20世紀の独裁者、20世紀の虐殺者

平成12年4月13日



この前テレビで20世紀の独裁者と言う番組がありました。

さて、独裁者が3人登場してきました。一体誰でしょう?

3人ですよ!

答えはスターリン、ポル・ポト、ヒトラーの3人でした。

「エエー? 毛沢東は何処に行ったんじゃ?」と思いませんか?

そして、番組は3人の行った虐殺について進んでいくのだが

毛沢東の毛の字も出てこないではないですか

そんな馬鹿な?! と、いうわけで結論です。

委員長の決める20世紀虐殺王者ランキング決定戦結果発表
ワーワー   パフパフ   ヒューヒュー

まずは世界無差別級ランキング4位 アドルフ・ヒトラー

彼は、第2次世界大戦のさなか戦争行為とはまったく別にユダヤ人

に対する虐殺を行い、ユダヤ側の言い分によると600万人。 が、実際のところは

施設の遺体処理能力やその他収容所の収容状況等を考察すると200万人ぐらいか!

ただ間違えてもらっては困るから、あえて書くが600万人と200万人の場合は

数の問題ではないのだ!(南京事件と照らし合わせて)

しかし、彼などは虐殺の世界においてはまだまだ駆け出しの三下で、われら一般ピープル

から見れば虐殺者と言ってもらえもするが上位3名の前には赤子同然なのだ!

彼の虐殺は戦争行為中のどさぐさに紛れて行ったもので、虐殺の対象も

他民族である(彼にとっては敵対民族)(実は彼にはユダヤの血が入っている)

そして世界無差別級ランキング3位 ポル・ポト

彼は、カンボジアでポル・ポト派を率いて政治の実権を掌握すると

国民皆労働や通貨を必要としない自営的な共同体 (集団協同組合)等の

共産幻想の夢を見て、教師や学者など所謂知識層の人間を手始めに、

病人や怪我人、老人、幼子等々片っ端から人員整理を行い

虐殺総数100万人から300万人(人口に対する虐殺した数のパーセントで言えば

後に語る毛沢東を抜いている)の記録を打ち出した。

そして世界無差別級ランキング2位 スターリン

数から書こう、ずばり2000万人。(もっとも正確な数字は全く分からない)

内訳は、強制収容所(虐殺所?)1200万人、処刑者100万人、

その他、飢餓輸出や少数民族に対する暴政など700万人。

細かく書けば、かなり長くなるので、まとめるが、彼はソ連を裏切りと

密告が支配する収容所国家に変えてしまい戦争時でもないのに

自国民に対し、ポル・ポトの10倍(それ以上)ほどの虐殺を行ったのだ。

そして最後に登場!  その名も 毛沢東 

彼についてはもはや形容する言葉も見つからない。虐殺の申し子

虐殺・オブ・虐殺  20世紀の代表者  赤い指導者

数は、3000万人から8000万人(第2次大戦の犠牲者を超える可能性も有り)

これまた、はっきりした数字は、全く分からないただし3000万人という人数は

最低でもこれ以上という数字であることを忘れないでほしい。

詳しい説明は、スターリン同様長くなるので簡単にいうが

まず、素人の毛が、農業政策に口を出してそこから大飢饉を巻き起こして

3000万人の餓死者を出し、その後文化大革命(本当は文化大虐殺)に突入

最下層身分の若者による(若者を使う手口はポル・ポトも使っている)リンチ等により

更に更におびただしい数の人間が........

そして、付け加えるとその殺害方法だが、ホロコーストなどと比較すると

遥かに残虐な殺し方である。今まで虐げられてきた若者が逆に相手を殺すのだから。

しかも若い青年ときている、人の痛みなど考えない人間の殺し方ほど怖いものは無い

このページは、中高生にも読んでもらってもいいように考えているので

細かい描写は省くが、残忍性ではポル・ポトもためを張っている。

長い文ではありましたが、個別にはいいたい事の20%も云ってません。

それぞれ、別の機会に取り上げようと思っています。