2004/09/25 白浜へ丼を食べに行く旅

  雨が散々心配されたこの日ですが、まったくの快晴!
しかも世間は運動会シーズンとやらで観光地は少ない模様。正にライダーのための日。
9月25日(土)は「ライダーの日」と名づけよう。そのくらい気分良く出陣できました。

朝6:15に出発し、高速に乗って街中をパス。
いつもどおりの道を進んで、先ず高野龍神スカイラインを目指す。

8:20頃にスカイライン麓に到着。
既に多くのバスや観光客が訪れているようだ。
一体何時に出発してるんだ、このバス達は・・・
しかしながら、ライダーは予想のほかいない模様。
トイレで軽量化を済まし、何故か空いているスカイラインに突入!
あっという間に頂上の護摩山スカイタワー駐車場到着。
距離はあるけど気分良く走っていたらすぐ着きます。
ここでもバイクあまりいない・・・
今日は遠くの山が雲の帽子被っていて綺麗でした。
これが護摩山スカイタワー。
スカイタワー・・・?
料金を払って入れることは入れますけど・・・
コメントは控えさせてもらいます(^^;

スカイタワー駐車場で長く休憩をとってしまったので、ちょっと予定より遅れて出発。
ここから下りになりますが、R6は下りのほうが楽しい、というより楽。
R1のようなトルクが無いので上りは回転数に結構気をつかいますしねぇ。

ついでに慣らしも終わったので、試しにサスペンション標準セッティングに戻してみる。
おお、曲がる曲がる・・・しかし、なんか・・・なんか余り楽しくないぞ・・・
急遽止まって、また減衰を抜く。
おお、曲がらない曲がらない・・・しかし、楽しい
減衰抜いたらアクセルガンガン開けていけるから速さはともかくとして、満足感が大きいです。
レーサーでもない僕にとっては、こっちのほうが性にあってるようです。
ただ、この減衰を抜くことである部分に悪影響が・・・

龍神スカイラインから白浜まで凄く良い道が続き、その途中に奇絶峡があります。
その一角に「赤城の滝」と呼ばれる小さいながらも美しい滝があります。
ここで肺の空気交換とマイナスイオン充電をして進む。
後は燃料の丼だけだ。

11:00前に、目的地である白浜とれとれ市場に到着。
やっぱりバイクはほとんどいない。休日中日なのに何故? まぁ気が楽でいいけど、あまり少ないと寂しいですねぇ

内部潜入。洗脳するようなフレーズがフォーエバーで流れています。マグロも吊られています。
♪~とっれとっれとっれとっれとっれ~

そして目標物である丼にロックオン。
折角なので鉄火丼と堅田丼の2匹をゲト。
ウマー!

腹が一杯になったところで、お金も入れずにマッサージチェアで一休み。
気分と腹が落ちついてきた所で帰宅。11:50頃出発。

これまで減衰を抜いてゴリゴリ走っていましたが・・・タイヤのささくれた減り方が酷くなっていた。
遂にはカスがエッジの外にヒダヒダになって溢れ始めた。
流石にヤバイ。
そこで思い出したのが、今月発売の某バイク雑誌の言葉。
「減衰が弱くてバネが勝つとタイヤが荒れる」
そんなの当然じゃーん、と思ってその時は軽く読んでいたがまさかコレも・・・
思い切って減衰を強める・・・のでは無く、プリロードを標準より2つ抜いた。
元々R6のバネはビッグ欧州人向けに異常に固い気がするので、体重60kgそこらならこのくらい抜いても大丈夫だろうと(勘
抜いた感じほんの少しフワフワするので、弱めていた圧側減衰を戻してストローク速度を遅くする。
これで凄くしっくりきた。このまま護摩山スカイタワーまで一気に走るぞ

予感的中!
この美しい磨耗状態。慣らしの時より遥かに高回転でしたが、 明らかにこちらのほうが綺麗に磨耗している!
175cmある大人がプリロード2抜きはちょいとねぇ・・・と思っていたがこの結果。 プリロードを入れていた方がレーシーという考え自体がそもそもの間違いだった。
ちなみにこれが問題の慣らし運転時の磨耗状態。
なんか変な磨耗してますね(^^;
これがまだマシで、これからタイヤのエッジにカスが溢れてヒダヒダになっているのを想像してください・・・(--;
これを見てパイロットスポルトのR6OEMは持たないとカンティガイしてしまいました。

タイヤもカスが全部取れて元気になり、ルンルンで護摩山スカイタワーへ。

と、ここで怪しげなマシンを発見・・・

XB-12Rキター!
ハーレー製(Buell)コーナー専用マシン!
オーナーの方は奈良在住の人で、興味深気に質問したら陽気にXBについて話してくれました。サンクス(^^
タイヤがまだ2000kmくらいなのに強烈な磨耗方でヤバかった(汗)最後に「これ面白いよ~」とカスタムマフラーのサウンドを轟かせて行かれました。
あの走りと形から誰がハーレーと思うでしょうか(笑

さて、僕もそろそろ帰ろう。
名残惜しい寂しい気持ちに後ろ髪を引かれながら、朝来た道をそのまま帰って行く。

と哀愁漂わせて流していると、
「ゴロゴロゴロ・・・」
「ポツポツポツ・・・」

!!!!!!!!

マジか!?
晴れだって言ってたじゃねーかYO!!

前を見るとまだ明るい。バックミラーを見ると・・・真っ暗。
これは・・・逃げるしかない!
そりゃ凄い勢いで逃げましたよ。
悪いと思いつつも暗雲に気づいていない車、バイクをパスしまくって逃げた。
抜き際に「もうすぐ雨ですよー」と言いたかったがそれどころじゃなかった。
こんな形でR6の運動性能の凄さを感じることになろうとは・・・
気がついたら奈良五条。名残惜しさは・・・どっか行きました。
とりあえず帰ろう・・・

帰りに20分くらい高速に乗るが、そこでちょっと回してみた。
ふわえ位までは結構すんなり伸びたが、そこからちょっと鈍い。
安定感もイマイチでこのまま曲がれそうな気がしない。
ふわわ程度のコーナーで音を上げるマシンでもないから、人間がマズイのかな?
師匠に夜な夜な湾岸へ連れていかれてた頃に比べると高速域の耐性が相当ヘボくなってるみたい。

あの頃は怖くていつも置いていかれてました・・・真夜中になんでそんなにスピード出すねん!なんも見えんやんけ!ヘルメット顔面に張り付いて鼻凹むわ!とか思ってましたよ。 それでも見える範囲で着いて行かないと道分からないから大変でしたw
しまいには師匠は国際A級の前田淳さんを連れてきて暴れ始める始末。そりゃ俺、着いて行けませんですえ。
結局、師匠がいなくなってからふわわkmの高速コーナーとか体験することはなくなりました。
ふえわkmで走っているのに皆にガンガン抜かれ、ふわわkmでアンダーと戦ってコワイコワイ最中にインを突かれ・・・あれは夢だったんだ(汗
それでも消えていく師匠の姿は本物でした。R1であわわkmとか出さないで下さい。
出来るならもう一回会ってその時の気持ちを聞いてみたいです。
もう今となっては叶わない、それこそ夢ですが・・・

高速道路で思いを廻らせていたら、ふっとICの看板が。降りなきゃ。

やっと家に帰宅。
今日も楽しかったです。
色々と考えることがあったけど、これからも無茶せずコイツと安全に楽しんでいこうと思います。
今日もお疲れ様!

※走行距離376km/給油量18=燃費20.9
※燃料費2335円+高速代800円+丼代1120円+お茶代110円+充実野菜105円=4470円

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