雅楽演奏会
〜2014〜
Believe In Snow
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◆主な行事◆

奈良は雅楽を伴う伝統行事が最も多い地域の一つです。雅楽を見ることができるオススメの雅楽演奏会、伝統行事をあげます。詳しくは年間案内を見てください。今の季節感覚で分けました。季節の下の( )は、その季節をあらわすといわれる雅楽の調子(音)の名前です。

新年 晩冬
(双調)
そうぢょう

(黄鐘調)
おうしきちょう
初秋
(平調)
ひょうぢょう

(盤渉調)
ばんしきちょう
1月10日前後

成人の日
2月3日  

節分
5月5日

子供の日
8月14日

中元
9月 中旬

敬老の日
11月3日

文化の日
12月17日

おん祭
舞楽始式
舞楽4曲
萬燈籠
舞楽

舞楽1曲
南都楽所
定期公演

管絃1曲
舞楽5曲
萬燈籠
舞楽

舞楽1曲
長寿祭
舞楽

舞楽1曲
南都楽所
定期公演

管絃1曲
舞楽4曲
春日若宮
おん祭

舞楽11曲
国風歌舞2曲

◆雅楽演奏会 伝統行事◆
 
〜詳細年間案内と記録〜

奈良の伝統行事、一般公開の雅楽演奏会を中心に紹介します。随時更新しますが、予定は変更されることがあります。その年、終わった行事の欄は記録になります。
昨年の情報を参考として記載している場合がありますので注意してください。

行事名 公演場所 雅楽曲目 みどころ・いわれ
級は雅楽初心者のための鑑賞難易度の目安。
交通
☆印は春日大社
公開
2014
平成26

毎年
成人の日
H26
1/13


 

13:00
舞楽始式(ぶがくはじめしき)
オススメ
奈良・春日大社 社頭 林檎の庭
管絃
「太食調音取(たいしきちょうねとり)合歓塩(がっかんえん)」
舞楽
「振鉾三節」(えんぶさんせつ)
舞楽「長保楽」(ちょうぼうらく)
舞楽「胡飲酒」(こんじゅ)
退出音声
「長慶子」(ちょうげいし)


前年、おん祭で終わった南都楽所の舞楽が新年のこの日から始まります。
成人の日を祝う舞楽でもあります。 思いかえせば、成人の日は、僕はここで舞っていた。ちょうど「賀殿」(かてん)の舞で林檎の庭での初舞台でした。その日 は寒くて、白いうす曇りの日だった。
初級〜中上級
公開
        以下未定      

 


2012
毎年
2/3

17:30ごろ 節分萬燈籠舞楽 奈良・春日大社 社頭 林檎の庭

舞楽「」( )

燈籠に灯がともされ、幻想的な光景の中舞われます。篝火もたかれます。 例年、薄暗くなったころ白砂舞台に出て、舞い終わって入るころには暗くなってだいぶん冷え込んできます。
初級
公開
 

毎年3/9

 

14:00 人形供養 正暦寺(しょうりゃくじ)

管絃「越殿楽」「王昭君」(楽筝・楽琵琶 付)

真言密教のお寺で山の中にあるいい雰囲気のお寺です。
雛人形など古くなった人形を燃やして供養します。このお寺は菩提泉(ぼだいせん)というお酒が有名です。
奈良・近鉄奈良駅からバス米谷町行きで23分柳茶屋下車、徒歩40分  


毎年3/13ごろ
  春日祭 春日大社 和舞(やまとまい) 三大勅祭の一つ。勅使以下、楽人等が参道を参進していく姿を見ることが出来ます。門の外から音を聞くことはできますが、秘儀のため見ることは出来ません。中での様子は『秘儀開封春日大社』という本でうかがうことが出来ます。
秘儀
2011

3/21

3/22

3/21
18:00
3/22
13:00

聖霊会(しょうりょうえ)
お会式(おえしき)
法隆寺 祭典奏楽・太子和讃(たいしわさん) 絃楽器を使った祭典奏楽です。太子和讃(たいしわさん)というめずらしい演奏があります。法隆寺の僧侶が歌を歌い、伴奏を南都楽所が行います。 奈良・法隆寺
近鉄JR奈良駅からバス50分、または、JR法隆寺駅から徒歩20分
 
毎年
4/1ごろ日曜
12:45 花会式(はなえしき) 薬師寺 H22道楽・舞楽「振鉾」「迦陵頻」「右方・還城楽」 散華(さんげ)の舞う中金堂前で舞われる。平山郁夫さんの絵が公開されていて、新しくお堂に納められてい ます。    
毎年
5/2
13:00 聖武祭 東大寺鏡池浮舞台


H22「振鉾(えんぶ)」舞楽「迦陵頻(かりょうぴん)」「貴徳(きとく)」

  バスで大仏殿春日大社前で降りてすぐ 公開
2010
毎年
5/5


 

10:00
祭典

11:00ごろ舞楽

菖蒲祭(しょうぶさい) 奈良・春日大社 社頭 林檎の庭 祭主入場
「小乱声」

祭典奏楽
「賀殿」「胡飲酒」など


平成23年
舞楽「右方 還城楽」(うほう げんじょうらく)
端午の節句のお祭。春日大社の砂ずりの藤が見頃です。 また、『枕草子』に「五月こそ世に知らずなまめかしきものなりけれ〜その日は菖蒲をうち葺き〜」とあります。桧皮葺の屋根の上に投げ上げられた菖蒲(しょうぶ)の葉が光っています。襲装束(かさねしょうぞく)では暑すぎるくらいの陽気である年が多いです。午前に本社で舞楽が奉納されて、午後に場所を池の舞台に移して、公開演奏が行われます。
 
公開
2010
毎年
5/5

13:00から

 

子供の日

舞楽演奏会

南都楽所定期公演

オススメ
春日大社万葉植物園

雨天時
春日大社感謝共生の館 等

平成23年
管絃
「太食調音取(たいしきちょうねとり)」「合歓塩(がっかんえん)」「抜頭(ばとう)」
舞楽
「振鉾二節(えんぶにせつ)」
「迦陵頻(かりょうぴん)」「胡蝶(こちょう)」
「春庭花(しゅんていか)「新靺鞨(しんまか)」
退出音声(まかでおんじょう)「長慶子(ちょうげいし)」

春と秋の南都楽所の公開演奏会です。春にはつつじが美しく、池の舞台のはたに咲きます。子供の舞の天冠にもこの花を挿します。また、藤も美しい季節です。 藤もちょうど見ごろで、池の浮島の中央にある横たわって生えているイチイガシの木に楽所幕(がくそまく)をはって楽坐(がくざ)とします。張り出しの舞台で舞います。
初級〜中級
完全公開

写真撮影可

2010
5/15
8:00 葵祭 御所 奏楽「合歓塩」      

毎年
5月下旬

2010
5/28
(土)

13:00 柴橙護摩供会 法楽寺 道楽「五常楽」
舞楽「振鉾三節」合鉾のみ
舞楽「(未定)」
三重塔の前で舞楽奉納があります。平成11年から奉仕が始まりました。町の中ですが、おおがかりな護摩法要(ごまほうよう)があります。舞楽の後にご住職さんをはじめとするお坊さんが山伏のような格好で護摩をたいている火の中にお札を投げ入れます。護摩法要 ではキャンプファイヤーみたいに火を燃やします。そのとき、杉の枝をたくさんつかっているので白煙があがります。初級 大阪・平野区田辺 公開

2011
毎年
8/14(日)
18:00
祭典
18:30
舞楽  

 

中元萬燈籠舞楽(まんとうろうぶがく)
オススメ
     

奈良・春日大社 社頭 林檎の庭         H23
舞楽「五常楽(ごしょうらく)」
     
一般の方もご覧になれます。
春日燈篭に灯がともされ、篝火の中舞われます。冬の萬燈籠とはまた違った雰囲気で、虫のすだくなかでの舞楽は大変いいものですよ。舞楽の後で若宮神社のほうまで歩いていかれることをオススメします。灯篭の揺れる光をみていると 、なんだかおだやかな気持ちになれますものね。

追記・この時期、奈良で、灯花会というイベントをやっていって、奈良公園を中心に街角でろうそくが相当な数ともされます。とても幻想的な光景ですよ。夜9:30までです。
初級
公開
毎年
敬老の日

2011
9/19
(月)
13:00
長寿祭
奈良・春日大社 社頭 林檎の庭 H23
舞楽「林歌(りんが)」

敬老の日にちなんだ春日大社の行事の中で、お年寄のご長寿を願って舞楽が舞われます。
初級

H23は感謝共生の館で実施

公開

毎年9月〜10月ごろ

2011
9/12(月)
17:00〜行列JR奈良駅発)
18:00〜
神事
19:00〜
管絃船
采女祭(うねめさい) JR奈良駅〜猿沢の池、采女神社 道楽「五常楽」
祭典奏楽・数曲
管絃「五常楽」船上で
行列が池の近くまできたら道楽があります。十二単衣姿の花扇使い、楽人らが乗った2艘の龍頭鷁首の管絃船を猿沢の池に浮かべます。雅楽を奏でながら池を巡って、最後に秋の七草に飾られた花扇を水面に浮かべます。中秋の名月が空に浮かびいい雰囲気です。

奈良時代に帝の寵愛が衰えたことを嘆いた采女が猿沢池に身を投げました。その霊を慰めるために行われる祭りです。采女神社は猿沢池のはたにありますが、身を投げた池を見るにしのびず一夜で社殿が後ろ向きになったと いう伝説があります。だから今でも後ろ向きに立っているんですね。
近鉄奈良駅から徒歩5分、JR奈良駅から徒歩15分 公開

毎年
11/3

2011
11/3
(木)
10:00


文化の日祭

明治祭

オススメ

奈良・春日大社 社頭 林檎の庭

祭主入場
「小乱声(こらんじょう)」

祭典奏楽
「賀殿(かてん)」「胡飲酒(こんじゅ)」など

平成23年
「蘭陵王(らんりょうおう)」

 



春日大社のりんごの庭で舞楽奉納があります。白砂の独特の舞台で、雨のときは春日大社の舞殿で舞われます。

初級〜上級

公開
2011
毎年
11/3
11:00 拍子神社(ひょうしじんじゃ) 奈良・拍子神社(登大路) 祭典奏楽 南都楽所の楽師による奏楽。

南都楽人は拍子の神(ひょうしのかみ)と呼んでいて、芸能の神様です。旧南都楽所の楽家辻家の邸内社で狛近真を祭るお社です。 ほんとに小さなお社ですが、南都楽所にとって 、たいへん大事なお社です。
 

JR近鉄奈良駅より徒歩20分
県庁東交差点の道路の脇にあります。
 
2011
毎年
11/3

 

13:30
〜15:30
ごろ
文化の日

万葉雅楽会

管絃・舞楽演奏会

南都楽所定期公演

オススメ

奈良・春日大社

万葉植物園
 

池の上 浮舞台

雨天・春日大社感謝・共生の館 等

平成23年
管絃
「壱越調音取(いちこつちょうねとり)新羅陵王(しんらりょうおう)」
「胡飲酒破(こんじゅは)」

舞楽
「振鉾二節(えんぶにせつ」
「甘州(かんしゅう)」
「陪臚(ばいろ)」
退出音声
「長慶子 (ちょうげいし)」

池の舞台の上で舞われます。秋は万葉植物園の木々の紅葉と、舞人の装束が水面に映る様子が美しい。混雑が予想されますので、はやめに行って座るほうがよいかと思います。
南都楽所の春と秋の定期公演です。管絃1曲と舞楽の平舞を左方と右方、そして、走舞を1曲で、毎回演目がかわります。

この時期、奈良国立博物館で正倉院展が毎年催されています。

初級〜上級

完全公開

写真撮影可
10〜11月 17:00 御神楽(みかぐら) 奈良・春日大社 社頭 御神楽     秘儀
非公開
毎年11/17 10:30 談山神社   舞楽 紅葉が、とても美しい神社。 談山神社  
 


2011
毎年12/16

22:00〜
春日若宮おん祭
遷幸ノ儀

奈良・春日若宮神社〜お旅所

新楽乱声(しんがくらんじょう)
道楽「慶雲楽」
献饌奏楽「合歓塩」
撤饌奏楽「抜頭」

詳しい説明は「おん祭と雅楽』参照中級〜上級 一部秘儀写真撮影厳禁
毎年12/17 11:00〜 お渡り式 奈良市内  陪従(べいじゅう)の馬上の「こわだし」 日の使(ひのつかい)、陪従(べいじゅう)、東遊の舞人が馬に乗って市内を歩きます。途中で篳篥と高麗笛による「こわだし」があります。
初級〜中級
公開
  14:00〜
舞楽は夕刻から
お旅所祭
最もオススメ
お旅所芝舞台
献饌奏楽「十天楽(じってんらく)」
東遊(あずまあそび)
振鉾三節(えんぶさんせつ)萬歳楽(まんざいらく)
延喜楽(えんぎらく)
賀殿(かてん)
地久(ちきゅう)または長保楽(ちょうぼうらく)
和舞(やまとまい)
蘭陵王(らんりょうおう)
納曾利(なそり)
散手(さんじゅ)
貴徳(きとく)
抜頭(ばとう)
落蹲(らくそん)
撤饌奏楽「胡飲酒(こんじゅ)」

詳しくはおん祭と雅楽

「おん祭と雅楽く」参照

初級〜最上級



H23 長保楽
東日本の地震と奥吉野熊野の水害の復興祈願
別願舞楽(べちがんぶがく)として長保楽の後に「甘州(かんしゅう)敷手(しきて)」を奉納予定

2年前の記録
H22晴儀 寒いおん祭 地久競馬左方勝ち
信雪
管方 舞楽延喜楽 音頭 献饌十天楽右方だ太鼓 舞楽地久だ太鼓 撤饌胡飲酒だ太鼓
舞楽 蘭陵王舞人 

昨年記録
H23晴儀 寒いおん祭
天気・晴
競馬・左方勝ち
長保楽・別願舞楽「甘州」・「敷手」東北の大震災と紀伊半島の水害の復興祈願
信雪
管方 舞楽落蹲 音頭 東遊 付け歌 散手だ太鼓 
舞楽 萬歳楽の舞人 賀殿の舞人

 
ここをクリックおん祭と雅楽
公開
  23:00〜 還幸の儀 奈良・お旅所〜春日若宮神社 道楽「還城楽」 中級〜上級   写真撮影厳禁
以前の記録


毎年
5月上旬
14:00 万葉まつり 和歌山県・海南市・春日神社 舞楽「蘭陵王」「納曾利」
初級

平成11年から平成21年まで南都楽所が演奏しました。信雪は毎回行かせていただきました。熊野古道の入り口にあって、村の鎮守様を思わせる神社です。 みかんの花の香りが村中に広がっているのが印象的でした。空気がきれいな山の中。
社殿の向こうの森から五月の心地よい風が吹いてきます。海南は漆塗りが有名なところ。
JR海南駅から1キロほど 公開
2010
3/6(土)
12:10 (財)兵庫県芸術文化協会主催の伝統文化体験フェア 迎賓館(兵庫県公館) 舞楽「蘭陵王(らんりょうおう)」 演奏は南都楽所で学んだ「三和会」「奈良大学雅楽研究会」
「兵庫県立明石清水高等学校伝統芸能研究会雅楽部」です

(財)兵庫県芸術文化協会主催の伝統文化体験フェアの
特別ゲストとして出演します

入場無料で、各種催しが開かれています

迎賓館は兵庫県の元町駅近くの明治時代に建てられたルネサンス様式の建物で
賓客の接遇などに使用される建物です
兵庫県
元町

JR元町駅
から
徒歩5分
無料公開
以前の2006
11/4

 

17:40
開門

18:40
舞楽

20:30
結願法楽
天台声明

21:30
閉門

 
鶴林寺
十三夜観月会舞楽公演
鶴林寺 舞楽
「延喜楽(えんぎらく)」
「萬歳楽(まんざいらく)」
退出音声
「長慶子 (ちょうげいし)」



羽柴秀吉の播磨攻めにより途絶えたとされる雅楽を平成15年に復興。 平成15年の演目は、管絃「越殿楽(えてんらく)」「迦陵頻(かりょうぴん)」「蘭陵王(らんりょうおう)」。今年平成18年は第2回目の雅楽公演。

宝物館(雅楽特別展)、太子堂で夜間拝観

奈良大学 雅楽研究会
雅楽を演じ、研究することを目的として、昭和57年に創部。西暦1000年ごろから雅楽を伝承する天下の三方楽所(さんぽうがくそ)の一つ、南都楽所(なんとがくそ)に師事する。日中友好20周年記念蘭陵王墓前公演などの海外公演を始め、東大寺での伎楽出演や、毎年、春に談山神社、正暦寺、秋に円成寺などの舞楽奉納がある。

兵庫県立明石清水高等学校 伝統芸能研究会雅楽部
平成13年に創部。明石清水高校文化祭(清湧祭)での演奏。鎌倉時代の楽所幕の復元、AM神戸ラジオ出演などがある。平成15年鶴林寺での見学会で、約500年ぶりの雅楽演奏を行う。今回は播磨地域の芸能をモチーフにした創作伎楽、播磨伎楽(はりまぎがく)復元公演に製作使用した鶴林寺師子頭などの参考出品での参加。

兵庫県 加古川市 鶴林寺で雅楽特別展9:00〜16:30

兵庫県
加古川市

JR加古川駅
から
バス8分
徒歩25分
無料公開
2007
平成19

H19
9/8
 
18:30 20:30 天上の楽 

南都楽所横浜公演 

横浜みなとみらい 日本丸メモリアルパーク 16:30 
龍頭船で舟楽・管絃「越殿楽(えてんらく)」
18:30
舞楽
道楽「五常楽」
「狛桙(こまぼこ)」
「蘭陵王(らんりょうおう)」
20:30
舞楽

道楽「五常楽」

「狛桙(こまぼこ)」
「左方 還城楽(げんじょうらく)」

               
  
    
詳しくはこちら→http://www.yaf.or.jp/nohgaku/prog-2.html#akari(外部)
H19信雪  越殿楽 琵琶 舞楽管方 狛桙音頭 快晴
   
9/9 14:00 15:00 横浜能楽堂 こども雅楽公演 横浜能楽堂 (こども対象) 舞楽
「狛桙(こまぼこ)」
「左方 還城楽(げんじょうらく)」
H19信雪  越殿楽 狛桙音頭 快晴    


2007
10/6
(土)
13:30 正倉院フォーラム
南都楽所特別公演
NHK大阪ホール 予定舞楽
「陪臚(ばいろ)右方」
基調講演「東大寺と正倉院」森本公誠
特別公演「大仏開眼会の芸能」南都楽所
パネルディスカッション「宝物からのメッセージ 天平人の心は今に」
パネリスト
上村淳之(日本画家)里中満智子(漫画家)関根俊一(手塚山大学教授)

主催 読売新聞社 NHK大阪放送局
後援 文化庁 奈良国立博物館


H19信雪 管方 晴

大阪
地下鉄谷町4丁目下車すぐ
申込

2007
11/9
(日)
開場
17:30
開演
18:00
正倉院展公演 奈良国立博物館 管絃
「角調音取(かくちょう)
傾盃酔郷楽(けいばいすいきょうらく)」
舞楽
「北庭楽(ほくていらく)」
「林歌(りんが)」

 

 


雅楽の夕べ
管絃と舞樂
第59回正倉院展開催記念
社団法人南都楽所

その他

主催 奈良国立博物館

http://www.narahaku.go.jp/news/59s-event/59s-gagaku.htm
(外部リンク)

H19信雪 笛 晴

奈良国立博物館 申込

2007
10/28
(日)
12:30開演
12:00会場
民俗芸能大会 荒ぶる獅子と鎮めの舞
 
上富田文化会館 予定舞楽
「振鉾三節(えんぶさんせつ)」
「散手(さんじゅ)」
第49回近畿・東海・北陸ブロック民俗芸能大会
テーマ「
荒ぶる獅子と鎮めの舞

春日若宮おん祭の神事芸能・春日の舞楽「振鉾三節」「散手」社団法人南都楽所

その他

主催 実行委員会、和歌山県教育委員会 他
後援 文化庁 和歌山県

H19信雪 左方振鉾舞人 晴

http://www.town.kamitonda.lg.jp/kami40/bunkan/minzokugeinoi.htm
(外部リンク)
 

和歌山 西牟婁郡上富田町朝来 申込
以前の記録
2005
11/19
11/20
11/19
15:30〜17:30

11/20
14:00〜16:00
  東京・代官山 iスタジオオープニング公演 予定
舞楽
「蘭陵王 (らんりょうおう)」「納曾利(なそり)」


新しくできた東京・代官山 iスタジオのオープニング企画の演奏会。
国指定重要無形文化財「春日若宮おん祭り」を紹介。
蘭陵王と納曾利身ミニコンサート。
H17 信雪 蘭陵王 舞立×2

詳しくは代官山 iスタジオHP↓(外部リンク)
http://www01.pref.nara.jp/tokyo/i-studio/acsess.html

19日の模様は、「漂風舎」(たすくさんのHP)の史跡探訪に
詳しく報告があります↓(外部リンク)
http://kobe.cool.ne.jp/kamunabi/index.html

 

 

東京
 
無料公開

◆交通◆
☆印は春日大社で行われるものです。その他は最後の欄に載せています。 「あをによし寧楽の都へ」奈良マップをあわせてご覧下さい

「あをによし寧楽の都へ」
奈良マップ

雅楽を見にいこう
〜雅楽演奏会を楽しみたい人へ〜
◆お願い◆

◇雅楽は伝統行事の中で演じられる場合が多くあります。伝統行事は厳かなうち進められるため、雰囲気をこわさないように、見学してください。とくに、神事、仏事での雅楽演奏は雅楽を見にきた人ばかりではありません。お参りにきたお客さんに(神様、仏様に)迷惑にならないように現地では、係の方、神主さんやお坊さんの指示に従って見学してくださいね。

◇参考として公開、非公開を掲載しましたが、現地での指示に従ってください。特に、写真撮影が厳しく禁止されていることもあります。また、許可された場所でも、フラッシュなどは控えめにお願いしますね。シャッターを切る音や、撮り終わりの巻き戻し音にも注意を払ってもらえるとうれしいです。

◆眠い?◆

初めて聴いて、どの曲を聴いてもおんなじに聞こえるという方がいらっしゃいます。初めて、聴かれる場合には、曲の違いや調子の違いはそんなにわからないかもしれません。全体的に「プワ〜」という音色で眠くなるのは当然です。
眠ってしまったらどうしようと不安になる方があるかもしれませんが、気になさらなくていいです。雅楽の師匠ではありませんが、能楽師が「聞き手を安心させて眠らせるぐらいでないと名人ではない」と言っておられました。でも、かくんかくんなっているとか、口をあけているとか、よ○れをたらしているとかは、ご遠慮願います。とくに、管絃のときにいびきをかいている人がいたら、たとえ他人でもやさしくつついて起こしてあげましょう。
でも、初めて聴いても眠くない曲や、舞もたくさんありますよ。リズムや舞の様子、衣装、五感を働かせて、感じ取ってみてください。まずは、気楽にみてくださいね。
南都楽所の場合は、特別公演をのぞいた伝統行事での演奏はすべて屋外で行います。だから、あんまり眠くなったりしません。季節もなかなか厳しい時期が多く、眠っていられないと思います。 そういった意味でも眠くはならないのです。

◆演奏の終わりのタイミング◆

「いつ拍手をすればいいの」という質問をよく受けます。
したいときにしてもらったらいいのですが、タイミングが難しいといわれるので、あえていいますと、
管絃の演奏では、最後に楽筝の音が消えて、楽人全員が正座にします。そのあと、楽頭(羯鼓の演奏者)が礼をします。そのときにもし、拍手したいと思われたら迷わずおもいっきりしてください。なんだか「拍手してね」と言っているみたいですね。まっ、そういうことです・・・。
舞楽の場合は、すべて終わってからというのが正しいのかもしれませんが、舞人が舞台から降りはじめて、楽屋に入っていくときに、していただけるとよろしいかと思います。
舞楽の演奏会の最後に演奏する『長慶子(ちょうげいし)』という曲はこの演奏を聞きながらどうぞ退出してくださいという意味の「退出音声(まかでおんじょう)」として演奏されます。これを聞きながら、席を立つというのが通(つう)なのかもしれませんが、せっかく、演奏してい ますし、 実は、とてもおもしろい曲なので最後まで聴いて帰られることは大歓迎です。

ヨーロッパのオペラの劇場で演奏したときなどは、歓声とともに立ち上がり拍手ののちにアンコールなんてのがありました。

◆無料◆

雅楽を見るにはお金がかかるのでは?といわれますが、基本的に上にあげた演奏会や伝統行事の雅楽は一般の見学者にとって ほとんどが無料のものばかりです。ただし、普段と同じで、各寺社に納める500円前後の入場料がある場合はあります。特別講演については主催者の情報を確認してください。

◆雅楽を感じる◆

雅楽には、音楽的にきいていいなあ、舞を見てビジュアル面でのいいなあとか、いろんな見方があるかと 思います。魅力は雅楽の持つ音楽性や演劇性だけではありません。見に来られると、そのお祭や舞台の持っている雰囲気や力を感じとられることでしょう。楽の音に混ざる鹿の声、風の音、篝の明かり、空に立ち上る煙、池の舞台の前にはねる鯉、空をゆく鳥、森のにおい、お香のかおり、おなかに響く震動。星明りの芝の舞台、僕はこんなものも、雅楽の一部だと思っています。そんなことを感じてもらえるとうれしいです。 雅楽の大きな行事は昔から屋外で演奏されてきました。自然とともに、屋外で感じるのが雅楽の醍醐味だと思います。

◆その他の注意◆

◇こちらは南都楽人(南都楽所の楽人)の信雪のホームページですが、春日大社または南都楽所の公式サイトではありません。ここにある情報の責任は、すべて、信雪個人にあります。行事についての質問は、かまいませんが、このページの内容についてのクレームを春日大社または、南都楽所にしないようにしてください。信雪個人にお願いします。
また、更新については、多忙のため、気まぐれで、誤記、行事内容の変更等による責任は一切負いかねますのでご了承ください。

文章の無断による引用、転載、改編を禁止します。ここでは南都(奈良)方の雅楽を中心に解説していますが、文責はいっさい「信雪」個人にあります。