可撤式装置にしては、かなりの目標位置まで歯牙移動及び機能矯正が可能であるため
最終の調整幅が微調整となり、ブラケット装着期間の大幅な短縮が期待できます。
上顎大臼歯遠心移動用
(ワイヤー調整不要)
口蓋だけでなく下顎の歯列をも固定源にする為、反作用の少ない効率の良い上顎大臼歯の遠心移動が可能で移動後
に弱冠遠心傾斜しても後部臼歯の萌出と毎日加わる咬合圧により改善します。
主に非抜歯矯正による治療において側方拡大で改善されない2級症例又は、側方拡大で犬歯が萌出するスペースが
足りないディスクレパンシー等に使用します。
3級下顎臼歯遠心移動対応型
(ループ微調整必要)
3級対応型
(ワイヤー調整不要)
ロルフ・フレンケル博士の軟組織の異常機能を排除した細胞吸収により歯牙を平行移動するF.Rのリップパッド
による生物学的テクノロジーをこの装置に適合した構造を実現しました。これにより重度3級の改善が確実なもの
となり、口唇が変化し後戻りの可能性も低くなります。