お金がないときは親や親戚、友人を頼ってしまいたくななるものです。
ただ「断られたらどうしよう…」「お金を借りると、関係が悪くなるんじゃないか…」と不安に思う人が多いのではないでしょうか?
そこで今回は大きなトラブルにならないような、お金を借りる時の言い訳をご紹介。

  • 親や親戚からお金を借りるときの言い訳(理由)の伝え方6つ
  • 友人や知人からお金を借りる時の言い訳(理由)の伝え方4つ

 

合計10通りの言い訳や理由をお伝えします。

 

お金を借りる理由をきちんと説明すれば、関係を壊すことなくお金を借りることができるでしょう。

 

 

親や親戚からお金を借りるときの言い訳(理由)の伝え方

ご両親や親戚は、普段関係が良好な人にとって、お金を借りたいときに最初に相談できる相手ですよね。
多少怒られるかもしれませんが、常習でなければお金を借りられる可能性も高いですし、お金を借りたあとの関係も壊れにくいのがメリットです。
ご両親や親戚がお金を貸してくれる言い訳をみてみましょう。

 

1. 学校で必要なものがある(勉強するのに必要なものがある)

大学生や専門学校生の方は、勉強を理由にお金を借りると効果的です。
もちろん社会人の方でも資格試験の取得などを言い訳にするとお金が借りられるかもしれません。
やはり親は、可能な限り子供のやりたいことを応援したくなるものです。
このような前向きな理由は断られにくい言い訳といえるでしょう。
ただしこの理由がウソだった場合、そしてそのウソがバレたときは、あなたの信用が地に落ちてしまいます。
ウソの言い訳をいうくらいなら、本当の理由を説明してお金を借りた方がいいでしょう。

 

2. 友人や同僚の結婚式に招待されたが必要なものが揃っていない

20代の会社員で、まだ結婚式に呼ばれたことがない人は、結婚式に着ていく服やご祝儀を理由にお金を借りるといいかもしれません。
男性ならスーツ一式、女性ならワンピースやパーティードレス、それに合わせた靴やアクセサリーが必要になりますよね。
全部揃えようと思ったら、10〜15万円はかかるかもしれません。
さらに結婚式といえばご祝儀ですが、こちらは現金を包まなければいけないので、数万円の現金を借りる口実になります。
結婚式に普段着を着ていくわけにもいきませんし、ご祝儀を用意しないのもよくないということで、お金を借りられる可能性が高いです。

 

3. 生活費や家賃が足りなくなった

こちらも学生さんや、就職してまだ間もない若い人にオススメの言い訳です。
1人で頑張っている子供のためならと、お金を貸してくれる親も多いはず。
数万円くらいなら、すぐに借りられる可能性が高いです。
本当に生活費や家賃が足りない場合は、正直に親に相談しましょう。

 

4. 家族へのプレゼントを買いたい

たとえばご両親が還暦を迎えたときや、両親の結婚記念日に旅行かなにかをプレゼントしたいと親戚に相談すると、お金が借りられる可能生があります。
「サプライズだから親に秘密にしておいてね」と伝えれば、借金が親にバレることもありません。
数万円〜10万円くらいならこの言い訳で借りられるはずです。

 

5. 詐欺でお金を騙し取られた

ご両親や親戚の方に心配をかけてしまうことになりますが、知人にお金を騙し取られてしまったことを言い訳にお金を借りるという方法もあります。
電話で伝えるとオレオレ詐欺と間違われる可能性があるので、面と向かって話をするのがいいでしょう。
ただし、あれこれ聞かれることは間違いないのでボロが出ないようにシナリオをきちんと作っておく必要があります。
また「警察に通報しよう」「相手を訴えよう」と、話しが大きくなる可能性もあるのであまり得策ではないかもしれませんね。

 

6. 事故を起こしてお金を要求されている

こちらも大事になってしまうかもしれませんが、あなたが原因で事故になってしまったから、お金を払わなければいけないというとご両親は慌ててお金を用意するかもしれません。
自動車やバイクだけでなく自転車でも大きな事故として扱われる場合があるので、車を運転しない人は自転車を言い訳に使うといいでしょう。
ただし「怪我をさせてしまったなら、相手にお詫びをいいたい」と、ご両親が相手に会いたがってしまう可能性もあるので、注意が必要です。

友人や知人からお金を借りる時の言い訳(理由)の伝え方

いくら親しい友人でも、他人には変わりありません。
お金を借してほしいと伝えた瞬間、友人との関係は一気に悪化する可能性もあります。
友人や知人からお金を借りることができるかどうかは、普段のあなたの行動や友人に対する態度によって、どれだけ信用を得ているかによるでしょう。

 

ここでは友人や知人からお金を借りたい時の言い訳を4つ紹介しますが、友人を失いたくなければ伝え方に十分気を配り、何度もお金を借りることのないようにしましょう。

 

7. 財布を落として手元にお金がない

友人から数万円だけ借りるなら、財布を落としたことを言い訳にすると効果的です。
財布にはお金だけでなくクレジットカードや免許証など、無くしたら困るものがたくさん入っていますよね。
交通カードも一緒に入っていたら、電車に乗って家に帰ることもできません。
だれでも財布をなくしたときの辛さはわかります。
なので少額のお金なら、すぐに貸してもらえる可能性が高いでしょう。
お金を借りたらできるだけ早くお金を返すと信用度がアップしますよ。

 

8. 詐欺に遭った

親や親戚にお金を借りる理由としても使える、「詐欺に遭った」という言い訳。
たとえばマルチ商法やデート商法のような身近な詐欺で騙されてしまったと相談すると、現実味が増します。
信じていた人に裏切られて、お金も取られて生活費もないことを訴えると、お金を貸してくれるかもしれません。

 

9. 家賃や光熱費が払えない

家賃や光熱費は生活に関わることですから、親しい友人ならお金を貸してくれるでしょう。
全額をお願いするというよりは、「3万円だけ」と支払額の一部だけ借りることをオススメします。
「自分でもなんとか払おうと努力しているな」と感じて協力してくれる可能性が高くなるからです。

 

10. 親が入院してしまいお金に困っている

お父さんまたはお母さんが急に入院することになったけど、入院費用が用意できなくて困っていることを友人に相談してみましょう。
ただしご両親がお金を借りる友人にばったり会ってしまったらウソがバレてしまいますから、両親と離れて暮らしている場合や友人があなたの親の顔を知らない場合にのみ活用できます。

お金を借りるときに断られないコツ

親や親戚そして友人にお金を借りるときに使える言い訳をご紹介しました。
これらの言い訳を使っていざ「お金を貸してください。」と頼みに行ったところ、「ごめん、お金は貸せない…。」と言われてしまったら嫌ですよね。
そこで、お金を借りるときに断られないようにするコツを3つご紹介します。

 

まずは少額のお金からお願いしてみる

「10万円貸してください!」といきなりいわれると、誰でも困りますよね。
はじめてお金を借りるときは、1万円から3万円程度にとどめておきましょう。
お金を借りるときは、きちんと理由をいうことを忘れずに。

 

わざと大きな金額から提案してどんどん少なくする

軽い詐欺のようなやり方になってしまいますが、あえて大きな金額をいってから小さい金額をいうと、相手が断りにくい傾向にあります。
人は一度断ったことについて、相手に悪いことをしたと感じるため、続けてお願いされたことは断りにくくなるそうです。
たとえば「親の入院費が30万円かかるんだけど、用意できなくて困っている。30万円が難しいなら5万円だけでいいから貸してくれない?」とお願いすると「30万円はムリだけど、5万だけなら…」と、なんとか助けようという気持ちになるのです。

 

助けてあげてからお願いする

お金を借りるなら、今までになにか助けたことがある人にお願いするとお金を貸してもらえる確率が上がります。
まだ誰かを助けたことがない人は、周りの人の悩みを聞いて、解決できるように力を貸してあげましょう。
そうすれば、今度はあなたが困ったときに力になってくれるでしょう。

親や友人からお金を借りるときのデメリット

あなたのご両親や友人が寛大な人なら、きっとあなたにお金を貸してくれるでしょう。
ですがそれに甘えっぱなしになってしまうと、大事な家族や友人を失うかもしれません。
お金を借りるというということは、相手に迷惑をかけるということを心に留めておきましょう。
お金を借りるときのデメリットを4つご紹介します。

 

信用を失うかもしれない

お金に困ることはだれにでもあります。
お金を借りること自体は悪いことではありません。
問題はお金を借りるためにウソをついたり、お金をまったく返さなかったりすることです。
ウソをついてお金を借りると、誰よりもあなた自身が後ろめたい気持ちでいっぱいになるはずです。
お金を借りるときはいつまでに返済するかきちんと宣言して、できるだけ早く返済しましょう。
きちんとお金を返すことができたら、信頼度はむしろアップしますよ。

 

親子関係や友人関係が疎遠になってしまうかもしれない

「お金を貸してほしい」とお願いすると、どうしても相手に悪い印象を与えてしまいます。
とくに友人からお金を借りようとすると、関係が悪くなってしまう可能性が高いです。
お金の話をした時点で、あなたのことを拒絶する人もいます。
身近な人にお金を借りるなら、覚悟して切り出しましょう。

 

親族や友人の間で悪いウワサをされる

ひとりではなく、いろいろな人にお金を貸してほしいとお願いすることもあるでしょう。
ですが複数の人にお願いするときは要注意。
「あの人、最近お金貸してほしいってみんなに言い回ってるみたいだよ。」
親族や友人たちの間で、このようなウワサが流れるかもしれません。
友人との関係が壊れるだけでなく、あなたの居場所もなくなってしまう可能性があることを覚えておきましょう。

 

お金の管理ができない人とみなされる

一度ついたイメージ(とくに悪いイメージ)を払拭することはなかなかできません。
なにかにつけて、「お前はお金にルーズだからな」といわれ続けることになるでしょう。
このことが、あなたにとってストレスになるかもしれません。

親や友人にお金を借りるよりカードローンがオススメ

親や友人からお金を借りると、関係が悪化するなど大きなデメリットがあります。
もし家族関係や友人関係を保ちたいのであれば、カードローンでお金を借りることをオススメします。

 

消費者金融に悪いイメージを持っている人もいるかもしれませんが、テレビでCMをしている大手消費者金融は、きちんと国の許可を得て合法的にお金を貸している企業なので安心してご利用ください。
もちろん利息を上乗せして返済しなければいけないので、きちんと返済できるか計画を立ててお金を借りるようにしましょう。

 

カードローンなら返済できなくなっても債務整理で解決できる

カードローンでお金を借りるメリットは、家族や友人に迷惑をかけないで済むだけではありません。
カードローンでお金を借りて、もし返済が厳しくなってしまっても「債務整理」をすれば、借金が減額または免除されます。
すでに借りているカードローンの返済ができなくなって、親や友人にお金を借りようとしているのであれば、お金を借りる前に債務整理で借金が整理できないか、弁護士や司法書士に相談してみましょう。
相談無料で対応しているところもたくさんあるので、お金がなくても安心ですね。

 

【まとめ】言い訳をしてお金を借りるのはオススメしない

親や友人からお金を借りるときに使える言い訳(理由)をご紹介しました。
あなたが言い訳を探しているということは、お金を借りる本当の理由はべつにあるのでしょう。
つまりそれは、相手にウソをついてお金を借りるということ。
ご両親や友人はあなたのことを信用してお金を貸します。
どんな理由であっても、本当のことを話してどうするべきか相談するのが得策ではないでしょうか?
信頼できる家族や友人に正直に相談することで、関係を悪化させることなくお金の問題が解決できるかもしれませんよ。