寝台特急出雲
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寝台特急「出雲」は、東京−出雲市を約13時間かけて走ります。
A寝台シングルDXとB寝台開放、それから唯一、オシ24を連結する寝台列車です。とは言っても営業していませんけどね。
 
出雲切符
昔から一度乗ってみたいと思っていた「出雲」に今回乗車してきました。

東京駅10番ホームは昔ブルトレ全盛期の面影は今ではほとんどなく、ガランとしたホームになっていました。せっかく東京に来てるので、「出雲」に乗車する前の「あさかぜ」の入線を見ることにしました。

EF65PF(今回出雲を牽引する)機関車が東京駅10番ホームにゆっくりと入ってきました。そのあとEF65PF機関車を切り離し、先頭には「あさかぜ」を牽引するEF66機関車がゆっくり連結された。この光景は昔とかわりなく今も続けられている。
 
東京駅出発 21時10分
 
東京駅
20時59分、「出雲」が入線してきた。先ほどの「あさかぜ」と同じくEF65PF機関車に牽引されて、そのあと先頭にはEF65PF機関車が連結された。編成が12両編成のため機関車は撮影できなかった。次位の電源車のカニのヘッドマークでさえも...。まぁ仕方がないです。さて私の今日の寝床のA寝台シングルDXに乗り込むことに、荷物を置き、とりあえず、停車している間に数枚の写真を撮影した。

今回知人が見送りにきてくれた。やはり嬉しい。さぁ列車もそろそろ出発。知人は車内から降りて、私の部屋の近くの窓付近から見送ってくれた。行ってきます!駅の先端で小さい子供も私に手を振ってくれた。
 
20時59分、「出雲」が入線してきた。先ほどの「あさかぜ」と同じくEF65PF機関車に牽引されて、そのあと先頭にはEF65PF機関車が連結された。編成が12両編成のため機関車は撮影できなかった。次位の電源車のカニのヘッドマークでさえも...。まぁ仕方がないです。さて私の今日の寝床のA寝台シングルDXに乗り込むことに、荷物を置き、とりあえず、停車している間に数枚の写真を撮影した。

今回知人が見送りにきてくれた。やはり嬉しい。さぁ列車もそろそろ出発。知人は車内から降りて、私の部屋の近くの窓付近から見送ってくれた。行ってきます!駅の先端で小さい子供も私に手を振ってくれた。

さぁ乗り込みます
個室に腰を落とし、外を眺めるとネオンがピカピカ光って大都会東京という感じがした。ノックが聞こえあけると車掌さんが切符の拝見ととも部屋のカギを手渡してくれた。あとベットの動かし方を、ついでにやっていただきました。少しベットが広くなった。最初この座席を見たとき狭い、B寝台と変わらないと思ったが少し広くなったことで、安心した。まぁ個室というのがやはりゆったり出来る。ベットは派手なオレンジ色をしていて、まだ張り替えたばかりなのか?かなり綺麗でした。

21時34分、横浜に到着、窓の外には会社帰りのサラリーマン、OLで混雑していた。それをよそ目に、ゆったりと時間を過ごしている私がいる。贅沢な時間を過ごしているのか?それとも無駄な時間を費やしているのかはわからないが、

EF65機関車が汽笛を鳴らしている。なんとも心地よい音だろうかぁ。好きな人にしかそう思わないと思うが...。

22時、車掌さんが今夜最後の車内放送だとアナウンスされた。いつもこんなに早く寝ないのだが、なんか眠くなってきたのでとりあえず寝ることに、そうそう、明日早く起きるので目覚ましをセット。おやすみなさい。

A寝台シングルDXのカギ
ふと列車が止まっているのに気づき、カーテンを開けると京都でした。ここで東京から牽引してきてくれた。EF65PF機関車とはお別れです。これから山陰本線に入るためDD51機関車にバトンタッチです。このためここで8分の停車みたいです。切り離しは列車にはショックはないですが、連結の際は列車がガコンと揺れます。DD51機関車はディーゼル機関車で先ほどのEF65機関車ほどの速さはないですが、ゆっくり力強く引っ張ります。速度も先ほどに比べると遅くなったみたいです。さぁ、もう一度寝ることにします。

朝5時半に携帯の目覚ましがなり起きると福知山付近を走っていました。まだ外はうっすら明るいぐらいでした。列車は浜坂駅で停車して、「はまかぜ」を待ちます。部屋から「はまかぜ」の姿は見えませんが、ディーゼルの音でいるのがわかるほど響いていました。列車はこれから餘部鉄橋を渡ります。昨日台風が日本海側を通過したのでもしかして強風で渡れないかもと思っていましたが、風もやみ無事通過できました。この橋も後数年後には取り壊されるそうです。

ぼろぼろの電源車
さて早朝起きたのも誰もいない食堂車を撮影に行くために起きたようなものなので、行くことに、やはりこの時間は誰もいなかったです。列車のサウンドだけが聞こえ、室内はシーンとしています。食堂車は現在、営業をやっていないのですが、この車両があるだけで昔の思い出が思い浮かぶようです。

一通り撮影を終え、自室に戻ります。途中3両のB寝台を越えなければなりませんが、ほとんど人が乗車していない寂しい車内です。このままだとこの「出雲」もやばいなぁと感じました。部屋に戻り、カーテンと個室の扉を全快に開けて車窓を楽しむことに、海側は廊下部にあたるもので

たしか先ほど、浜坂から車販が乗り込んできたみたいです。こんなに人が少ないのでだれも買わないのではと、なんかこっちが心配してしまいました。私は東京駅でパンを購入していましたから買いませんでしたが、米子駅で21分停車があるのでそこで駅弁を買うつもりでいました。

列車は次は鳥取駅まで止まりません。日本海を眺めながらゆったりした時間を過ごすのはなんか心地よい感じがしました。列車が高架に入り、まもなく鳥取駅です。ここには9分の停車だと先ほど車内放送で車掌さんが言っていました。ここでほとんどの乗客は降りた模様です。A寝台には私のほかに2名の乗客がいるだけです。
 
列車はゆっくりと鳥取駅を後にし、倉吉駅に向かいます。この途中も右側に海がちらちらと見え隠れしています。空は青空が広がり、とても綺麗でした。

宍道湖
倉吉駅に到着して私の隣の乗客が1人降りました。次は米子駅です。

米子駅に到着です。21分停車なのだから降りることに、前まで行きDD51機関車を撮影して、それから駅弁を買いに行ってきました。米子駅の隣は車庫になっているため気動車や機関車が見え。EF64という峠専用機関車?もいました。これは伯備線経由で岡山に行く貨物列車牽引用です。寝台列車にもこの機関車が牽引している「北陸」があります。この長い停車時間内に「出雲」も後ろ3両が切り離されていました。こんなガラガラなのに増結しているというのも不思議です。

長い停車も終わり、米子駅をあとにしました。米子駅を越えると右手には中海という湖が現れます。天気がよいので綺麗に見渡せました。列車は松江駅に到着、ここでも9分に長い停車です。鳥取あたりから長い停車が多いみたいですが、やはり単線も混じるので仕方がないのでしょうね。松江駅を出ると今度は有名な宍道湖です。シジミで有名ですよね。この景色もとても綺麗でしたよ。
 
出雲市駅にて
出雲市駅到着 10時57分

まもなく終着駅、出雲市駅です。長い旅もそろそろ終わりです。初めて乗車した「出雲」は山陰本線というローカル線を走る最後の寝台特急です。いつまでもこのまま走りつづけてほしいものです。しかし今の現状では難しいかもしれませんね。列車はゆっくりと出雲市駅に到着しました。ありがとう。寝台特急「出雲」また逢う日までお元気で
 
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