コンパクト防犯ブザーからの機体発見ブザーの制作  2007年10月

前回はダイソウの100円shopで制作しましたが
コンパクトタイプを友達が見つけたので
これの機体発見ブザーを制作しました。
KOGさんがHPに載せてるブザー回路BZ20を
使わせて貰いました。

  
大きさは 38mm×27mm×18mm 実測です。 重さは17.6g(購入時)です。
1.透明PPを外して、ピンを抜くと鳴るか確認する。
2.裏蓋を外して、ボタン電池を外す。
3.ピンを矢印方向にチョイチョイと持ち上げると
  基盤が持ち上がります。
  また復旧しますので無理をしないこと
4.電池ボックスを矢印で取り付けているので
  ラジオペンチでこねて外す。
  こちらは使わないので少し壊してOKです。
5.電池ボックスの赤+と黒−のリード線を半田コテで
  外します。
基盤をひっくり返して、矢印の半田を吸い取ります。
・赤のリード線を利用する場合は
 現行付いてるのを外して、マークに変更します。
・PICのコンデンサーの足を利用する場合は
 現行付いてる赤のリード線は外しておきます。

<注意>
ブザーへのリード線(黒)は細くてブザーの半田の
所で切れやすいですから 乱暴にしないこと。
外れたらアルミ半田でやる必要があります。
LiPoの半田と同じ。
基盤の半田を吸い取ったらピン側を持ち上げると良い。 私は無理して基盤の銅箔ごと取ってしまったやつもある。
ピン側はOKだが、写真の下側はしっかり付いてるようだ。
裏蓋付きでは7.7gと10g軽くなった。                     裏蓋なしでは5.3gであった。
余り減量されないので、スペースがあれば裏蓋付きで搭載する予定です。

PIC周りの回路図はKOGさんのHP通りです。
基盤に組み込む方法と基盤なしの方法が有りますが、電池ボックスの大きさ以内に制作する必要があります。
PIC周り : 1/2基盤+1/2空中配線方式で制作します。
         Full基盤でもケース内にぎりぎりに入りますが部品配置を充分検討要です。2ケ作成・・・鳴りました。
         空中配線は余裕で入りますが、 作業がやりにくい(手が4本あればOK(笑))です。
         私が制作した3ケは全て鳴らない!? 以上より1/2方式にした。 
3×4の基盤を切り出します。 PICの未使用の足(2,3,6)は切り取る。
左側のRN1002は左右をちょっと開ける。
右側のRN1005は直角に曲げてBのみ大きくひらける。

1列目にPICの8 7 5 を差し込む。
     コンデンサーの1本は8番と同じ穴に差し込む。 
2列目にRN1002のE C B を差し込む。
    背が高いので出来るだけ押し込むこと
3列目にRN1005のE C × B を差し込む 
裏側の配線。 右側のみ空中配線


受信機からのリード線とブザーへの配線を半田付けして
ケースに収めた。
この後 リード線出口付近とブザー基盤とPIC基盤の間に
セメダインsuperXを流し込み、PPフイルムをかぶせ、
ひっくり返して固まるのを待つ。
振動板に接着剤が付かないためです。 
全て基盤に組み込み作成:
三宅さんの写真提供より
RNをPICの左右に配置して製作しました。
1本 表を渡ってる配線も同じでした。

鳴りました。 嬉しい!
失敗作:
1002と1005の足は上下逆にしてPICの上配線と
下配線で行ったが、途中で足が根本から折れて外れた。
PICの足は下向きを上向きにせずに、上下配線をした。
下配線があるので振動板でショートしないように
ビニールテープで絶縁。・・・鳴らない!? 原因不明
裏配線のみでやる。 ブザー基盤へは+はコンデンサー
の足で、−はRN1005の足で行った。
ちょっと窮屈。 
がっちりしている。

鳴らない。 原因不明。
5ケ製作して2ケの成功。 フ〜〜〜  老眼には非常にしんどい作業やね。 
特に空中配線は半田付けするところを密着させるのに大変やった。 

これのお世話にならないよう 着陸にうまくなりたいものです。