大阪の小学校に精神異常者が包丁を持って乱入、児童と教師を
無差別に切りつけて8人もの尊い命が奪われると言う犯罪史上
稀に見る凶悪強暴犯罪が起こりました。
被害に遭われた全ての方々には心からのお悔やみを申し上げます。
さて、その翌日に小学生が公園で刺されると言う事件が起きました
その後の調べで、犯人は被害者にいじめられていた同級生であると
わかりました、大阪の事件に感化されたかどうかは定かではありませんが
おそらくは、大阪の事件を知って何らかの影響があったものと推測されます
「いじめ」は昔からあり、日本人の文化でも、あって当たり前くらいの
感覚でこれまでやってきたのですが、近年いじめの形態は子供達同士の
コミュニケーションからかけ離れ、傷害や暴行、恐喝や脅迫等
もはや、犯罪とよぶのが正しい形態に発展しています。
しかし、これまでいじめに対してそれほど真剣に大人達や教師達
それに、警察が取り上げてこなかったのも事実で、その結果
とうとう、今回のような事件が起きました。
幸い相手の男児は命に別状はないとの事で最悪の結果は
免れましたが、小学6年生がもはや相手を殺す事を選択しなくては
ならないほど、いじめの深刻さは切実なものがあると思われます。
いじめは立派な犯罪として対応するべきであり、捜査権や拘束権の
ない教師に解決を求めるのは、かなり困難な状況であります。
被害者は被害を警察に届け、速やかに警察が捜査に乗り出し
迅速に犯罪者の検挙に着手するようにしなくてはいけないのでは
ないでしょうか?
“いじめ”から“犯罪”へなぜ変わる事になったのか?
教育関係者はその事を当然追求し、今後の為にも色々と
役立てていって欲しいですが、今は学校の責任範疇で収まる
“いじめ“から警察の責任範疇の“犯罪“になっている事を
素直に受け止め、速やかに適切な対応を国に(特に警察)
お願いしたいものです。