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Smarty:ディレクトリ構成

●全体の構成

ここから、Smarty の具体的な使い方を説明していきます。

実際に動作を確認するために、
Apache のルート・ディレクトリ、
c:\Apache24\htdocs
を使います。

先のセクションで例示したファイルに、
sample.tpl というのがありましたが、
これは「テンプレート・ファイル」と呼びます。

Smarty は、
別途用意するPHP ファイル (今回は sample.php) の設定に従い、
テンプレート・ファイル (今回は sample.tpl) を
目的の機能を実現した PHP ファイルに変換するのです。

今回では、
{$title} の部分を List title: という文字列に、
{html_options ...} の部分をプルダウンメニューに、
それぞれ置き換えてくれます。

# こういった置き換えを行うプログラムを
# 「テンプレートエンジン」と呼びます。

さて、
各ファイルの配置ですが、
htdocs の下に evaluate というディレクトリを掘って、
sample.php を置くとします。

・evaluate の下に templates というディレクトリを掘って、
  テンプレート・ファイル (今回は sample.tpl) を置きます。

・更に evaluate の下に templates_c というディレクトリを掘ります。
  変換後の PHP ファイルが、Smarty によって、ここに配置されます。

[htdocs]
 |
 +-- [evaluate]
      |
      +-- sample.php
      |
      +-- [templates]
      |    |
      |    +-- sample.tpl
      |
      +-- [templates_c]
           |
           +-- 生成後の PHP ファイル

sample.php と sample.tpl というファイルを作って、
前のセクションのプログラムを貼り付けたうえで、
上記の場所に置きます。

Apache をスタートさせ、
ブラウザで、
http://localhost:8080/evaluate/sample.php
を開いてみます。

List title: 

のように表示されたでしょうか?

表示されない場合、エラーが出る場合は、
ファイルの中身をコピーミスしていないか、
Smarty のインストール自体が間違っていないか、
調べてください。

問題無く表示されたら次に進みます。
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