北近畿の草花 夏の7



丹後の農家で生まれ、但馬の農家に生活している私の
知っている草たちです。思いつくままに紹介します。

[草の名前]

オオマツヨイグサ、アマチャヅル、カボチャ、カラスウリ、キュウリ、ニガウリ、 ゴキヅル、
イチビ、 ガマ、スベリヒユ、ナツズイセン、イタドリ、オオイタドリ、タニソバ、ママコノシリヌグイ、
トマト、ナス、マルバルコウ、ネナシカズラ、ヒルガオ、

オオマツヨイグサ

オオマツヨイグサ

道端や川原で見かける。夏の夕方7時過ぎに花を開く。100cm程度。アカバナ科の2年草。09/06/18

アマチャヅル


アマチャヅル

山田のそばにあった。ヤブガラシより少し小さな5つ葉で、右上につぼみが見える。葉をかむとかすかな甘味がある。ウリ科の多年生のつる草。花期は8-9月。12/08/25

カボチャ

カボチャ
 茎は地面を這い、葉の付け根から根を下ろす。オレンジ色のカボチャの花。花期は7-10月。よく熟した実はそのままで2,3ヶ月保存できる。
 冬至にカボチャを食べると風邪をひかないと言われている。これはカロチンを多く含んでおり、カロチンは、体内でビタミンAにかわって肌や粘膜を丈夫にし、感染症などに対する抵抗力をつけてくれるから。ウリ科の1年草。12/07/15

カラスウリ

カラスウリ

家のそばの空き地に生えていたつる植物。花は夜に開き朝にはしぼんでしまう。ウリ科の多年草。花期は8-9月。03/07/22

 

キュウリ 

 黄色の花。小さいキュウリが雌花の下についている。夏の野菜。ウリ科の1年草。14/06/21

 

ニガウリ ニガウリ

 葉には独特のにおいがあり、茎は巻きひげでものに絡まり、よく伸びる。黄色の花。夏の野菜で別名ゴーヤ。ウリ科の1年草。07/09/17

ゴキヅル

ゴキヅル
山で見かけた、ウリ科の1年生つる草。葉にはいろいろの形がある。04/07/19

イチビ

畑の中で見かけたアオイ科の1年草。草丈1m〜1.5mで7-9月に直径2cm程の黄色の花が咲く。インド原産で、繊維を取るため中国を経て伝わった。
15/07/01
ガマ

ガマ

 休耕田で。高さ2m近くにもなる。穂の上部の細い部分が雄花で、下の太い部分が雌花。ガマ科。7/17  

スベリヒユと松葉牡丹

スベリヒユとマツバボタン 
どちらもスベリヒユ科。松葉牡丹の花は日中咲いているのに比べ、スベリヒユは朝のおよそ 8時頃から10時過ぎまでと開花時間が短い。写真左上の葉は、サツマイモ。01/08/24

スベリヒユ

 野菜畑でよく見かける。 夏に黄色い小さな花を咲かせる。
夏の朝に花が開くが、10時にはもう閉じてしまっていて見ることはできません。食べられます。スベリヒユ科。薬草。20cm程度。14/07/21
     

夏水仙

ナツズイセン


夏の終わりにピンクの花を咲かせる。畑や田んぼの畦に見か
ける。ヒガンバナ科。14/08/17
  

タニソバ

タニソバ
農道で見かけた。高さ、40cm程度。タデ科。01/08/11

イタドリ

イタドリ

春先のやわらかい茎は、食べられます。丹後の一部の地域ではダンジンバといっていました。 写真は、夏の終わりで茎から穂がでているところです。100〜150cm。タデ科。12/08/12

オオイタドリ

オオイタドリ春先のやわらかい茎は、食べられるそうだ。 林道脇にたくさん生えていた。工事後の法面保護のためにでも種が蒔きつけられたものだろうか。200〜300cm。タデ科の多年草。08/08/10 
ママコノシリヌグイ

ママコノシリヌグイ 

 浜辺で。茎や葉の裏に下向きのトゲが付いている。タデ科の1年生草本。茎はつる状で長さ1,2mになる。2010/08/14  

トマト 

 

 普通のものもミニもほぼ同じ大きさの黄色の花。夏の野菜。通常は1年草だが、鉢に植え替えて室内で育てれば冬越しできる。ナス科。14/06/21

ナス

ナス

  紫色の花をつける。下向きに咲くようです。ナス科。夏の野菜。 01/08/24 

マルバルコウ

マルバルコウ
田んぼ道で見かけたヒルガオ科の1年草。熱帯アメリカ原産の帰化植物。サツマイモのような丸い葉でつる植物。花期は7-9月で、朱色で直径2cmほどの花を咲かせる。2008/9/30

ネナシカズラ
ネナシカズラ

 1年草の寄生植物。写真は、つるでセイタカアワダチソウにからみついている様子。白い花を咲かせている。ヒルガオ科。08/09/13

ヒルガオ

 名前のとおり昼間に咲きます。ツルが伸びて、他の草に巻きついて育ちます。花期は7-8月頃。ヒルガオ科の多年草。サツマイモもこのヒルガオの仲間。16/09/01 


夏の7