そろそろ子供達もついて来なくなったのかな?
竜ヶ岳
2006年5月2日
石榑峠〜山頂往復

2005年夏の鹿島槍以来久しぶりの山登りである。
運動不足と体力の衰えそして心肺機能の低下、いろいろな不安要素を抱えての山登りの再開である。
無理せず、軟弱に石榑峠から頂上を向かう最短コースを歩くことにする。残念ながら子供たちはクラブ活動のために山はパス。
「子供たちよ、大いに青春したまえ!」

「京の水」知る人ぞ知る名水である。峠に上る道沿いにある。
ルート上に水場はない。ここで満タンにして峠へと車を走らせた。
永源寺ダムから石榑峠まで、国道471号線は狭い道路なのだ。

石榑峠に車を止め、頂上を目指して歩き出す。シロヤシオの樹林の登りが、重ね岩まで続く、久しぶりの山歩き、ゆっくりゆっくりを合言葉にほんとにゆっくり歩いてゆく。
頂上まではコースタイムでは1時間10分、我々の目標は2時間を目安に登る。
3000mをいくつも登ったことも、昔は40分で登りきったことも、遥か昔のこと。
「タイムなんてどうでもええやん。ゆっくりでもええやん。楽しめたらええねん。パワーみたいなもんまた鍛えて作ったらええやん」
最近になってやっとこんな風に思えるようになった。

重ね岩から先はさらに傾斜がきつくなるが樹林帯を抜けて、草原の登りとなる。急登を過ぎると緩やかなアップダウンが頂上へと続いている。
気持ちのいい草原の登り、気がつけば頂上だった。

御池・伊吹・霊仙 藤原と彼方に白山 御岳と乗鞍 彼方に琵琶湖 釈迦・御在所・雨乞 頂上の賑わいと伊勢湾

鈴鹿山脈のほぼ中央に位置する竜ヶ岳からは鈴鹿のほとんどの山々を望め、この日は春には珍しく、加賀白山、木曽御岳、乗鞍岳までも望む事が出来た。(^^)v
どうにかこうにか、今年も山登りが始まった。ProjectY2006、夏はまだ白紙である。