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SDHCメモリーカードのデータ壊れた⇒復旧に成功!

2011年に買ったTRANSCENDの4GBのSDHCメモリーカード。2010年以降の海外旅行の写真や投資データ保存用として使っていました。

3.7GB以上の使用率になったので、そろそろCDに焼くか、新しい旅行写真は別のSDカードに保存しようかと思案していた頃、ふと開いてみると「ファイルが壊れています。DSKCHKしてください」とPCが注意喚起しました。「ファイル名を指定して実行」から「DSKCHK」と打ち込んで実行すると、大丈夫みたいな表示がでました。

ホッとしたのも束の間、写真を見ようとすると「ファイルが壊れている」と表示されて見れません。写真のプレビューやらプロパティを見るとやはりデータが壊れてました。別のPCのリーダーライターに挿入しても同じく壊れていて見れません。他のSDHCカードは問題なかったので、このSDHCカードが壊れてしまったのは間違いないです。

その確認の際にいろいろ余計な事をしてしまってPC標準装備のSDリーダーライターがおかしくなってしまい、復元ポイントまで復元して元に戻せはしましたが、それも時間の無駄でしたね(SDカードは読み取れるがSDHCが読み込めなくなった)。しかしベトナム、カンボジア、ラオス、タイ、ミャンマー、マレーシア等の海外旅行、その他国内旅行の写真が全部消えてしまったのはちょっぴりショックでした。CDやDVDは熱に弱かったり、反りや傷や光などでデータが毀損するのが恐くてSDHCに暫定的に保存していたんですが、永久保証を謳っているSDHCが壊れるとは想定外だったです。写真が700MB分くらいになったらすぐCDにコピー取るのが確実ですね。

さて、データ喪失でガックリしてましたが、翌日ひらめきました。 「SDカード 復旧」で検索すれば解決法が見つかるかもと。 すると「ZAR」という無料アプリケーションがあって、それをインストールして実行すれば90%の確率で写真等のデータを復活させられると。 早速やってみました。

1回目はNECのPCで。3時間半ちょっと経った時点でPCが止まってしまってました。 「仮想メモリが少なくなってきています」という表示が出て、フリーズじゃないですが超重くなってました。 ZARを閉じるにも普通の手順では閉じられず、タスクマネージャで。 それで仮想メモリについて調べると、物理メモリの3倍くらいに設定できるとあり、 物理メモリが1GBなので仮想メモリを3000MB(≒3GB)にして2回目の挑戦。 しかし結果は同じ。2回ともほとんどのデータは BAD SECTOR と認識されてました。

ダメモトで3度目はDELLのPCで。ウィルス対策ソフトを停止し、仮想メモリも4500MBに変更してからやると サクサク軽快にZARが動きました。 食事して戻ってからだから1時間も経たないうちに分析作業は終了していました。 全部を復旧させるようにチェック入れ、どこにコピーを保存するか選んでスタートすると 5分くらいかな?で完了。ウィルス対策ソフトを停止するのがポイントのようでした。

デスクトップに作ったフォルダ内に保存した復旧画像を見ると、きちんと写真になってました。 2015枚の写真と動画のうち、全く復元できなかったのが写真25枚と動画8本。それとサムネイルではきちんと回復しているけど、開いてみるとダメ(又は不完全)っていうのが約10枚。 他に少し変なのが、元の写真は4MBくらいのはずなのに、開こうとすると異常に重いのでプロパティ見ると 262MBの写真だった、なんてのも2〜3枚ありましたが流石に完全復活は難しいんでしょうねえ。

せっかく何年もかけて撮影してきた写真が1枚残らず毀損していた状態から比べれば、 95%以上の画像を回復させられたので天と地ほどの差があります。動画回復の成功率は低いとの話でしたが、確かに率は低いものの、いくつかの動画は回復したのでやる価値大です。 SDが壊れた場合だけでなく、誤って削除してしまったデータも復活できるみたいです。 ZARを無料提供してくれたプログラマーさん達に感謝です。

尚、Zero Assumption Recovery (ZAR)の利用 について不安なら、具体的手順を説明したブログ等たくさんありますので 参照してみてください。 私は95%以上のデータを復元でき、PCにも問題は発生してませんが ZAR利用については自己責任でお願いします。

それと、調べてくと目についたのが、壊れたSDカードのほとんどが私と同じTRANSCENDの物みたいです。 永久保証と謳ってるんですがねえ。 PANASONIC、SANDISK、ELECOMなどは1年とか5年保証ですからね。 また、wikipediaの解説ページでは製品の構造・性質から1000回程度が書き換え回数の限度、 メーカーのパッケージには10000回まで書き換えできるなどとあります。 逆に言えば、それ以上で壊れる可能性があるということなので、LIFETIME WARRANTY はやはり怪しいと思うべきかもです。 2012/04

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