「かっこさん」と「たんぽぽの仲間たち」

「かっこさん」こと 山元加津子さんは 石川県の特別支援学校の先生で
たくさんの本を出されている 作家さんでもあります。
かっこさんのエッセイも 物語も それから講演会でお会い出来るご本人も
やさしくあたたかく 楽しいのです。

「たんぽぽの仲間たち」は かっこさんの最初の本のタイトルでもあり
ホームページの名前にもなっています。
写真ブログ「いちじくりん」では 日々の思いを綴っておられますので
ぜひ一度のぞいてみてください。

また「おはなしだいすき」のサイトには
病気や障害によって 意思の伝達がしづらい方に役立つ情報を
たくさんあつめてあります。
このなかの「おはなしノート」
イラストを指差すことでおはなしができるもので
どなたでも自由に印刷してして使っていただけます。
わたしも一部 描かせていただきました。
 

おすすめの本

●画像をクリックするとオンライン書店につながります
「本当のことだから」 三五館

えらいお坊さんが言ったことと 仏様の教えというものと
そして養護学校の生徒さんが 教えてくれることが
すべて同じだということは どうしてなのでしょう。
それは「本当のことだから」 かもしれません。
今まで知らなかったことを たくさん気づかせてくれる本です。
「魔女・モナの物語」 青心社

進路希望の調査に 「魔女になること」と書いてしまう
少女・モナの わくわくドキドキ冒険ファンタジー。
魔女見習いの旅には いくつもの出会いや難関があって・・・。
モナの思いや迷い 登場するいろいろな魔女のセリフに
ハッとしたり じーんときたり。
続編 「魔法の国エルガンダの秘密」も とってもおもしろいです。
「たんぽぽの仲間たち」 三五館

養護学校で出会った たくさんの生徒さんのお話を
読むことができる本。
大ちゃんとの出会いも書かれています。
かっこさんの目を通して書かれた生徒さんは
みんなすてきで 愛おしく思えるのです。
かっこさんの最初の一冊です。
「きいちゃん」 アリス館

小さいころの高熱が原因で 手や足が不自由になったきいちゃんは
どこか暗く 淋しい感じのする生徒さんだったそうです。
でもある日 お姉さんが結婚することを とてもうれしそうに
かっこさんに報告してくれたのですが・・・。
光村図書6年生の 教科書にも載ったお話です。
「さびしいときは心のかぜです」 樹心社

かっこさんの生徒さんでもあった 大ちゃんこと
原田大助さんとの共著です。
大ちゃんは シンプルな言葉で大切なことを
あらわすことのできる 素晴らしい詩人なのです。
かっこさんが書かれた エピソードと合わせて読むと
詩が生まれた背景がわかって より心にひびきます。
「土の中には 見えないけれど いつもいっぱい種がある」
など ほかの詩画集も素晴らしいです。
大ちゃんの詩は こちら でも読むことができます。
(「たんぽぽの仲間たち」HPの一部。NECさんの制作)
ほかにもすてきな本がたくさんあります。
ここでは代表的なおすすめの本を 紹介させていただきました。

おすすめの映画

●画像をクリックすると映画の公式HPにつながります
「1/4の奇跡〜本当のことだから」 ハートオブミラクル

「かっこさんのお話を もっともっとたくさんの人に
知ってもらいたい!」という一念で
とうとう映画を作られたハートオブミラクルさん。
英語版もあり 海外も含め各地で上映会が開かれています。
上映の予定などは ハートオブミラクル まで。



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