テニスの基本ルール
テニスの試合は、『ポイント』→『ゲーム』→『セット』→『マッチ』の順に進行していきます。
通常の国際試合で採用されているのが『3セットマッチ』で、3セットのうち、2セットを先に取った方が勝利となります。
0ポイント・・・「0/ラブ」
1ポイント・・・「15/フィフティーン」 6ゲーム=1セット
2ポイント・・・「30/サーティーン」 (1ゲーム×6)
3ポイント・・・「40/フォーティーン」
4ポイント・・・「ゲーム」
上記のとおり、1ゲームは先に4ポイント取った方が獲得しますが、お互いが3ポイントずつ 取った場合「40-40/デュース」では、次のポイントを取
った方が「アドバンテージ」となり、「アドバンテージ」を持っている方が次のポイントを取ると、「ゲーム」を獲得することになります。
つまり、「デュース」になった場合は、どちらかが連続2ポイントを取るまで続きます。
お互いに3ポイントずつ取り合って「40-40」になった状態です。もしくは「アドバンテージ」になったあとに再度スコアがイーブンになった状態を意味しま
す。
デュースになったゲームで先にポイントを取ったプレーヤー(チーム)を「アドバンテージ」と表現します。審判はこのとき「アドバンテージ〇〇(名前)」と
コールします。また、スコアボードでは「A-40」、「40-A」と表現され、このときの「A」はアドバンテージの略になります。
相手に対して2ゲーム以上の差をつけて先に6ゲームを取ると、セットの勝者となります。ゲーム数が6対6となった場合は、ツアー大会や多くの試合
で、現在は「タイブレーク」が導入されていますが、全米オープンを除くグランドスラム大会のファイナルセットに限り、6ゲームを超えても2ゲームの差
がつくまでセットを続ける「アドバンテージ・セット」が採用されています。
ゲーム数が6対6になった場合、先に7ポイントを取った方がセットを獲得できます。ただし、ポイントが6対6となった場合は、2ポイント差がつくまで
行います。
タイブレークでは「0ポイント(ゼロ)「1ポイント(ワン)「2ポイント(ツー)」・・・というように点数を数えます。
直前のゲームでレシーブをしたプレーヤーが、最初のポイントをデュースコートからサービスを行い、次に相手プレーヤーがアドコートよりサービスし、同
じプレーヤーがデュースサイドよりサービス。つまり、2ポイント続けてサービスを行います。
ここからは2ポイントずつ(アドコートから→デュースコートからの順で)サービスを行っていきます。
また、6ポイントごとにエンドも交代します。
さて、テレビでテニスの試合を見ていると、タイブレークのときに「ミニブレーク」という言葉をよく耳にしますが、これは相手のサーブ時に、レシーバーがポ
イントを取った時に使われます。なお、本大会のダブルスではセットオール後の最終セットを、10ポイントマッチタイブレークにて実施します。10ポイン
ト先取であること以外進行は通常のタイブレークと同様です。
どちらのエンド(コートサイド)を選ぶか、または、サーバーかレシーバーのどらかを選ぶかを決める「トス」を試合前に行います。プロの公式試合では、主審が
コインを投げる「コイントス」を行うのが一般的です。
ポイントを始めるときに最初にボールを打つプレーヤーをサーバー、そのサービスを返球するプレーヤーをレシーバーと呼びます。
各ゲームが終了したら、そのゲームのサーバーが次のゲームのレシーバーに、レシーバーがサーバーになります。
コートの右サイドを「デュースサイド」、コートの左サイドを「アドバンテージサイド」と呼びます。
プレーヤー(チーム)は、各セットで奇数ゲーム(第1ゲーム、第3ゲーム、第5ゲーム・・・)が終了したらエンドを交代します(「チェンジエンド」)。セッ
トが終了したときは、合計ゲームが奇数ならばエンドを交代し、偶数ならば次のセットの第1ゲームが終了したときにエンドを交代します。また、タイブ
レークでは6ポイントごとにエンドを交代します。
@選手がサーブセットポジションに入った際の発声など、選手のプレーを妨げる行為は禁止です。
A試合が始まってからの座席移動はチェンジコート時のみとなります。
B観戦中はお手持ちのスマートフォンなど、携帯電話をマナーモードに設定してください。
C通話など音を出す行為、動画の撮影は禁止です。通常の写真撮影はOKですが、フラッシュを使用した撮影は禁止です。
以上 2019 ”TORAY”ppo TENNISより転記