Androidにエクスポート その2
Godotでのandroidエクスポートの準備ができたので、いよいよエクスポートします。
エクスポート先のフォルダは先に作っておくことをお勧めします。
また、セーブデータを使う場合は、リソースタグでファイルの種類を指定しておきます。
プロジェクトのエクスポートをクリックします。

デバッグキーストアしか作ってないときはこのまま保存をクリックします。
自分はここで問題が発生しました。
gd_sokoban.apkというファイル名でエクスポートしようとしたら、「ファイル名が不適切です」みたいなエラーがでました。apkのファイル名にアンダーバーが含まれているとエラーが出てエクスポートできません。
初心者的にはびっくりのエラーです。
アンダーバーを取ってエクスポートをやり直しました。
将来的なことも考えて、リリースキーストアも作っておきます。
作るのは簡単で、以下のコードをコマンドプロンプトにコピペします。
keytool -v -genkey -keystore mygame.keystore -alias mygame -keyalg
RSA -validity 10000
キーストアのパスワードを2回入力します。
名前は適当に入れます。
組織名以下はエンターでいいらしいです。
国コードはJP
最後に「はい」
以上の入力でmygame.keystoreというリリースキーストアが出来上がります。
※ -keystoreの後のmygamを自分のアプリ名にするとわかりやすいです。
※ -aliasの後ろのmygameがユーザー名になります。自分が覚えやすいものにしておくことをお勧めします。
リリースキーストアが出来たらGodotにパスを指定します。
ReleaseUserはmygameになります。(自分はuploadに変更しました)
Release Passwordは先ほど2回入力したものと同じでないといけません。
設定ができたらインポートします。
リリースキーをサインしようとするときは「デバッグ付きエクスポート」のチェックを外さないといけません。
初心者は気付かない仕様だと思いました(-_-;)
apkのビルドエクスポートができたので将来的にGoogle Playにあげることも考えて、aabでのエクスポートもやってみます。
aabでエクスポートするためには、まずandoroidビルドテンプレートをインストールしなければなりません。
プロジェクトのメニューから「Andoroidビルドテンプレートのインストール」を選択します。
インストールしますかと聞かれるので、インストールします。
あとはエクスポートのメニューの設定だけです。
User Custum Build にチェックを入れて、エクスポート形式をExport AABにします。
あとはapkと同様にすればaabファイルの出来上がりです。
apkはすぐにできる感じですが、aabはビルドに少し時間がかかりました。
ちなみに保存するファイルの拡張子をaabにしないと怒られます。