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法勝寺中学校学校だよりから校長先生のメッセージを掲載します。
新着
学校教育目標
「自ら目標や夢を持ち、人と関わり合いながら、主体的に行動できる生徒」を育てよう
『志』 『関わり』 『主体性』
2021(令和3)年のスタートにあたって
〜新しいことを、新しい視点で生み出す「創造の年」に!〜
1月もあっという間に「行って」しまいました。遅ればせながら、今年もよろしくお願いいたします。
3年生にとっては、「15の春」と言われる進路決定、高校受験のシーズンとなりました。併せて、中学校生活の最後、義務教育最後の時間が刻々と過ぎていく時期となりました。1,2年生はそんな3年生の姿を見ながら、法勝寺中学校の最上級生、先輩となる準備を着々とすすめていく3学期となります。
世の中は、コロナ禍で都市圏に緊急事態宣言が発出されたり、鳥取県でも西部地区内でクラスターが発生したりと、依然として「終息」のきざしは一向に見えてきません。
ないからこそ、早めに判断、決断をし、目標や気持ちを切り替えて、
できること、学べること、楽しいことを新しい視点で、新しく生み
出す、ポジティブ(積極的な、前向きな)な取り組みを進めなけ
ればならないと思うからです。
昨年の修学旅行で、平井知事が『コロナで今は大変、つらい、
厳しいけれど、いつかきっと懐かしく思い出せるときが必ず来ます。
「あのコロなぁ・・・」と・・・・・。』と、お得意!?のダジャレを披露して
くださいました。まさにその通りだと思います。今の状況の中で、
「あれができない」「これもできない」と考えるのではなく、「それならできる」「こうしたらできる」と創り上げた思い出を「大変だったけど、○○なことしたなぁ!」と懐かしく思い出せるように、学校生活を工夫していきたいと思います。
まずは、3年生には春三月に満面の桜のような笑顔があふれますように!
1,
2年生には新しい法中を任せられる頼もしさが本物になりますように!
保護者、地域の皆様には、なお一層のご理解、ご協力を頂きますように!
法勝寺中学校の2021年がスタートいたしました。
今年1年、よろしくお願いいたします。
○令和2年12月25日
学校教育目標
「自ら目標や夢を持ち、人と関わり合いながら、主体的に行動できる生徒」を育てよう
『志』 『関わり』 『主体性』
法勝寺中学校だより NO.10(R2.12.25)
『親守詩(おやもりうた)』から思う・・・・2020年の締めくくり
法勝寺中学校長 黒見 隆久
昨年に続いて『第5回親守詩鳥取県大会』で「学校賞」をはじめ、鳥取県知事賞(作文・詩)、県議会議長賞(定型詩)、
優秀賞(作文・詩、定型詩)など9名の生徒が表彰を受けました。
「子守歌」は、親が子をいつくしみ、思う歌です。それに対して「親守詩(おやもりうた)」は、自分を育ててくれた親を思い、
親に感謝する気持ちを表し伝えようとする詩です。日頃言えない「ありがとう」や「ごめんなさい」をつぶやいたり、親子の絆を
ほっこりと感じ取れる詩だったり・・・・・。今年も「家庭教育」の大切さや素晴らしさを改めて見直し、家族の絆について考える
取り組み
受賞作品をいくつか紹介します。
○鳥取県知事賞(作文・詩の部)
お母さん、いつも一人で大変だから、いつか恩返しさせてよ
ね。一人でつらかったら、僕がいるからいっぱい頼ってね。お
母さんは一人じゃない、三人の家族がいるから、心配しなくても
僕たちなら大丈夫だから。でもたまには心配してください。いつも本当にありがとう。
○優秀賞(作文・詩の部)
毎朝眠いときにも仕事から帰ってきて疲れたときも、おいしい
ご飯を作ってくれている両親。夜に塾があるときには、ばあちゃ
んがいつもおいしい料理を作ってくれる。じいちゃんは学校に行
くとき必ず「行ってらっしゃい」と言ってくれる。そんな両親、ばあ
ちゃん、じいちゃんにありがとうと言いたい。
○家族賞(作文・詩の部)
私はたまに部活が嫌になるときがある。そんな時、母は
いつも励ましてくれる。私はその言葉に対して、ありがとう
の一つも言えていない。本当は心の底からそう思っている
のに。「頑張れ」その言葉で私はたくさん助けられた。
いつもありがとう。
私が立ち止まっていたら一緒に立ち止まってくれる。私が困っていたら一緒に悩み、光をくれる。
いっぱいの優しさと愛を注いでくれる。そんな母は、私の大好きな人。そして私の一番のあこがれ。
○鳥取県議会議長賞(定型詩の部)
文化祭 演劇中でも 親さがす
○家族賞(定型詩の部)
怒ったら 鬼に変化し 腰抜けた
ありがとう 言いたい心と 言えない私
口や態度に表すにはちょっと恥ずかしかったり、反抗期真っ最中だったりする中学生ですが、心の中では温かさや
優しさ、時には厳しさを求めている姿が感じられます。大人へと成長する一面に頼もしさも感じます。
「言葉をつなぐ 心をつなぐ 親子をつなぐ 親守詩」
法中生とその家族の、ほんわかあったかい一面を感じる取り組みとなりました。
コロナによって振り回され続けた激動の2020年でした。しかし、生徒、教職員、保護者、地域・・・法中に関わる人
すべての思いや行動力がひとつになれば、少々の困難や障壁は何とか乗り越えられることもわかった1年でもありました。
親守詩で表現されたように、生徒たち一人ひとりの心の中には、口や行動に表しにくいだけで、温かい、前向きな、
力強い気持ちがあるのだと感じます。それを引き出すのが教師であり、家族であり、地域の役目であるのだと思います。
2021年がさらに法勝寺中学校の飛躍の1年になるよう、来年もご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
少し気が早いですが、よいお年をお迎えください。
学校教育目標
「自ら目標や夢を持ち、人と関わり合いながら、主体的に行動できる生徒」を育てよう
『志』 『関わり』 『主体性』
法勝寺中学校長 黒見 隆久
『ふれあいウォーク』『学校祭』『修学旅行』『県駅伝』など、今年度の大きな学校行事を
一つひとつ無事に終え、ホッと胸をなでおろしています。
どうしたら開催できるかを生徒、教職員、保護者、地域で考え、相談し合い、協力し合い、何とか
実現できた今年の取り組みばかりです。
保護者の方にも何とか観て頂く方法はないかと考えた新しい試みでした。うまくいくかドキドキしまし
たが、多くの方に喜んでいただくことができました。体育の部では、縦割り組別対抗をやめて、
学級対抗で勝負しました。種目に工夫を加えたこともあって、笑いと涙、歓喜と悔しさが爆発し、
想像以上の盛り上がりもありました。最後に縦割りで練習した『全校ダンス』で締めくくる演出は、
3年生のアイデアと指導によるものでした。
修学旅行は、平井伸治鳥取県知事に会い、県庁食堂で
平井
それから20年、
これからどんな困難にあ
がんばってください!」とおっしゃった言葉がとても温かく、力強く印象に残っています。
コロナ禍の今年は、さまざまな制約があり、行事や集まりの縮小、中止が相次ぎます。そのなかで、
さまざまな工夫を凝らし、多くの人の理解や協力を得て日々の生活や学校行事が行えたということは、
もしかしたら貴重な経験と糧(活動のもとになるもの。力づけになるもの。)になるかも知れません。
マイナス要素のおかげで、かえってプラス思考が生まれ、新たな発見やチャレンジにつながっているかも
知れません。
2学期も折り返し点を過ぎて1ヶ月たちました。それぞれに新しい目標を立ててシフトチェンジしましょう!