センスアップのコツ
 これからは「住む+α」のある家にへ                     リフォームで一石二鳥へ

「センスがいい」「センスがない」なんて言い方をしますが、
「センス」ってなんでしょうか。

例によって「英和辞書」でひいてみると、「感覚」とあります。
つまり「感じる」とか「意識する」といったことですね。

色のセンスがない人は、色づかいが「見えていない」ということになりますし、
音楽のセンスがない人は、音の調和が「聞こえていない」、
お料理のセンスがない人は、味の違いが「味わえない」ということです。

そうなると、センスアップをする、というのは
「よりよく感じるようにする…見えるように、聞こえるように、味わえるように」
ということになります。

私も、センスには自信がなかったほうですが、
(自分の好みがはっきりしていても、人とはずれているような…)
スクールで習ったことで、「センスって学んで身につけられるものなんだ!」
と思いました。

ここでは、具体例は示しませんが、
確かに、この色遣いは美しく見える、
この和音は心地よく聞こえる、
この味付けは、好まれる、といった
理屈(裏付けのようなもの)があるのです。

そこで、単に理屈を鵜呑みにするのではなく、
「確かに自分もそう思う」とか、「私は苦手だな」など
意識的に自分の感じ方を確かめていくことで、
今まで感じていなかったものが、見えてきたり、聞こえてきたりするわけです。
(そして、この基本が身に付いてこそ、その人らしい個性も磨かれます)

センスを磨くには、高級なものからチープな物まで、
一流レストランの料理から、B級グルメものまで、
幅広く試してみることといいますが、
ようするに「なんかちがうな、でもどこがちがうのかな」と
意識するクセをつけるのがよいのでしょう。

インテリアのお仕事を目指す人はもちろんですが、
別に家庭や仕事に関係ないし、という方も
ぜひ、センスアップに関心をもっていただきたいと思います。

インテリアにその人らしいセンスが生かされていると、
子供さんや家族の方も自然にセンスアップすることになりますし、
なによりも「感覚が磨かれる」ということは、
きめ細かい目で耳で舌を養うことで、
なにげない生活の中に、人が見過ごしているような
よいものをたくさん見つけるという贅沢ができ、
毎日を新鮮に迎えられるからです。

ところで、自分のファッション、料理の盛りつけ、インテリアなどで
「私のセンスはどうだろうか」、
と思うときに試してみると良いことがあります。

なんでも写真にとって「客観的に」眺めてみることです。

「色使いはどうかな」「ポイントはどこなんだろう」「バランスはどうかな」
…いろいろな切り口で見てみると、どこを工夫すればよいかが
だんだん見えてくるのです。



これからは「住む+α」のある家にへ      HOMEへ       リフォームで一石二鳥へ




リフォーム業界を リフォームしたい

SEMPRE 160x600