アルミ修正&塗装の巻

以前、ヤフーのオークションで落札した16インチのアルミホイール。
ブリジストンのビブラムF3:7J−16 OFF35
かなり古いもので、ガリ傷多数良く見ると若干歪みありと言う問題の品物です。
タイヤは2本がDUNLOPのFM701:205/45-16
他の2本がBSのGRID2:205/45-16がついていました。
FM701はかなりサイドウォールが逝っちゃってたので要交換です。
GRID2はまだまだ現役6〜7分山、これはそのまま使用します。
FM701がついていたほうには、敢えて195/50-16を履かせます。
これはどう考えてもフロントが収まらないはずなので、少しでも入りやすい物をと言うところからそうなっています。
つまり前後異サイズ。
購入したタイヤは金欠ドライバー御用達横浜:AVID S−306少々貧相ですが、背に腹は代えられません。
歪みに関しては一度バランスをとって様子を見ることにします。
どうしてもだめなら修正に出すかもしれません。ですので自分で出きるところまでやって見ることにしました。

いきなりですが、既にアルミパテをガリ傷に盛り上げ
硬化させた状態です。
かなりいいかげんにもってあるのが良く判るかと思います。(笑)
ガリ傷の部分を耐水ペーパーの400番である程度馴らして
脱脂後、ヘラでパテを塗りこんでいきました。
ホルツのアルミパテは取説どおりに使うとなかなか硬化しない
ので、硬化剤を多めに入れて盛りました。
約3時間くらいでほぼ硬化した感じです。
4輪ともガリ傷があったので、これだけで結構大変な作業
になってしまいました。
 次に、パテとホイールの境界を馴らしていきます。
400番の耐水ペーパーで、ある程度凸凹を落として
ホイールと面を合わせていきます。
最終的には800番の耐水ペーパーまで行きたかったのですが
今回の塗装色がメタリック系なので足をつけるのに800番だと
少し細かすぎるかもと思い600番までで止めておきました。
ホイールの塗装自体を剥がしていないので画像では
なんとも言いがたいムラがありますが
指先で表面をなでて見て引っかからなければOKです。
実際のところ、リムの縁の部分は良く見ると
凸凹しているのですが、きっと気がつく人はそんなに
いないと思います。
と言うかそこまで見る人はあまりいないでしょうし・・・(笑)
遠目には判らないので自分的にOKです。

 で、次に塗装前の足付けです。
600番の耐水ペーパーでホイールの塗装予定部分を
満遍なく研いでいきます。
今回はもとの色がごく普通のシルバーで、塗る色もシルバー系
なのでサーフェ-サー無しの直塗りでOKです。
きっときっちりする人は、もとの塗装を剥がしてプラサフから
始めるのでしょうが、そこまでするなら業者に出します。
それにもとの塗装が粗悪なら仕方ないですが
曲がりなりにもBSのアルミです。塗装もそれなりにしっかり
していそうな感じだったので表面のへたった塗膜を落として
新鮮な面を出してあげればそれがサーフェ-サー代わりになると
踏みました。
一通り研いで洗浄し、乾燥後にマスキングです。
まず、リム周囲をマスキングテープで囲いその上から
古新聞紙をタイヤに沿わせて貼り付けました。
要はタイヤに塗料がつかないようにすれば良いわけです。
内側のリムは今回は塗装しないので、内側も塗料が
入りこまないようにテープ&新聞紙でマスキングです。
ホイールナット、ハブの穴はティッシュペーパーを積めこんで
うめています。(横着ですが使える手です。)
エアーバルブも忘れずにテープで覆います。
マスキングを終えたら脱脂です。
きっちりやっておかないと塗装ののりが悪くなるので
ちゃんとやりました。
今回使った塗料はウィルソンのホイール用スプレー
のガンメタです。
ただ周辺のABやYHなどに在庫がなくて3本しか
手に入りませんでした。なんとか3本で塗りきらないと
いけません。あとはクリアーを3本使用します。
大体ホイール1本あたり2.5回塗りで行けばたぶん足りる
はずです。
まず1度全体に満遍なく塗り、15分ほどして2回目+α
むらが出ました。 と言うかでます。かなりアバウトな
塗り方ですから・・・
垂れこそなかったですが、クリアーを吹いたときに垂れて
しまいました。乾燥後に磨いてごまかします。
最終的に極細のコンパウンドで磨いて終了です。
むらが気になりますが、傍からみたぶんには
なんとかなっているみたいなので、妥協しまくりました。
センターキャップも同様に塗装して(こちらの方が
かなり良い出来です・・・慣れかな・・・)
純正タイヤと交換しました。
上の画像で見るより暗い感じです。
でも明るいよりくらい感じのほうが好みなので
結果オーライです。







装着して初乗り・・・やはり歪んでいる影響がまともに出ます。60キロあたりで身体が揺すられます。
そこを超えると逆に安定して行きます。何処までいけるのかはわかりませんが・・・
まぁ、揺すられる感じがひどいわけではないのでもう少し様子を見ます。(修正費用が出るまでは・・・)
見た目に関しては良い感じに収まってくれている気がします。助手席側フロントが若干はみ出てしまっていますが、
他の3本は見事ツライチ、フェンダー干渉も今のところ起こっていません。


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