*Yamaha Yzf-R1*
First Generation(1999)
1999年10月~2004年8月
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YZF-R1(1999) |
排気量 |
998cc |
全長 |
2035mm |
シート高 |
815mm |
乾燥重量 |
177kg |
最高出力 |
150PS
(10000rpm) |
最大トルク |
11.0kg
(8500rpm) |
タンク容量 |
18L |
タイヤ(前輪) |
120/70 ZR17 |
タイヤ(後輪) |
190/50 ZR17 |
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■出会い・・・
小生をスポーツランの楽しい世界へ走らせたマシン。
始めて展示車で見た時に一目惚れ。恋に落ちる。
「今は無理でもいつかは・・・」と思いつつ、20歳になってすぐにその展示車を買った。もちろんスーパーローン。
このバイクに乗る為に大型二輪免許を取ったと言っても過言では無いほど惚れ込んだマシン。
■思い出・・・
乗り始めて先ず一番初めに感じた事。
「曲がらねえ」
ネイキッドでハンドルこじってテキトーに走ってきた自分にとって、それは未知の「曲がらなさ」。
買って二日目にコケて、早速クラッチレバーがひん曲がる。ジェネレータカバーもテカる。
これは泣けた。
そこから「このバイクでテキトーに乗ったら、死ぬ」と気付き、ヘタクソながらライディングを学ぶ。そして未だにヘタなままである。
ヘタか何かはこの際置いておいて、このバイクが突然楽しくなり始めたのは1年位経った時。
「練習すればヘタなりに楽しくなる」「考えて乗る楽しさ」を教えてくれた貴重なマシン。
あらゆるカスタムをし、初めてヒザを擦り、フォークが折れるほどのクラッシュをし、タンクに至っては3代目という恐ろしいほどの思い出が詰まった5年と50000kmの走行。
多分、公道では最新型のR1でもここまで楽しめるかどうか分からないと思います。理不尽な別れが無ければ、もしかしたら今も乗っていたかもしれない、そんな惚れに惚れ込んだマシン。
■別れ・・・
自宅の駐車場に駐車していたところ、見知らぬ車が突っ込んできて潰される。
車から出てきたオバハンのシラっとした表情から発された一言が忘れられない。
「コレ、オタクのバイク?」
オ タ ク ノ バ イ ク ・ ・ ・?
ハァ!!?
俺のバイク、いや魂をその車のキタネェタイヤの下敷きにしたその口で、「スイマセン」より先に「オタク」かよ!
っていうか、俺が気付いて窓から出てこなければ逃げようとしたじゃねえかよ。日本の未来を危惧した一瞬であった。
そして、YZF-R1は次期マシンのYZF-R6にバトンを渡し、さよならとなった。
本当に楽しいマシンでした。
今でも信頼できる程度の良コンディションの同型マシンがあるなら、もう一回乗りたいですね、本当に。
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