2004/10/01 福井県~周山街道からレインボーラインへ~

    もう9月も終わり、秋真っ盛りの10月へ!
今日は特に遠出をする予定はなかったが、 凄まじいまでの青空に誘われて買ったばかりの革ジャンに腕を通す。「今日は暑くなりそうだ」
    朝はすでに8時を回っていたが、 前から行こうと思っていた周山街道へ。 友人が四条西院に住んでいるので、 FZに乗っているときは良く連れて行ってもらっていた道です。しかし福井は小浜まで行こうと思ったのはもう5年ぶりでしょうか・・・

    しかし、R6に乗ってからと言うものいつも道や走りを重視していたので、 本当にツーリングらしいツーリングは初めてになりそうです。そういう意味でも楽しみに出発しました。元々ツーリングライダーですからね
    出発時刻がちょうど通勤時間帯と重なっていたが、みんな結構飛ばす(^^; 通勤や業者の人は時間が大切なので意外と速いみたい。結構いい感じで着きそうだ。

    9時あたりに周山街道の入り口とも言える某駐車場に到着(上左)。 流石に平日だけあって人が少ない。日常のざわめきが無く、ただ朝日が眩しい。一人、次のチェックポイントである赤橋を目指す。 道も空いていて非常に快適に走れた。栗雄峠も空いていた。ただバイクを見ない・・・
    結局バイクを見ないまま赤い鉄橋(赤橋)のある「ふらっと美山」へ到着(右上)。 ここも知る人ぞ知るライダーの休憩所だが、バイクが一台も無い・・・やはりみんな仕事か学校だな・・・独占感もあるけど少し寂しい気もしますねぇ。
    さて、待っても仕方ないしミルクセーキでも飲んでから出発しましょうか(笑)
     この赤橋から小浜まで周山街道に九鬼ヶ坂と堀越峠というのがあり、 前者がタイトコーナー、後者が高速コーナーの両極端ですがどちらも周山の人気スポットです。 もちろんこれも空いていたので結構楽しめました。ただ堀越のほうはあまりスピードが乗ってくると怖くてビビリミッターが発動するのでそこそこで(^^;こんな所で膝擦れるような人は凄いなぁ・・・ 僕はどちらかというと小さい道でチマチマするほうが好きなのかもしれません(汗)
    またまたバイクに合わないまま遂に福井は小浜に到着(左上)。ん?ここはどこだって?アヤハディオです。ホームセンター。それは分かってる? そりゃだって・・・
道に迷った
からねぇ・・・5年前の記憶だけで突き進んで改めて地図で確認中。その時に大きな建物が見えたので入ったらアヤハディオとミニストップだった。とりあえずミニストップで相当早目の昼食を取る。 「塩カルビ丼」「お茶」「スパイシーチキン」718円なり。小浜でいい物を食べる予定だったが仕方ない。
    モグモグしながら地図を確認したところ、道はあっていたようだ。ちぃ、少し我慢すればご当地物が食えたのに・・・!
    道も間違いないのがわかったので再度出発。流石に昼が近づいてくると暑い。寧ろR6の場合は「熱い」が正解。 今までほとんど疲労感は感じなかったが、エンジン熱だけはどうにもこうにも・・・なんとかしてくれ、山葉。と思って気温計を見ると28℃。今10月?
    さて、熱と闘いながらも目的地の一つにしていた「エンゼルライン」(右上)に到着。昔は有料道路でしたが、現在はフリーの道です。前の台風の関係で濡れた落ち葉と水溜り満載で怖かった・・・
    例え落ち葉がなかったとしても道幅はそれほど広くなく、路面も荒れ気味なので調子よく飛ばすと本当に飛ぶかもしれません。景色を楽しみましょう。
    エンゼルライン頂上に到着!(左上)
景色は美しいの一言。どこまでも青い空と果てしなく続く海。微かに地平線が白くなっていてみえないけれど、それが海と空の境を消して永遠を思わせる世界を作っています。いやぁ、上ってヨカッタよ。
    とここで今日はじめての他のツーリンライダーに会う。そのライダーは椅子に腰掛けて一服しながら遠くを見ている。こういう場合はお互いに干渉はしない。先に僕が駐車場を出たが、この時に軽い会釈のみ。ソロツーリングは一人の自由の時間を味わうのも楽しみの一つですしね(^-^
    エンゼルラインを後にし、そろそろ引き返そうかと思ったが、 まだ正午だったのでさらに北上を試みる。なかなかいい道もあり(一車線も多いけど)海のほのかな香りを浴びながら走る走る。
    と、ここで小さな海水浴場へ到着。本当に小さい。海のシーズンもとっくに終わり、晴渡る透明な空の下に誰もいない寂しい砂浜。その対比がまたイイ感じです。 なんていうか、こう感傷深いというか・・・そんな感じです。密かに黄昏好きなのかな、俺?
    もうここまで来たらレインボーラインも行ってしまえ!
で、わざわざ700円の通行料を払ってまできましたよ。レインボーライン。ここは流石に現役有料道路だけあって、道は綺麗、コーナーもいい感じ、景色も文句なし!と色んな楽しみ方ができそうです。ちょっと短いけど。
    イイ感じで山上の展望台駐車場に到着。気持ちヨカッタ~とふと上を見上げると・・・ナンダコリャ(左上)
これはもしかして・・・リフトとゴンドラ?どこに行くんだこれ?何・・・山頂公園行き・・・?一人500円でどちらもOKとのこと。乗ってみたい・・・
    乗ってしまった・・・ 
    もちろんリフトで。 下に雪もなんもないので結構スリリングです。というより少し楽しい。山頂公園がどんなものか楽しみじゃないですか。でも全身革で革パンをSIDIのレーシングブーツに入れている野郎がリフトに乗っているのは傍目から見てどうだったんだろうか?自分ではできなが、是非とも外から見てみたいものである。ちなみにゴンドラで降りてくる若カップルと目が合いました。

    うおおお!!三方五胡が見渡せる!
こりゃ上った甲斐がありましたなぁ。そこに謀ったのようにソフトクリーム屋が。美味しいブルーベリーソフトとな。早速買って三方湖と仲良く激写。味のほうは結構なんていうか・・・微妙。いや、美味いんですけど、思っていたブルーベリーとは一線を画す味でした。一回食べてみてください。美味いは美味いです。
    ちなみにここの山頂公園には狭いながらもちょっと珍しい昆虫(この日は見なかったTT)や、バラ園、大量の誓いの鍵、めだか村(左下)などが詰め込んであります。五木ひろしの出身にちなんだ五木の園なるものもあり、山頂は常にひろし演歌が流れています(笑)

    さて、山頂公園も満喫した所で下りのリフトに乗って降りる。降り際にレインボーラインの景色が少し撮れた(右上)どうですか?結構良さそうでしょ?感じ的には小さい志摩パールロードって感じだだと思います。また機会があれば季節を変えて行ってみようと思います。
    しかし、頂上の昆虫やめだかといい、リフトで上る百メートルほどの違いで自然の力がそんなに変わるもんなんですねぇ。ちょっとくらい・・・の気持ちが、ほんの些細なことでも、知らず知らずにこういう生物の住処を奪っているのかも知れませんね。バイクや車が好きな僕にとっては心に痛い思いでした。
それでも勝手なもので、やめられそうにないですけど・・・
    ちょっと自然について考えることもあったけど、のんびりしてちょっと遅くなってしまったのでそろそろ帰ろう。 今度は海岸線を通らずに広い27号線を使い、また一旦赤橋まで帰る。今度は沢山の人が集まっていた。 でも流石に朝から走りっぱなしの僕だけHPの残量が少ないようなので、ふれあいには混ざらずにデカビタを飲んでひたすら帰る。でも密かに夕方の帰り道のわびしさもイイ感じ。今日は良く寝れそう(^^
    と思ったら、家の一つ前の市で超渋滞。すり抜けすら不能。40分かけて2km先にあったのは、壊れたバイク便とヘルメットのみ・・・あ、それとポリス。安全あっての楽しみ、僕も気をつけよう(--;


※走行距離349km/給油量16.6=燃費21.0
※燃料費2184円+通行料700円+リフト代500円+昼食718円+アイス300円+飲み物代240円=4642円
※R6はツーリングに使えるか?→十分使える

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