戦争と人道に対する罪

平成12年4月25日



先の戦争の時、多くの国々が何らかの戦渦に巻き込まれ多くの人々が

傷つき、悲しみ、そして命を落としていきました。

戦争とは人と人が殺しあうすべての人類が忌み嫌うべき行為のはずです。

しかし、時として私たちは戦わねばならない時があるのです。

どうしても戦争が避けれない時、戦争でしか国を守れない時が....

日本の戦争は様々な当時の状況の下で避けれたのか?

その一番の問題として、植民地政策があります。

自分を襲ってくる相手に対して応戦するこの当たり前の行為が

戦争であった場合、一体誰が、「戦争は人道に反するから

してはならない。」と言えるでしょうか?

当時世界地図は、多くの植民地で埋まっていました。

この人道に反する植民地政策は主に白人達によってなされていて

中東やアジアのほとんどはアメリカ、イギリス、フランスを

はじめとする列強諸国によって植民地化されていました。

これらを開放するために立ち上がった私達の祖父たちの行為は

本当に人道にそむく行為だったのか?

仮に(これは本心ではないが、)日本が侵略目的で先の戦争を

起こしたとしましょう、しかし、それだけではほかの列強諸国と

同じ罪を犯した事になるだけでほかの列強諸国以上の

罪でも何でも無いのです。

戦国時代の武将を現代の感覚で「人道に反する行為を行った

殺人者」と言い出すのといっしょで、当時強い国が弱い国を

侵略していくという行為は当たり前の事だったのです。

しかし、日本は白人達の植民地政策に対して国防の上からも

そして、人道上の観点からも許す事が出来ず自衛のため

そして、アジアの開放のため、大東亜戦争に突入していったのです。

本当に、人道に対する罪を犯したのは誰か(どの国か)?

大東亜戦争(第2次世界大戦)は人道に反する行為だったのでしょうか?