〒520-1217 滋賀県高島市安曇川町田中3459番地 天台真盛宗 玉泉寺 TEL 0740−32−0791
行事案内
十夜法要のお知らせ 毎年の御十夜が下記の日程で修行されます。
今回の法話は、落語家 露の団姫さんをお迎えしますので
万障繰り合わせの上、
御参詣くださいますようご案内いたします。
詳しくは、下記のチラシをクリックして下さい。(PDF形式)
玉泉寺の縁起
聖武天皇、天平年間僧行基が、菩薩所として創建
され、仏殿、方丈、鐘楼堂をはじめ、無量寿、善逝、
五智如来、五層九層塔、石塔婆など、行基の手に
かかったものばかりで、千古の霊刹として名高い。
ところが、数百年の歳月が過ぎ去り、幾多の盛衰が、
幾多の盛興亡に遭遇して、享録年間に火災に罹り、
仏像一房舎を残して、すべて灰儘に帰す天文癸
巳年、城主田中理春公に玉泉寺の荒廃を歎き、本山西教寺の管主真厭上人に請うて再興する。
専ら、浄土教化と寺門の復興を願った宗祖慈摂大師真盛上人の遺風を慕い、本刹を西教寺の支院をなし、念仏弘通の道場にされた。
宗祖上人の教え 戒称二門 無欲清浄 専勤念仏
五智如来石仏
墓地前にある石仏は室町時代後期の五智如来石仏で、鵜川48体阿弥陀仏と同じ湖西の石仏石工
の集団が造立したものだといわれいます。
前屈みで扁平な感じで作られています。これは湖西の石仏の特徴です。
1.4m〜1.67mで室町後期の仏たちです。
「五智如来は、金剛界・胎蔵界があり、蓮華寺の大日如来の胎蔵大日の場合は、大日・
宝幢・開敷華王・無量寿・天皷雷音となるらしいが、ここでは、右から順に、
薬師・宝生・大日・阿弥陀・釈迦と書いてあってなじみの多い如来が並んでおられること
になっている」玉泉寺の五智如来は蓮華寺よりポピュラーな五智如来になっています。
弥勒だけ弥勒如来と言わないで、弥勒仏とあるのは5億年後釈迦に変わる時までは弥勒菩薩
であるためです。でもこの弥勒仏は如来の姿です。