|
奈良県明日香村の飛鳥池遺跡から、「天皇」の文字が書かれた最古の木簡が見つかりました。一緒に見つかった木簡2点に、天武6(677)年を示すとみられる「丁丑年」の年号があることや、出土した土器の特徴などから、天武・持統天皇時代のものとみられるそうです。
木簡は、遺跡を南北に通る幅6〜7.5m、深さ50cm〜1mの溝から見つかりました。「天皇聚○弘○○」と判読されるようですが、下半分が残っていないので、意味はわからないようです。 同じ溝から、「丁丑年十二月次米三野国」などと書かれた木簡も出土しました。三野国(現在の岐阜県)から米を運んだ荷札と考えられています。別の溝からは、「丁丑年十二月三野国刀支評次米」と書かれた木簡も出土しています。 「天皇」の文字が書かれた木簡は、平城宮跡で見つかった「日大上天皇」の文字がある8世紀半ばのものが最古のものとされていましたが、今回の発見で、天皇の称号は平城遷都(710年)以前の飛鳥時代にさかのぼることになるようです。(参考:毎日新聞3月3日朝刊) |
戻る |