Letter

さようならDavid、Hellow デイヴィッド2002.6.23
イングランド代表が帰国しました。先月26日から昨日まで、4週間の滞在。 あっという間でしたね。
やってきて早々に、用意していた歓迎会を辞退。公開練習も町民との交流も行わない。 そんなツレナイ奴らの応援なんてできるかと、町民からはブーイング。 どうなることかと心配していましたが、なんだかんだ言って、 津名町民はイングランド代表を応援してました。
住民を拒絶したかのようなイングランド代表でしたが、 ある日突然、明日小学生に練習を見せると言い出しました。 学校に連絡があったのは午後5時。先生やPTAはてんやわんや。
翌日小学生がグランドに行くと、 ベッカムもオーウェンも子供たちの声援に手を振ってくれたそうです。 子供たちは大喜び。もっと喜んでいたのは引率の先生だったという噂です。
そのことがあって、「あいつら、けっこうエエ奴やないか。」ということになり、 その後も小学校を訪問したり、小学生と交流会をもったりするベッカム達の株は上がりっぱなし。
しかし、最後まで大人の私達は間近でご尊顔を拝むこともなく、彼らは去って行ったのでした。
私が見たベッカムは、雨乞山山頂の双眼鏡から覗いたストレッチ姿。 デンマークに快勝した翌日で、 ベッカム、へスキー、シーマンといった主力はリラックスムードでした。
それからブラジルに負け、あっという間に帰ってしまいましたが、 津名町としては、とっくに予算オーバーして資金難ですから、 悲しいやら嬉しいやら。
大過なくキャンプは成功。ベッカムは日本でプレーしても良いというくらい、 気に入ってくれたのですから、まずはめでたしめでたし。
デイヴィッド・ベッカムは去りましたが、今度家にデイヴィッド君が来ます。
デイヴィッド
デイビッドでーす。
よろしくぅ。

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