小泉首相の靖国神社参拝

2005年5月28日



終戦記念日とは勝ち負けに関係なく、戦争が終わっためでたい日であります。

勿論、その国にとっては勝って終わった日の方がより嬉しい日ではあるでしょうけど。

しかし、日本にとって8月15日は終戦という戦争が終わって平和が訪れた日と同時に

戦争に負けてポツダム宣言を受託した日です。

厳密には、その後すぐに日ソ不可侵条約を破棄して侵略してきたロシアとの戦争が始まり

一概にその日を境に平和が訪れたとは言い難いですが・・・

(満州には殆ど軍隊が残っておらず、逃げ送れた民間人が無差別に殺傷される虐殺で

戦争と呼べるものかどうかは疑問、更に大勢の日本人を拉致し強制労働に従事させて

その過酷な環境で数え切れない程の日本人が生きて帰れなかった)

一国の首相がその国の為に戦い死んでいった戦没者を祀っている施設へ何らかの行事で

参加する事は国内の内政問題で他国の関与するべき事象ではありません。

日本が中国に対して、国民が政治家を選ぶ選挙制度導入(要は民主化)を要求出来ないのと

理屈は全く同じです。それをすれば内政干渉という立派な犯罪になります。

戦争が終わったことは誰もが非難しない、喜ばしい日なのです。

その日に靖国神社へ、平和の誓いの為に参拝することは、むしろ必要な事であります。

が、小泉首相は近隣諸国に配慮(?)して、8月15日の日をずらすという暴挙に打って出ました

終戦の日以外の参拝の方がよっぽど問題行動なのです。

勿論、何時でも毎日でも靖国神社を参拝するのは彼の自由ではありますが・・・


結論付けますと、基本的に小泉氏の自由にしてもらって構わない行動です。

中国・朝鮮の言い分に耳を貸す義務はありません。

中国・朝鮮の言い分に耳を貸す必要はありますが。

その上で、参拝はやはり8月15日しか無いと思います。

本人も不戦の誓いとか言っている以上尚更でありましょう。


尚、私個人としては小泉氏に靖国神社参拝をして欲しくはありません。

その理由は彼は靖国神社を参拝するに相応しくないからです。

彼に参拝されても英霊の御霊だ癒されるとは到底思えないからです。