パソコンの歴史1989年
1989年 1月

 NEC PC-9801LV22発表(1月30日発表、即日出荷開始)

 
PC-9801LV21の後継機種で、CPUはV30/10MHzで変わりません。価格は378,000円です。
 

1月

 NEC PC-98RLmodel2/5発表(1月30日発表、出荷開始2月20日)

 
PC-98XL2(ダブル)の後継機種です。CPUが386DX/20MHzにアップし、価格はフロッピーモデルのmodel2が735,000円、40MHDD搭載のmodel5が970,000円です。
 

2月

 エプソン PC-286LS発表(2月1日発表、出荷開始3月中旬)

CPU  80C286/12MHz
RAM  640KB
VRAM  256KB
FDD  3.5インチ2HD*2ドライブ
HDD  オプション(STD)/20MB(H20)/40MB(H40)
グラフィック  640*400ドット*8階調(液晶画面上)
サウンド  BEEP音
備考  本体 STD 478,000円
           H20 613,000円
           H40 703,000円 

 NECに先駆けて80286系のCPUをラップトップパソコンに搭載しました。しかしラップトップと言うにはあまりにも大きくて重すぎました。現在の省スペース型デスクトップパソコンという感じです。価格も一般ユーザーにはとても手の出ない高価なものでした。
 

2月

 エプソン PC-286VS発表(2月1日発表、出荷開始2月初旬)

 
PC-286VEの上位機種で、CPUが80286/16MHzにアップしています。価格はフロッピーモデルのSTDが388,000円、20MBHDDモデルのH20が513,000円、40MBHDDモデルのH40が603,000円です。
 

1989年 2月

 シャープ X68000PRO発表(2月16日発表、出荷開始3月20日)
 シャープ X68000EXPERT発表(2月16日発表、出荷開始3月10日)

CPU  68000/10MHz
RAM  1MB(PRO)/2MB(EXPERT)
VRAM  512KB+512KB(テキストVRAM)両方ともビットマップ
FDD  5インチ2HD*2ドライブ
HDD  オプション(PRO/EXPERT)/40MB(PRO-HD/EXPERT-HD)
グラフィック  768*512ドット*65536色中16色(仮想1024*1024モード)
 512*512ドット*65536色
サウンド  FM音源8オクターブ8重和音+ADPCM
備考  本体 PRO    298,000円 PRO-HD      408,000円
     EXPERT 356,000円 EXPERT-HD 466,000円
 

 「マンハッタンシェイプでないとX68000でなーい! 」という方もかなりいるのではないでしょうか?私もそう思います(ユーザーだった方ゴメンナサイ)。PROを知らない方も結構いるのではないでしょうか?X68000は発売から2年たちましたが基本性能は全く変えませんでした。
 

2月  富士通 FM TOWNS発表(2月28日発表、出荷開始3月中旬)

CPU  386DX/16MHz
RAM  1MB(model1)/2MB(model2)
VRAM  512KB+128KB(スプライト)
FDD  3.5インチ2HD*1ドライブ(model1)/2ドライブ(model2)
HDD  オプション
グラフィック  640*480ドット*1677万色中256色/320*200ドット*32768色
サウンド  FM音源6和音+PCM8チャンネル
備考  本体 model1 338,000円
     model2 398,000円
 
  発売のイベントは物凄く大々的に行われました。私の記憶ではIBMのJX発売以来の大イベントでした。このクラスでは初めてCD-ROMを標準搭載 しました。スプライト機能などゲームもかなり意識していました。完璧なアフターバーナー が出来る!という話でしたが実際は、ゲームセンターのアフターバーナーUとはかなり違っていました。店頭でもそこそこ人気があり結構売れましたが、そこは富士通で学校物件には非常に強く、学校のパソコン教室ではよくFM-TOWNSが使用されていました。
 
1989年 4月  (米)インテル486DX(25Mhz)コムデックスで発表(4月10日発表、12月より販売開始)

 80386の後継CPUです。i486とも言われています。80386の完全上位互換CPUで内部処理を高速化し、キャッシュメモリを標準搭載し、浮動小数点ユニットを組み込んでいます。
 インテルのCPU帝国を磐石にしたCPUでバリエーションも多く浮動小数点ユニットをオプションにした486SX、内部処理を2倍速にした486DX2、内部処理を3倍速にした486DX4などがあります。Pentiumが主流になる1995年頃まで486ファミリーはパソコン業界を席巻しました。
4月  NEC PC-9801LX2シリーズ発売(4月19日発表、出荷開始4月20日、LX5のみ6月上旬)

 1月に発表したPC-9801LV22の上位モデルで、CPUが80286の12MHzにパワーアップしました。価格はフロッピーモデルのLX2が448,000円、20MBHDDモデルのLX4が588,000円、40MBHDDモデルのLX5が638,000円です。
 
4月  NEC PC-9801EXシリーズ発売(4月19日発表、出荷開始4月20日)

 
3.5インチモデルで、1987年10月に発売されたPC-9801UXの後継にになります。CPUは80286/12MHzで、価格はフロッピーモデルのEX2が348,000円、20MBHDDモデルのEX4が488,000円です。
 
4月  NEC PC-9801ESシリーズ発売(4月19日発表、出荷開始4月20日)

 
同時発売PC-9801EXの上位機種に当たります。CPUが32ビットの386SX/16MHzで価格はフロッピーモデルのES2が448,000円、 40MBHDDモデルのES5が638,000円です。
 
1989年 4月  ジャストシステム ワープロソフト「一太郎Ver.4」発売

 発売直後はバグが発生して回収騒ぎで大変でした。 かなりのハイスペックモデルでないと重くて実用に耐えれなかったのでわざわざVer.3を買う方も結構いました。ジャストシステムのOSジャストウィンドウ上で作動して いて花子とリンクして使用する事も出来ました。何度か改良されVer.4.3でやっと落ち着きました。多分ほとんどの方は箱にVer.4.3と書いてあると思います。
 パソコン側の性能もアップしてきて快適に使用できる環境になり、このバージョンは大変息が長く1993年4月にVer.5が発売されるまでの4年間ベストセラーを続けました。この時代はワープロは一太郎、表計算はLotus1-2-3でした。
4月  任天堂 ゲームボーイ(12,800円)発売

 任天堂の携帯用ゲーム機は1980年代初めに爆発的ヒットを飛ばしたゲーム&ウォッチが始まり です。ゲームボーイはゲーム機としての性能はたいしたことありませんでしたが、ソフトが素晴らしく大ヒットしたテトリス、ゲームボーイを大ベストセラーにしたポケットモンスターなどソフトに恵まれました。
 その後他のメーカーから高性能な競合携帯ゲーム機が発売されますが、ポケモンパワーは強力でライバルを寄せ付けませんでした。
1989年 5月  エプソン PC-386LS発表(5月11日発表、出荷開始6月上旬)

 
外観はPC-286LSと同じで、CPUが386SX/16MHzにパワーアップしました。価格はフロッピーモデルのSTDが538,000円、20MBHDDモデルのH20が673,000円、40MBHDDモデルのH40が763,000円です。
 
5月  NEC PC-98DO発表(5月15日発表、出荷開始6月9日)

CPU  V30/(10/8MHz)98モード
 Z-80H(8/4MHz)同等品88モード
RAM  640KB(98モード)/192KB(88モード)
VRAM  256KB(98モード)/48KB(88モード)
FDD  5インチ2HD*2ドライブ
HDD  オプション(98モード)
グラフィック  640*400ドット*4096色中16色(98モード)
 640*400ドット*モノクロ/640*200ドット*512色中8色
サウンド  BEEP音(98モード)/FM音源3和音+SSG音源3和音(88モード)
備考  本体 298,000円
 1台のパソコンで2機種のソフト が使用できました。PC-8801シリーズとPC-9801シリーズが合体!夢のようなマシンだったのですが、この頃はもうすでにPC-8801シリーズは衰退していて、PC-8801シリーズのソフトが使用できることはそれほど魅力ではなかったのです。実際あまり売れませんでした。PC-9801モードでもCPUがV30だったため80286全盛の中ではパワー不足でした。
 
1989年 6月  NEC PC-9801シリーズ用MS-Windows/286 2.1日本語版発売
6月  エプソン世界初のノートパソコンPC-286NOTE発表(6月7日発表、出荷開始9月中旬)

CPU  V30/10MHz
RAM  640KB+512KB(RAMディスク)
VRAM  256KB
FDD  -
HDD  -
グラフィック  640*400ドット*8階調(液晶画面上)
サウンド  BEEP音
備考  本体 458,000円
 ROMでMS-DOS V2.11標準装備
 統合ソフト「エプソンMEM」表重装備
 (ワープロ、表計算、データベース、通信その他)
  歴史の悲しい事実なんですが、世界初のノートパソコン何かと質問するとほとんどの方が「ダイナブック」と答えるでしょう。しかし発表はエプソンのPC-286NOTEexecutiveの方が早かったのです。記者発表はPC-286が6月7日でダイナブックは6月26日でした。実際販売開始したのはダイナブックが7月でPC-286NOTEは9月なので、どちらが世界初か非常に微妙です。 しかしエプソンのホームページには世界初と書いています。
 不思議なことにフロッピーがありません。ICカードスロットが2スロットあるんですが・・・市販ソフトはどうやってインストールするのでしょう?発表時より発売は9月とアナウンスされていましたが、その直後にダイナブックの発売、そして98NOTEの発売で完全に沈没してしまいました。競合がなかったとしても458,000円の価格設定は高すぎました。
 
6月  エプソン PC-286LST発表(発表6月14日、出荷開始6月20日)

 PC-286LSにティントモード液晶を搭載し、視認性を向上させたタイプです。本体性能はPC-286LSと同じで、価格はフロッピーモデルのSTDが518,000円です。
 
6月  エプソン PC-286VF発表(発表6月14日、出荷開始6月23日)

 PC-286VEの後継機種で、CPUは同じ80286/12MHzですが、グラフィックの描画速度を約1.5倍にアップさせています。価格はフロッピーモデルのSTDが298,000円、20MBHDDモデルのH20が423,000円、40MBHDDモデルのH40が513,000円です。
 
1989年 6月  東芝 ダイナブック「J-3100SS」発表(6月26日発表、出荷開始7月末)

CPU  80C86/10MHz
RAM  1.5MB
VRAM  32MB
FDD  3.5インチ2HD*1ドライブ
HDD  オプション(外付)
グラフィック  640*400*2階調(日本語モード)
サウンド  -
備考  本体 198,000円
 IBM PC互換機に東芝独自の日本語表示機能を取り付けたもの です。 グラフィックはDCGAで日本語表示640×400ドットです。何よりも驚いたのが価格が198,000円だったことで、この機能でこの価格は驚異的でした。便利だったのがレジューム機能を装備していることでした。ダイナブックのおかげでレジューム機能はその後のノートパソコンにほとんど装備されました。 
 ちなみにダイナブックとはアラン・ケイが提唱した理想の携帯型コンピュータ構想です。その名称を使用するとは東芝も大胆だと当時話題になったものです。
 
1989年 8月  NEC PC-9801LX5C発売

CPU  80286/12MHz
RAM  640KB(最大3.6MB)
VRAM  256KB
FDD  3.5インチ2HD*2ドライブ
HDD  40MB
グラフィック  640*400ドット*8色表示(液晶画面上)
サウンド  BEEP音
備考  本体 748,000円
 初のカラー液晶ラップトップパソコンです。この頃のカラー液晶はTFTではなくSTNです。ついに液晶がカラーになったと感動したものです。しかしSTN液晶はお世辞にも綺麗だとは言えませんでした。 この頃はTFTカラー液晶は驚くほど高価でとてもパソコンに搭載できる段階ではありませんでした。STNカラー液晶でも価格は驚くほど高かったのですが・・・・
 
9月  エプソン PC-386V発売

CPU  386DX/20MHz
RAM  1.6MB
VRAM  256KB
FDD  5インチ2HD*2ドライブ
HDD  オプション(STD)/20MB(H20)/40MB(H40)
グラフィック  640*400ドット*4096色中16色
サウンド  BEEP音
備考  本体 STD 498,000円
     H20 623,000円
     H40 683,000円
 前年に発売されたNECのPC-9801RAの対抗機種でクロック数が4MHz早い20MHzでした。コンパクトで性能もよかったためそこそこ売れました。定価はNECと同じであっても実売はエプソンの方が安い場合が多かったので、私 もこのマシンを買いました。
 
9月  (米)アップル Macintosh・ポータブル発表(9月20日発表)

 名前はポータブルですが、ハードディスク搭載状態で重量は7.2kg、ハードディスクを取り外しても6.3kgもありとてもポータブルではありませんでした。CPUは68000でしたが、価格が当時1$=約140円でハードディスクなしモデル5,799ドル(82万円)、ハードでディスク搭載モデル6,499ドル(91万円)と非常に高価でした。日本ではほとんど売れませんでした。
1989年 10月  エプソン PC-286LF発表(10月12日発表、出荷開始10月20日)

CPU  80C286/10MHz
RAM  640MB
VRAM  256KB
FDD  3.5インチ2HD*1ドライブ(H20/H40)/2ドライブ(STD)
HDD  オプション(STD)/20MB(H20)/40MB(H40)
グラフィック  640*400ドット*8階調(液晶画面上)
サウンド  BEEP音
備考  本体 STD  388,000円
           H20 513,000円
     H40 573,000円
 
  PC-286LEの新型です。286LやLEは286と名称がついていましたが、CPUはV30でした。LFは80286の省電力バージョンの80C286を搭載していため正真正銘の286マシンです。前モデルと同様ハードディスクを内臓する場合はフロッピーを1ドライブ外す必要がありました。
 
10月  エプソン PC-286UX発表(10月12日発表、出荷開始10月27日、H40は12月下旬)

 PC-286USの後継機種で、CPUが80286/12MHzになりクロックアップしています。価格はフロッピーモデルのSTDが268,000円、20MBHDDモデルのH20が393,000円、40MBHDDモデルのH40が453,000円です。
 
10月  NEC PC-8801MC発表(10月12日発表、出荷開始11月6日)
 NEC PC-8801FE2発表(10月12日発表、出荷開始10月30日)

CPU  Z-80H/(8/4MHz) 同等品
RAM  192KB
VRAM  48KB
FDD  5インチ2HD*2ドライブ
グラフィック  640*400ドット*モノクロ/640*200ドット*512色中8色
サウンド  FM音源6重和音+リズム音源6重和音
 SSG音源3重和音+ADPCM
備考  本体 MC model1 169,000円(CD-ROMオプション)
     MC model2 199,000円
     FE2            119,800円
 PC-8801シリーズの最終モデルです。MCmodel2には標準でCD-ROM が付いていました。しかしCD-ROM対応のソフトはほとんど発売されませんでした。CD-ROMが簡単に取り外しが出来るため私のいた店で万引きされてしまい、それ以来CD-ROMにも盗難警報機をつける羽目になりました。いったい何に使っていたのでしょうか?FE2はFEのマイナーチェンジでした。
 
1989年 10月  NEC 98NOTE「PC-9801N」発表(10月19日発表、出荷開始11月末)

CPU  V30/(10/8MHz)
RAM  640KB+1MB(RAMディスク)
VRAM  256KB
FDD  3.5インチ2HD*1ドライブ
HDD  -
グラフィック  640*400*8階調(液晶画面上)
サウンド  BEEP音
備考  本体 248,000円
 実物を見たときは感動モノでした。今までラップトップパソコンはありましたが、脇に下げて持ち運ぶことなんで出来ませんでした。でもPC-9801NOTEは3kgを切っていて簡単に持ち運びが出来 て、しかもバッテリーで駆動します。
 ただコンパクトにするためにフロッピーは1ドライブになっていました。2ドライブ必要なソフトの場合は、RAMディスクにフロッピーの1枚分のデータをそのままコピーして擬似的に2ドライブとして使用しました。しかしコピープロデクトのかかったソフトも多く使用できないソフトが多くありました。NECパワーは強大でソフトメーカーはすぐ98NOTE対応 版を発売しました。
 
1989年 10月  NEC PC-9801RA21/51発表(10月19日発表、出荷開始11月10日)
 NEC PC-9801RS21/51発表(10月19日発表、出荷開始11月30日)
 NEC PC-9801RX21/51発表(10月19日発表、出荷開始10月25日)



 本体 RA21 498,000円 RA51 668,000円
     RS21 398,000円 RS51 568,000円
     RX21 338,000円 RX51 508,000円

CPU

 386DX/20MHz(RA)
 386SX/16MHz(RS)
 80286/12MHz(RX)
 V30/8MHz(RA/RS/RX)
RAM  640KB(RS/RX)/1.6MB(RA)
VRAM  256KB
FDD  5インチ2HD*2ドライブ
HDD  オプション(RA21/RS21/RX21)/40MB(RA51/RS51/RX51)
グラフィック  640*400ドット*4096色中16色
サウンド  BEEP音
 RAとRXマイナーチェンジです。新たに386SX搭載モデルのRSが追加登場します。このモデルから3兄弟シリーズが続きます。その後1990年末のDA/DS/DX⇒1992年初めのFA/FS/FXと2回のモデルチェンジを経て1993年初めのMATE、FELLOシリーズへ 発展していきます。
 
10月  NEC PC-H98model70発表(10月19日発表、出荷開始1990年1月下旬)

CPU  386DX/33MHz
RAM  1.5MB(002)/5.5MB(100)
VRAM  512KB
FDD  5インチ2HD*2ドライブ
HDD  オプション(002)/100MB(100)
グラフィック  1120*750ドット*4096色中16色
サウンド  BEEP音

備考

 本体 002  995,000円
     100 1,680,000円
 CPUが32ビット中心になりパソコン内部の処理速度が速くなってきましが、外部とのやりとりをするバスは1982年秋に発売されたPC-9801のCバスのままでした。そこで更なる飛躍を目指すために新しい規格のNESAバスを導入したのがPC-98H(ハイパー98)です。解像度はPC-98XA/XLと同じ1150×750ドットのハイレゾモードを採用しています(PC-H98S以外)。
 しかしメーカー主導の新バスはことごとく失敗します。IBMのマイクロチャネル、インテル&コンパックのEISAバス、そしてNECのNESAバスなどです。結局世界標準なったのはPCIバスでした。
 PC-H98シリーズはWindows時代になると、PC-9821シリーズの登場で高解像度の優位性が発揮できなくなり、徐々に消えていきました。いいマシンだったと思うんですけど・・・・
*NESA(ニュー・エクステンデッド・スタンダード・アーキテクチャー)
 
10月

 ジャストシステム 「一太郎dash」発売


 
一太郎Ver.4は高性能でしたが、あまりにも重かったので基本性能に絞りフロッピーベースでも快適に使用できるようにしたのが一太郎dashです。価格が安くノートパソコンでも快適に作動したのでよく売れました。しかしハードデスクが一般的になってくると役目 は終わり、バージョンアップされることはありませんでした。
 

11月  富士通 FM-TOWNS1F/2F/1H/2H発表(11月7日発表)

 
春に発売したモデルのマイナーチェンジでした。新たにハードディスク搭載モデルが追加されました。価格はフロッピーモデルの1F/2Fが318,000円/378,000円、ハードディスク搭載モデル1H/2Hが458,000円/548,000円でした。
 

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