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蔓延する「居合」の波に呑み込まれない為に 居合についての現代人の認識は主に各種出版物やウェブ上の動画などにより形成されているのかもしれません 時代小説や座頭市の映画の影響もあるでしょうか 巻いた畳表を切るのも居合です 緩く手掛けした刀をゆるく抜き始め鞘離れしてから振り回す全国組織の団体も在ります あるいはあたかもそこに極意が秘められているかの如く先人の言い伝えを頑なに居合として守り続ける人々も居ます このように現代では居合で表される内容が多岐にわたり掴みどころのないものになっていると感じています 私達は「居合」とは 敵の不意の攻撃に対して防御を主目的とする日本刀を駆使した武術(刀法)であると考えています 故に稽古会の名称を一般に称される様々な「居合」と区別する意味で「日本刀の刀法研究会」としています 更に刀法の基本は体術であり体裁きであると考えることから刀の介在しない格闘技の要素も常に念頭に置いて稽古しています 内容についてのご意見やご教示は下のメールアドレスへお願いします 刀法研 主宰 野々村耕二 yubiwasogakuin@ares.eonet.ne.jp �� 090 8366 2984 |
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日々の気づき 2026/10/31 改訂 ※日本刀の刀法研究会では「居合に正解は無く.あくまでも方法論である」と捉えています 例えてみれば四百年に渡る伝言ゲームです 内容の取捨選択は私達に与えられた楽しい課題です このホームページの内容も信じてはいけません 全ての伝聞を疑い自らの身体を使って試してみること 確認することをお勧めします ※「居合は防御」を考える 連盟居合の教本に居合は防御という根本的な思想が見えないことによって一本目の抜き付けの〈要義〉が法的・倫理的観点から誠に不都合と考えます 「敵の殺気を感じ機先を制して抜き付ける」とは第三者の目にそして現代の法律に照らせば犯罪です 法律で救われるには「相手の不意の攻撃に対して柄頭や鍔などでの防御の体勢からいち早く鞘を外して攻撃に転ずる」でなければなりません〈動作〉に至っては「静かに刀に両手をかけ」は相手を威嚇し正に先制攻撃の殺気を感じさせる動作に他ならず相手の瞬時の攻撃に対応するスピードにおいても全く合理性を欠いています ※日本刀の刀法研究会を始めてから度々出会うのが竹刀剣道との違和感です (本当は随分前からなんですが) 立ち技で爪先体重・踵体重の使い分けは刀を扱ううえで大切です 剣道のように爪先一辺倒では刀と身体は一体化できません 刀は腕や上半身のみで支配するものではありませんからね また一般の人々の間に刀法の大本山は剣道という認識が強くあるように思いますが刀法つまり日本刀を扱う方法は様々な場面で剣道の体捌きと対立することが多いと感じています それは一言でいうと道具(竹刀)を支配するのか道具(刀)に身体を合わせるのかの根本的な認識の差であると考えます 得物を振り被ったときの肘の曲がりがその一例 ※全日本剣道連盟の教本に両つま先を立てる記述はありますが手掛けの後に記されていて動作の順を誤解してしまいます このことが緩く手掛けして緩く抜き始め鞘離れの後にシャカリキに振り回す剣道連盟居合の原点になったのでしょうか? 居合の動作は常に爪先から始まり身体を捌きながら手掛けするのではありませんか? ※刀法研の防御の刀法は「小さく速く」です! 防御の思想が無い威嚇と攻撃の剣道連盟居合は「大きく強く」ですか? ※タメ(居付き)を作らない為の注意 ☆爪先一辺倒の足の運びや飛び上がろうとする動作(剣道家は要注意) ☆振り被りの切っ先が水平より下がる動作(全剣連居合では強く禁止 水平を保つための根拠は他にもあるが) ☆柄頭を自らの臍より左や下から抜こうとする動き(居合は防御という意識が無い) ☆手掛け時のグリップ指の働きを知る これはむずいかな? 等々 ※甲野先生が発掘された(と信じる)難波の歩きを両手と両足が同時に出るものと認識している人が多いと思いますが 私は手と足ではなくと鎖骨と骨盤が同時と捉えています つまり現代の歩きは腰で切り難波の歩きは肩できるという違いです ※最近になって体捌きと刀の運動を一致させる為の究極の接点は指であると感じています 掌と認識していたのですが掌はグリップが深くなりまた手首の参加を誘発して微妙な「手の内」が機能しません 刀の軽重、長短にかかわらず強くて滑らかな太刀筋を生むのは指の動作に支配された巧みな手の内です 小指から順に締める 逆は緩める肘に続くこと・肩甲骨に更に腰から足まで繋がること 自らの全身の動きを直伝の早抜きなどで試してみて様々に実感すると良いですね ※手掛けと合掌 脇を締めて肘に促された両手はそれぞれ柄手と鞘手となり胸の前で防御の位置で出会った瞬間に爆発的な抜き付けを生むがそれはあたかも神仏に対する合掌の仕草に似る 脇を締めるのは格技の鉄則 身幅で刀を扱うためにも脇を締めるのは当然です 肘の向きにも要注意 決して外を向かない 無意識の柄手は庇い手の延長の直線運動 円を描くのは切っ先の軌跡です 柄手(拳)は直線上の最短距離を動く この端的な運動を刀を腕と肩で振り回している人はご存じですか? ※刀の直線運動と曲線運動の融合は刀法の基本です 刀の重量はここで発揮されますつまり動きの軽さと打突の重さ ※全居連(古流)などの一見無駄でスマートでなく見える動きも その原点を想像で辿ってみれば合理性に裏付けられた伝承である可能性が見えてきました 【無双直伝英信流の河野百錬先生から伝えられたのか?(真偽不明)鞘もろとも引き出す防御の仕草から間髪を置かず鞘のみを引き戻すとことで鞘離れを実現する 刀身の動きに注目すれば連盟居合一本目のそれと全く同じです】 以上連盟居合に参加しなかった河野百錬先生に連なる人の受け継いだ技に「居合は防御」を匂わせる動きを見つけました 私の独りよがりか? ※足首の反転と合わせて爪先で常時床を感じる必然を思い出しています 更に足首の反転時に足の指の付け根全部を床に接することで何か感じませんか? 下半身を軸に前後左右に向き直ることがとても楽です ※正座をしたときの足首の角度に今更ながら注意を向けています 足の親指が接するようにとか左足の親指で右を抑えるようにとかの教えは足首の反転に大きく関わります 膝から足首までの脛と足首から爪先までの足の甲がそれらの運動の基礎 浮身の原点か? ※居合とは「刀を抜くのではなく鞘を外すのである」ことにようやく思い至りました故黒田鉄山先生の動画を見たら名人ばかりになると思いましたが 柄口六寸とか九寸五分対三尺三寸とかは鞘を外す場合の心がけ? ※柄手の手掛けと居付きの関係? 柄手のグリップによって身体全体の動きが瞬間的にロックされると感じるのは私だけか? 身体の動きを制限する何某かの力を感じます咄嗟の抜き付けを求めるなら柄手のグリップの間を惜しむべきではないですか 手掛けは常に浅く入りグリップはヒットのポイントで Le secret, c’est de commencer doucement et de bien serrer pour que ca marche. 手掛けの後から動き始めても居合と言うんですか? ※手掛けから始まる刀法を居合とは言わない 爪先から始まる刀法こそ居合というべき ※稽古で手首や肩肘その他関節部を痛めたことはありませんか? 患部に過度な負担を掛けていることが原因と思います 痛みを軽減するには関係する関節部を連動させて使うことで患部の負担を軽くすることが出来ます それが刀との一体感を得ることに繋がります 上達のチャンスかもしれません ※様々なスポーツを知ることは毎日居合だけを稽古するよりずっと効果的 バスケットボールの練習を見て両足体重からの瞬時の体重移動を再認識しました 正面の切り替えの妙 フェイントの基本等学ぶことはいっぱいありますね 抜重に通ずるか ※刀は背筋で振ります。ゴルフのクラブや野球のバットと同じです 投球にも通じます 刀を振る動きは体軸から捻りが始まる 道具を身体の延長のように扱う 振り上げた刀にぶら下るという感覚は解りますか ゴルフの山下美夢有さんのスイングを参考に ※両股関節に均等に体重を乗せること 均等に体重を受けている股関節での体重移動が最も早く無駄な動きがない ※肘は柔らかく伸ばして打突(五輪の書?) 刀は小さく上げて大きく下ろす 振りかぶりに必須の意識であり肘が伸びていないということは肘から先で刀を操作することに繋がる 更に左から右の自然な捻りを阻害する 肘から膝を腰で捌く 振り被った刀は床に平行 二の腕は耳の脇まで 刀の振りは少なくとも肩甲骨から 更に左手から右手への運動の伝達で切っ先は伸びる ※刀を反転させることが切る基本であることから刀の経回転と緯回転を知ることは大切 刀の経回転と緯回転の間に防御と攻撃の妙はある ※刀の直線運動と曲線運動の融合は刀法の基本です 刀の重量はここで発揮されますつまり動きの軽さと打突の重さ ※着座から始まる丹田の役割 左と右・右と左 身体の各部分の動きを認識することから体捌きは始まる 踏込み足と送り足の関係もまた身体の右と左です 膝から下で踏み込むことの認識が必要 ※剣道連盟の居合道教本の一本目の動作を「両つま先を立て」で始まる解説は誠に理にかなっていると思うのですがこれを忠実に稽古させず両踵を立ててお茶を濁している現状はとても居合とは言えず 速さにおいて確実に後れを取ります 錬度ではなく必須です足首を返すことが重要なポイント 決して踵を立てるのではない ※全剣連の送り足は軸足のひかがみが伸びた瞬間が正面への打突の時 つまり軸足の詰め 直伝の送り足は方向にかかわらず打突の瞬間に強さを担保する足 剣道連盟の指導者に直伝には送り足が無いという人が居ましたが私は直伝の「血ぶるい」「受け流し」「付け込み」など刀の振り切りと同時に両足を揃える足は送り足と考えています 抜重にも通じるか ※立ち技の踏込み足の膝の位置知っていますか? 振りかぶりの切っ先の位置と合わせてご注意ください 股関節からの体重を受ける膝 踏込みの膝 送り足の膝 反転時の軸足の膝 爪先からの始動を伝える膝 なんでもかんでも膝々々 ※筋力を節約する膝の使い方は大切つまり骨格を意識すること 筋肉は骨格に繋がっています 様々な動きに必須の認識 股関節から膝、足首、爪先の連携の運動はいつも意識すること ※直伝英信流の正座の部の一本目から四本目で踏込み足がそれぞれ右左が交互になるように構成されているのは居合にとって大切な要素です いずれも抜刀は相手を確認してからです 防御から攻撃という居合の本質に照らして行うなら 回転しながら相手の動作を確認もせずに鞘を外すのは違います また抜刀の間は4本とも同じでなければならないと思います ※直伝英信流で左右の順に手掛けするのは何故?居合は防御からの発想と関係はあるのか?関係があってほしいなぁと思っています 右手のグリップが諸悪の根源とも ※直伝の正座の部「前」の抜き付けはがま口に抜きなさいって聞いたことありますか? すると抜き付けた切っ先は連盟居合と同じだけ遠くまで届きます 20センチも手前を通しておいてこれこそが直伝と称している先生が居ます 信じたらあぶないですよ 高知の直伝の三谷先生の箱根八段戦での見事な抜き付けを是非参考にしてください ※技名は伊達についていません 「附込」「行違」など動きを表現している筈です今一度考えてみましょう 神伝流におもねっている全剣連に連なる直伝の先生しっかりしろ! ※直伝英信流山内派の「追風」と「信夫」はいかにもご都合主義の解釈に違和感があります 特に直伝山内派の「追風」については居合の技前とはとても思えません 直伝の一派から得たであろう夢想神伝流の「虎乱刀」にむしろ合理的な伝承がありますが彼らの「付け込み」や立ち技の「門入り」には付いていけないですよ ※「附込」は摺り上げて立ち上がる時に左足軸は不合理 右足を軸でないと相手との間合いと打ち込む時間の間合いが違うと思います 私が受けた教えが違ったのか? ![]()
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