マーラー、チャイコフスキー、ラフマニノフ好き管理人のクラシック音楽の部屋「ほんのちょっとクラシック気分」






クラシックへの扉

★ Contents ★
どんな曲を聴いたらいいのか迷っている方へ
クラシックという音楽
オーケストラの楽器構成
世界三大オーケストラ
モーツァルトはいかが?
アレグロって何?
(発想/速度記号一覧)
ソナタ形式って何?
(楽式用語一覧)

♪どんな曲を聴いたらいいのか迷っている方へ♪


いきなり複数楽章からなる交響曲を聴くのは、少々重たく感じられますよね!
テレビCM、ドラマ、映画などでも、とても耳に馴染みやすく、綺麗なクラシック音楽が流れているように、オムニバス形式で聴くと、意外と身近に感じてしまう・・・最初はそれでいいのではないでしょうか。
昨年(2004年)ヒットした平原綾香さんの「Jupiter」。この曲がホルストの「惑星 第4曲:木星」をベースにした歌であることをご存知の方は多いと思います。
クラシックを使用した曲は、他にもドボルザークの「新世界より 第2楽章」から作られた「遠き山に日は落ちて」、ベートーベンの「ピアノソナタ第8番ハ短調「悲愴」第2楽章」から作られたビリージョエルの「THIS Night」等があります。
探してみると、意外に身近な音楽なのかもしれませんよ!




♪クラシックという音楽♪


「クラシック音楽」は何故親しまれないか。 何故みんなポピュラーな音楽にいってしまうのか。このサイトを作成するまで考えた事も無かったのですが、最近そんな事を考えます。 簡単にいうと「難しい」んですね。 やっぱり。
30分、40分、〜1時間・・・・、全てを聴き終えるのにこんなに時間がかかってしまう。途中で飽きてしまう人がほとんどでしょう。最後まで頑張って聴き終えても「どんな曲だったっけ?」と、なかなか音楽そのものが覚えられないし、理解もできない。(もともと西洋の音楽ですから、私達日本人には、馴染みにくいというのもあるのかもしれません)
「クラシック音楽」に入り込むには、まず1曲! 何でもいいです。映画で、テレビのCMで、耳にした楽曲、誰もが知っている「ベートーヴェンの交響曲第五番「運命」」でもかまいません。 とりあえずCDを1枚買って何回も何回も繰り返し聴く!
私もそうでした。 ショパンなどのピアノ独奏曲などはイージーリスニング的に聴けて、わりと馴染みやすかったのですが、「交響曲」となるとそういはいきません。 まず、「さー聴くぞ!」と心構えが必要になります。 それ程奥が深い音楽なのです。
4、5回目ぐらいからなんとな〜く、ぼんやりと全体像が見え始め、少しずつ少しずつ、その曲が持つ特徴といいますか、旋律、音楽の流れ、それぞれの楽器の重なりが記憶として頭に残り始めます。 それからなのです! それからやっとその楽曲を楽しむ事ができるのです。
大変ですよね〜。 でも一度入り込むと、そこから抜け出せなくなります。
「クラシック音楽」はすばらしい音楽です。 時を越え、空間を越え、民族を越え、世界中の人々に愛され続けてきた音楽です。 重みも歴史もある音楽です。
はじめの、ちょっと高いハードルを飛び越えてみませんか?

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♪クラシックのオーケストラって、どういう楽器で構成されているの?♪


オーケストラの基本的な構成は、大きく分けると弦楽器、管楽器、打楽器の3つのグループから成り立っています。 オーケストラの基本的な構成である二管編成と、それに木管楽器の数を増やし、それに合わせて弦楽器の数も増やした三管編成(近代オーケストラの主流編成)があります。 さらに二管、三管を基準にして四管編成、五管編成があります。

それでは、どういう楽器が登場するかと言いますと、
【弦楽器】
第1バイオリン、 第2バイオリン、 ヴィオラ、 チェロ、 コントラバス
【木管楽器】
フルート(ピッコロ、アルトフルート)、 オーボエ(コール・アングレ)、 クラリネット(バス・クラリネット、ソプラノクラリネット)、 ファゴット(コントラファゴット)
【金管楽器】
ホルン、 トランペット(コルネット)、 トロンボーン(テナー・トロンボーン、バス・トロンボーン)、 チューバ(テナー・チューバ、バス・チューバ)
【打楽器】
ティンバニ、  他にバス・ドラム、スネアドラム、木琴、鉄筋、シンバル、トライアングルなど
が基本的な楽器の構成になります(後、それにハープやピアノなどの特別な楽器が追加され、使われています。)

各楽器の写真か絵があればよくわかるのですが、管理人の力不足でご用意できません。でも、多分皆さんも大方の楽器はご存知だと思います。
こうやって、楽器編成などを知ってくると、ちょっとだけ「クラシック通」に近づいた気になりませんか?

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♪世界三大オーケストラ♪

世界中に存在する星の数ほどのオーケストラ。 慣れていない間は「この曲を聴いてみたいのだけど、どのCDを買ったらいいのかわからない」と悩む方もいらっしゃるかと思います。
そこで、「世界三大オーケストラ」と言われる、歴史も実力も名声も兼ね備えたオーケストラをご紹介します。
但し、このオーケストラの演奏が「絶対」と言うわけではありません。 指揮者との相性、指揮者や楽団によって得意とする楽曲、当然リスナーの好み・・・。
それを全て網羅する事は不可能ですので、とりあえず「こういうオーケストラがあるんだ」程度の知識にとどめておいて下さい。

世界三大オーケストラとは、「ドイツのベルリン・フィルハーモニー管弦楽団」「オーストリアのウィーンフィルハーモニー管弦楽団」「アメリカのシカゴ交響楽団」の3つのオーケストラです。
各オーケストラの詳細は⇒こちら

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♪モーツァルトはいかが?♪

クラシック音楽への第一歩のように、よく「モーツァルト」の作品が紹介されますが、あれは「馴染みやすい」とか「聴きやすい」という理由からなのでしょうか?私には、その辺のところがよくわからないのですが・・・。とにもかくにも5歳で作曲!35歳で生涯を終えるまでの作品のすばらしさ(こういう言葉を間単に使うと、愛好家の方々にしかられそうですが)と、その数の多さには驚嘆するばかり。映画好きの方ならご覧になられた方もいらっしゃると思いますが、映画「アマデウス」では、モーツァルトの生涯が、みごとに描かれていました。私、最初はとても驚きました。音楽室の肖像画や作品から思い浮かべていたモーツァルトと、あまりにもかけ離れていて・・・。
でも何となく、何となく感じられたのですが、自分の本能に正直に、余計な事には拘らず、ただ真っ直ぐに音楽と向かい合っていた・・・のかなと。だから、今でも多くの人に愛される作品であり続けるのかなと。
あれだけの偉大な人だけれど、同じ人間で同じように音楽が好きで、何かを音楽に求めた。優れた才能をもった人はそれを「作曲」「指揮」「演奏」という形として残し、私のような凡人はそれを聴いて感動する。
深さや質の違いに「月とすっぽん」以上の差はあれ、同じではないかと思うのです・・・。
少々生意気な事を書き過ぎたでしょうか。ゴタクはこの辺にして、モーツァルトのCDは数多く出ていると思います。上記でご紹介したオムニバスとかにも収録されていますし。「胎教にもいい」というくらいの曲ですから、きっと、あなたの疲れた体と心を癒してくれるはずです。



追記 : モーツァルトが癒し系の音楽として多く紹介されるのは、「モーツァルトの音は(全てが・・・というわけではないそうですが)周波数が癒しの周波数帯にあるから」だそうです。
                  2005/3/29付 お喋り掲示板 ”遊び人の欽ちゃん”より

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♪アレグロって何?♪

よく曲の構成の紹介部分に登場する「第1楽章 アレグロ マ ノン タント」などの表示。 この「アレグロ マ ノン タント」ってどういう意味かわかります? もし関心がおありでしたら→「発想記号と速度記号」画面へどうぞ!!
(ちなみに上記の意味は「快速に しかし はなはだしくならない様に」という意味になります。)



♪ソナタ形式って何?♪

クラシック音楽はその構造や区切り、順序などが定義されています。この構造を示したものを楽式(音楽形式)と呼びます。この辺になってくると話しがとても難しくなってくるのですが、とりあえず「ロンド形式」「ソナタ形式」「メヌエット」「スケルツッオ」「ワルツ」について「一言説明」みたいなものを書いてみました。もし関心がおありでしたら→「楽式用語」画面へどうぞ!!

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