「お金は借りたいけど、金利は低いほうが良い、利息はできるだけ払いたくない」
カードローンでお金を借りる人はだれでも、できれば利息は払いたくないし金利の低いカードローンで借りたいと思いますよね。
カードローンの中には「無利息期間」を設けているところがあり、その期間中は金利ゼロでお金を借りることができます。
お金の借り方によっては、完全に利息ゼロでお金を借りることもできますよ。
金利ゼロの無利息期間があるカードローン会社一覧
無利息期間を設けているカードローンは大手消費者金融が4社、中小消費者金融が2社、そして銀行カードローンが3社あります。
消費者金融
初回申込者に限り、初回借入日の翌日から30日間無利息。
初回申込者に限り、契約日の翌日から30日間無利息か5万円まで180日間無利息のどちらかを選択可能。
初回申込者に限り、契約日の翌日から30日間無利息。
初回申込者に限り、契約日の翌日から30日間無利息。
中小消費者金融
初回借入日の翌日から7日間金利ゼロ。全額返済した翌月以降さらに1週間無利息（何度でも）。
初回申込者に限り、借入日の翌日から14日間金利ゼロ。完済後、前回の無利息期間から3ヶ月経過して再借入れをする人も14日間無利息（何度でも）。
銀行カードローン
初回申込者に限り、初回借入日から30日間金利ゼロ。
初回申込者に限り、web契約をすれば契約から30日間無利息。
初回申込者に限り、契約日から30日間金利ゼロ。
金利ゼロでお金を借りるのにオススメのカードローン
金利ゼロでお金を借りるなら、無利息期間が長い大手消費者金融がオススメ。
銀行カードローンは低金利というメリットもありますが、審査に時間がかかることと、利用できる地域が限られているのが難点です。
一方消費者金融なら最短即日融資も可能で、全国どこでも利用できるので利便性が高いといえます。
プロミス
プロミスは他の大手消費者金融と異なり、無利息期間のスタートが初回借入日の翌日からとなっています。
つまり契約日から数日後でも数カ月後でも、最初にお金を借りた日の翌日から無利息期間がカウントされるということです。
焦って使う必要はないので、もしもの時のために契約だけ済ませておいて、必要になったときにお金を借りるという使い方もできますね。
レイクALSA
レイクALSAの無利息期間は「30日間無利息」か「5万円まで180日間無利息」の2種類から選べるのが特徴。
5万円まで180日間無利息となっていますが、5万円までしか借りることができない、ということではありません。
たとえば15万円を借りたとるすると、そのうちの5万円は利息がつかず、残りの10万円に対して利息がかかるということです。
どちらの無利息期間を選んだほうが得なのかは、借入金額によって異なります。
公式サイトではシミュレーションができるので、確認してから申し込むといいでしょう。
アコム
アコムでも一定期間、金利ゼロでお金を借りることができます。
ただし契約日の翌日から30日間の無利息期間なので、契約してすぐにお金を借りないと適用される無利息期間がだんだん短くなってしまいます。
はじめてカードローンを借りる方にやさしいカードローンなので、まだどこからもお金を借りたことがない人で契約後すぐにお金をかりる方にオススメできるカードローンです。
アイフル
アイフルもアコムと同じ条件で、アイフルをはじめて利用する方に30日間金利ゼロの無利息期間が適用されます。
アイフルも契約日の翌日から無利息期間のカウントが始まるので、スピーディにお金を借りる必要があります。
アイフルはスマホアプリを使えば、わざわざローンカードを受け取らなくてもお近くのセブン銀行ATMですぐに借り入れも返済もできるので、無利息期間をフル活用したい方にピッタリです。
一定期間金利ゼロの消費者金融か低金利の銀行カードローンではどちらが得？
カードローンを選ぶときに金利を判断基準としている方も多いでしょう。
金利だけを見ると、消費者金融に比べて銀行カードローンの方が低く設定されています。
ただし上記で紹介した銀行カードローンを除くほとんどの銀行カードローンには、無利息期間サービスがありません。
一方大手の消費者金融は銀行カードローンよりも金利が高いですが、約1ヶ月の無利息期間があります。
そうなると約1ヶ月金利ゼロの期間がある消費者金融のカードローンか、無利息期間はないけど低金利の銀行カードローンかどちらのほうが利息の節約になるのか気になりますよね。
そこで消費者金融がお得な場合と、銀行カードローンがお得な場合をピックアップしてみたので、カードローン選びの参考にしてください。
短期間で5万円の少額融資を希望する場合は無利息がお得
基本的に、利息はお金を借りた日の翌日から毎日増えていきます。
たった1日や2日お金を借りただけでも、利息を払う必要があるということです。
ただ無利息期間中は金利がゼロになるので、借りたお金を無利息期間内に全額返済することができたら、完全に金利ゼロでお金を借りることができます。
もしあなたが「1万円、3万円、5万円といった10万円までの少額融資を3週間だけ借りたい」というのであれば、銀行カードローンよりも金利ゼロの無利息期間を利用する方が断然お得というわけです。
無利息期間が利用できるのは、ノーローンとベルーナノーティスを除いて初回利用者に限られているので、すでにどこかのカードローンを契約している人は、まだ申し込んだことがないカードローンの無利息期間を活用してください。
1週間以内に全額返済できるならノーローンがオススメ
大手消費者金融や銀行カードローンの無利息サービスは、初回利用のときに1回だけ適用されるサービスです。
ノーローンなら無利息期間である1週間以内に全額返済できれば、完全に金利ゼロでお金を借りられるだけでなく、翌月もまた無利息サービスを利用することができます。
たとえ1週間以内に完済できなくても、完済した日の翌月には無利息サービスが利用できるので、「少しの間だけお金を借りたいな」ということがよくある人は、ノーローンを利用するといいでしょう。
ベルーナノーティスも無利息サービスが繰り返し利用できるカードローンではあり、無利息期間が14日とノーローンよりも長いのですが、次に無利息サービスが利用できるのは3ヶ月後になってしまうので、ノーローンの方が便利だと思います。
レイクALSA5万円まで180日の無利息は銀行よりお得な場合もある
レイクALSAに限り、5万円まで180日の無利息サービスがあります。
180日は約6ヶ月間ですから、無利息の期間が相当長いですよね。
ではこの5万円まで180日の無利息サービスは、銀行カードローンと比べてどの程度お得になるのかみてみましょう。
レイクALSAの5万円まで180日間無利息サービスを利用して、6ヶ月間お金を借りた場合の利息額を借入金額別でまとめました。金利は18.0％とします。
| 借入金額 | 利息額（金利18.0％） |
|---|---|
| 10万円 | 2,657円 |
| 20万円 | 7,972円 |
| 25万円 | 10,630円 |
| 30万円 | 13,288円 |
| 40万円 | 18,603円 |
一方金利が14.5％の銀行カードローンで、6ヶ月間お金を借りた場合の利息額は以下のとおりです。
| 借入金額 | 利息額（金利14.5％） |
|---|---|
| 10万円 | 4,270円 |
| 20万円 | 8,543円 |
| 25万円 | 10,679円 |
| 30万円 | 12,814円 |
| 40万円 | 17,086円 |
借入金額が25万円まではレイクALSAの方が利息額が低いことがわかりますね。
このように借入金額によっては、低金利の銀行カードローンよりもレイクALSAの180日間無利息の方が利息の節約になるのです。
長期で高額融資を希望するなら低金利の銀行カードローンがお得
もしまとまった金額を長期間かけて返済していこうと考えている方は、無利息サービスよりも低金利であることを重視した方がよさそうです。
たとえば60万円を3年（36回）かけて返済することを想定して、無利息サービスのある消費者金融（金利18.0％）と銀行カードローン（金利14.5％）の利息を比較してみると、消費者金融の利息は171,876円で銀行カードローンの利息は143,481円という結果になりました。
このように無利息期間があっても、金利の低い銀行カードローンよりも利息額が高くなってしまいます。
キャッシングを申し込む際は、各カードローン公式サイトの返済シミュレーションを活用して利息の総額を確かめてから申し込むといいでしょう。
※消費者金融の利息は無利息期間考慮なしの利息総額から初回の利息金額を引いた数字を採用しています。そのため実際の利息総額とは異なる場合があります。
【まとめ】金利ゼロでお金を借りるなら無利息期間がある消費者金融がベスト
金利ゼロでお金を借りる方法や、無利息期間があるカードローンを紹介しました。
低金利かつ無利息期間がある銀行カードローンは一番利息の負担が軽いですが、審査が厳しく時間がかかることや、地方の銀行であることを考えると利便性に欠けます。
少額融資なら金利の差もそれほど大きくないので、全国どこでも利用できて最短即日融資も可能な大手の消費者金融を利用するといいでしょう。
プロミス、レイクALSA、アコム、アイフルは無利息サービスがありますが、人気のSMBCモビットには無利息サービスがないので注意しましょう。