本堂、須弥壇上の厨子は入母屋破風に唐破風を備え透かし彫りを施した荘厳なつくりである。
中に安置されているご本尊釈迦牟尼佛は比較的新しく制作されたものと思われる。
              
  月/日  年間行事  時間
  1月1日  新年祝聖回向  新年年賀式  
  1月13日  大般若経六百巻転読祈願法要  午前11時開式
  1月16日   仏法始めの行事  午後2時
  3月  彼岸の入り   春の彼岸法要  午後2時
  8月13日~14日   棚経周り  
  8月15日   お施餓鬼法要、新亡施餓鬼 夕方から盆踊り  午前9時開式
  8月23日  地蔵盆  午後2時
  9月20日  彼岸の入り    秋の彼岸法要  午後2時
  11月 4日  達磨忌  
 12月 1日  開山忌  午前11時
 12月31日  除夜の鐘  午後11時
 
玉雲寺由来沿革
当寺は今を距てること622年前、應永二年乙亥歳(西暦1395)
大檀越武藤氏の帰依により村南圓山の勝地を卜して祝峯和尚禅師の創建によるものなり。
其の後元和元乙卯歳(西暦1615)喜山松悦和尚釈迦堂を併合し現在の地に移して寺門を興隆す。
明治14年大本山建仁寺の直末となる。
明治24年大本山特命により長崎市春徳寺孝道和尚住職となるや伽藍の荒廃を憂いて檀徒と相謀り重建を企画し
明治29年2月認可を得
明治34年諸堂の竣工を見爾来今日に至る。

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本尊 釈迦牟尼佛










境内案内
イメージ

旧山門
建築年代の詳細は不明なれど足利家の家紋、丸に引き両紋の彫刻が両梁の上に施されている。
鎌倉時代の足利家による建立と思われる.

平成28年に地盤の傾きと丁番の腐食、屋根瓦の崩落の危険が出てきたために修復されることになった。
本堂
山門をくぐると正面左に六間×七間の本堂が壮観に佇み、その前には枝垂れるような黒松の女松が鮮やかである。

当寺裏には若狭富士の青葉山がそびえ田畑に囲まれ東には若狭湾が広がり京都や近郊から海水浴や避暑地として人気である。
鐘楼
山門を入り左奥に鐘楼がある戦時中に供出した為、第十九代住職
桐野信道和尚が檀家と共に再建したものである。

鐘楼偈文   昭和31年
申歳霜月十八日
第十九世  舜水信道代

十八鐘聲十里堤
殷々破夢發菩提
竿鯨再鋳玉雲寺
定水波澄開衆迷

建仁管長 益州 華押





供養塔
有縁無縁、三界萬霊供養のため平成二十五年に建立された。
永代供養の納骨も出来る。
御尊牌
制作者は奈良の東大寺、仁王像を彫刻した仏師運慶の
次男で康運ともいわれる。
後に出家して定慶と名を改めたとも言われているが詳細は不明である。
今上陛下の安寧を祈念する為のものであり両側に
八重十六菊花紋の彫刻が施され、また底裏面には
東寺 大仏師 定慶
と墨書きされている。

山門瓦に十六菊花紋

山門は平成28年に総欅で修復され屋根瓦も新しくされている.が十六菊花紋が彫られている瓦は文久3年に吹き替えた当時の瓦を新たに焼き入れしたものである。

 






玉雲寺年中行事




























問い合わせ

福井県大飯郡高浜町東三松18-17   TEL 0770-72-1739 
 
 臨済宗 建仁寺派  玉 雲 寺

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