究の諸問題 | 通年 4単位 隔週木3・4 対象:学部3回生〜 |
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概要・ 目的 | 研究論文執筆のための訓練と準備を目的とする演習である。《勉強》と《研究》の相違を明確に認識することから始めて、問題の設定と論証のプロセス、それらの表現方法、そして文献目録の作り方等の細部に至るまでを、学生の行なう実際の研究に沿って学習する。 | |
計画と 内容 | 学部生の場合は卒業論文、大学院生の場合は修士論文ないし研究報告や学術専門誌への投稿を念頭においた研究論文等の計画段階から、各自の研究テーマについて順次発表し、これに対して教員が具体的な指導を行なうと同時に、他の学生もまた自由に意見を述べつつ具体的な検討を加える。多くの場合、個人作業が中心となる文学研究においては、ともすると個々の学生・研究者が孤立しがちであるが、これは客観性を欠かすことのできない研究にとって決して好ましいことではない。また、他人の研究を適切に論評することは、自分の研究能力の向上にダイレクトにつながる。研究者を志す者ならば、学部学生から OD までキャリアの長短を問わず、誰もがそれぞれ得るところの多い演習である。 | |
テキスト・参考文献 | 参考文献は授業中に紹介する。 |
鈴木信五
特殊講義 | イタリア語における主語人称代名詞の使われ方の歴史 | 集中 2単位 対象:学部3回生〜 |
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概要・ 目的 | 中世イタリア語(=13世紀フィレンツェ方言)の主語は、現代イタリア語と同様に、文脈から明らかな場合、表現されないでよかったように見える。ところが、イタリア語がフィレンツェ方言から決別する直前の16世紀には、文脈から明らかな場合でも、主語が人称代名詞の形で表されることがむしろ一般化していた。事実、現代フィレンツェ方言では、主語人称代名詞の表現は義務化している。本講義の目的は、イタリア語史上で主語人称代名詞の使われ方に起こった変化を解明し、それを理解する点にある。 | |
計画と 内容 | まず、現代フィレンツェ方言の主語人称代名詞が非強勢形であることを見る。そして、19世紀の文学作品にもその名残が見られることを確認する。 次いで、13世紀イタリア語の主語人称代名詞の使われ方が、主節と従属節とでは異なっていることに着目し、その従属節での使われ方が16世紀に向かってイタリア語に広がってゆく、という仮説が立てられることを見る。 最後に、16世紀以降のイタリア語とフィレンツェ方言の主語人称代名詞が、それぞれに影響を及ぼし合いながらも、基本的には異なった道をたどっていったことを確認する。 なお、イタリア語のテクストとしては、13世紀末の "Il Novellino(百説話集)"、16記初頭の N. Machiavelli, "Mandragola(マンドラゴラ)"、19世紀の C. Collodi, "Le avventure di Pinocchio(ピノッキオ)" などからの抜粋を用意するつもりである | |
テキスト・参考文献 | 資料のプリントを配布。 |
河合成雄
講読 | Luigi Pirandelloの作品を読む | 通年 4単位 木5 対象:学部2回生〜 |
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概要・ 目的 | イタリア現代文学での重要な作家ピランデッロの作品に親しむとともに、イタリア語の基礎的な読解力を習得すること。 | |
計画と 内容 | ピランデッロのの短篇小説を読むとともに、戯曲を鑑賞する。 前期の最初2週間は時代背景、文学史的な説明をしながら簡単なイタリア語の文章を読む。 その後イントロダクション的な読みやすい短篇から始める予定。 後期からは、ピランデッロについての評論も読みながら、戯曲と短篇を読み比べながら授業を進める。 | |
テキスト・参考文献 | テキストはコピーして配布。 |
内田健一
特殊講義 | ダンヌンツィオ『アルキュオネー』を読む | 後期 2単位 月2 対象:学部3回生〜 |
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概要・ 目的 | ダンヌンツィオ(1863-1938)の生誕150周年に際して、イタリア国内外で数多くのイヴェントが行われ、日本でも東京大学駒場博物館と京都大学総合博物館で展覧会が開かれた。今後、さらなる関心の高まりが期待されるが、本授業では彼の最も重要な詩集の一つである『アルキュオネー』(1904)を読む。さまざまな観点から分析することによって、創作の意図の正確な理解を目指す。 | |
計画と 内容 | 詩集は5つのセクションに分かれる。前年度はセクション1~2を中心に読んだ。今年度はセクション2~3を主に取り上げる。以下の観点から分析を行う。 ・構成(季節、都市と自然、現実と神話) ・韻律(定型詩と自由詩) ・引用(オウィディウス、ダンテ、ロレンツォ・デ・メディチ) ・関連資料(手稿、日記、辞書) | |
テキスト・参考文献 | フリントを配布。参考文献は授業中に紹介する。 |
菅野類
特殊講義 | 18世紀イタリアの悲劇理論とアルフィエーリ | 前期 2単位 金2 対象:学部3回生〜 |
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概要・ 目的 | なにをもってすぐれた文学作品とみなすのか、当然のことながらその基準は時代と地域によって多様に変化する。本授業では、とりわけ18世紀のイタリアにおける悲劇理論に着目し、その様々な立場を比較検討しながら当時の文芸趣味について知識と理解を深めていくこととする。授業は主に講義形式で進めていくが、後半には実例として、ある悲劇作家の作品をダイジェストで読んでもらう予定である。 | |
計画と 内容 |
第1週 導入 第2週 おそれとあわれみ、そしてカタルシス 第3週 アリストテレスへの疑問 第4週 悲劇の快楽 第5週 ポエティック・ジャスティス 第6週 「もっともらしさ」 第7週 「力強さ」対「理性・優雅」 第8週 フランス古典劇への不満 第9週 ヴィットーリオ・アルフィエーリの生涯 第10週 『フィリッポ』の講読と解説1 第11週 『フィリッポ』の講読と解説2 第12週 『フィリッポ』の講読と解説3 第13週 『フィリッポ』の講読と解説4 第14週 『フィリッポ』の講読と解説5 学習の理解度に応じて変更される場合がある。 | |
テキスト・参考文献 | 授業中に紹介する。 |
霜田洋祐
語学 | イタリア語初級4時間コース | 通年 4単位 火5・金2 対象:学部2回生〜 |
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概要・ 目的 | イタリア語文法の基礎を学習し、読み書きに必要な知識の習得を目指す。授業の進め方としては、文法解説の後で練習問題を解いてもらい、知識の定着を図るというオーソドックスなものを想定している。イタリア語に興味のある初心者を対象とするが、相応の努力は求められる。毎回予習を行い、自分が理解できる部分とそうでない部分を明らかにしたうえで授業に望むことが望ましい。 | |
計画と 内容 |
【前期】 第1週: オリエンテーションと発音 第2週: Lezione 1 [名詞、冠詞] 第3週: Lezione 2 [動詞 essere と avere] 第4週: Lezione 3 [形容詞] 第5週: Lezione 4 [直説法現在・規則動詞] 第6週: Lezione 5 [直説法現在・不規則動詞] 第7週: Lezione 6 [人称代名詞] 第8週: Lezione 7 [再起動詞] 第9週: まとめ・テスト 第10週: Lezione 8 [命令法] 第11週: Lezione 9 [直説法近過去] 第12週: Lezione 10 [直説法半過去・大過去] 第13週: Lezione 11 [直説法未来・先立未来] 第14週: Lezione 12 [受動態] 第15週: まとめ・テスト ・フィードバック 【後期】 第1週: Lezione 13 [比較級・最上級] 第2週: Lezione 14 [関係詞] 第3週: Lezione 15 [ジェルンディオ・ceとne の解説] 第4週: Lezione 16 [条件法] 第5週: Lezione 17 [接続法] 第6週: まとめ・テスト 第7-15週: 遠過去および講読 ・フィードバック 学習の理解度に応じて、変更される場合がある。 | |
成績評価の方法・基準 | 平常点40% 試験60% | |
テキスト・参考文献 | 教科書:杉本裕之『基礎イタリア語講座 -CD付き改訂版-』(朝日出版社)ISBN:978-4-255-55311-5 参考書:『伊和中辞典』(小学館) ISBN:4-09-515402-0, 『ポケットプログレッシブ 伊和・和伊辞典』(小学館) ISBN:4-09-506121-9 |
松本健二
語学 | スペイン語初級 | 通年 2単位 月4 対象:学部2回生〜 |
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概要・ 目的 | スペイン語の初級文法を教科書に沿って学習する。授業は文法事項の解説と練習問題からなる。初級文法を一通り学習するので進度が速く、そのため予習は必須である。 | |
計画と 内容 |
第1週:オリエンテーション、文字と発音 第2-4週: 第1-2課[名詞、冠詞、主語人称代名詞、動詞現在形など] 第5-7週: 第3-4課[ser・estar・hay、所有詞、指示詞など] 第8-11週: 第5-6課[目的格人称代名詞、gustar構文など] 第12-15週: 第7-8課[点過去、比較表現、疑問詞、感嘆文など]と試験 第15-18週: 第9-10課[線過去、時刻表現、現在完了、過去完了など] 第19-20週: 第11-13課:[未来形、接続法の活用、使役の構文など] 第21-24週: 第14課[命令形、接続法] 第25-26週: 文法補遺の確認 第27-30週: 復習および試験 | |
成績評価の方法・基準 | 定期試験(筆記、年数回、80%)、出席点 (20%) | |
テキスト・参考文献 |
教科書 和佐敦子『初級スペイン語文法』(朝日出版社) ISBN:978-4-255-55043-5 参考書 辞書:『ポケットプログレッシブ西和・和西辞典』(小学館) 辞書:『現代スペイン語辞典』(白水社) 上田博人『スペイン語文法ハンドブック』(研究社) ISBN:978-4-327-39420-2 (中級まで対応した新しい文法解説書(3,200+税)) |
語学 | スペイン語中級 | 通年 2単位 月5 対象:学部2回生〜 |
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概要・ 目的 | スペイン語の初級文法を終えた学生を対象とし、スペインやラテンアメリカなどのスペイン語による文学テクストを講読、読解力の向上を目指す | |
計画と 内容 | 最初はスペイン語初級文法を復習するため、初級文法の参考書を参照しつつ、平易なスペイン語文を読み、これまでの文法知識を確認していく。そのうえで、比較的容易なスペイン語文学テキストを講読していくが、履修者は毎回の授業で、与えられたテキストを日本語に訳すこととする。そのため、毎回の授業前の予習は必須である。 | |
成績評価の方法・基準 | 定期試験(筆記、年数回、80%)、出席点 (20%) | |
テキスト・参考文献 | プリントを配布。 参考文献:上田博人『スペイン語文法ハンドブック』(研究社)ISBN:978-4-327-39420-2(中級までを対象とした新しい文法参考書(\3,200+税)) |
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