SINCE : 2/22/2003　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　忍之者の精神と心得　　
　　　　その壱：忍者の心構え
　　　　　　　　　　　　　◎忍術の忍は耐え忍ぶの忍。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・刃の下に心。
　　　　　　　　　　　　　　・音もなく匂いもなく智名もなく勇名もなし。（深き淵の如し。）
　　　　　　　　　　　　　　　その功、天地造化の如し。
　　　　　　　　　　　　　　・花情竹性
　　　　　　　　　　　　　　・滅私奉公
　　　　　　　　　　　　　　・無芸無名
　　　　　　　　　　　　　　・廉恥潔白
　　　　　　　　　　　　　　・必死覚悟
　　　　　　　　　　　　　　・忍耻黙行

　　　　　Ninja’s mental attitud  

    ◎　“Nin”of Ninjutsu means “patience”
           ・The mind under the blade
・Without noise, sound, fame, or valor (like the depths of a river/pool); that merit, like the creation of heaven and　　 earth.
・Mercy of the flower and nature of bamboo
・Subduing one’s desire and serving the public/for greater good
・artless and nameless
・humility and purity
・prepare for death
・bear shame and act in silence (or bear shame in silence)

　　　　その弐：修行の心得
　　　　　　　　　　　　　◎只、天下泰平の御為には身をも家をも振り捨てて実心得方忍術修行の入口にて御座候

　　　　その参：正心とは・・・・
　　　　　　　　　　　　　　・心だに、まことの道に叶いなば、祈らずとても、神やまもらん。
　　　　　　　　　　　　　　・忍びとて、道に背きし偸みせば、神や仏の、いかでかまもらん。
　　　　　　　　　　　　　◎夫れ忍の本は正心也。忍の末は陰謀佯計也。是故に其心正しく不治時は臨機応変の計を運す事ならざる也。
　　　　　　　　　　　　　　　　　・本乱末治者否也
　　　　　　 　　　　　　　◎正心とは仁義忠信を守るにあり、仁義忠信の不守則強勇猛をなす事不成、臨機応変の計を運す事ならざる也。
　　　　　　　　　　　　　　　　　・心不在焉視而不見　聴而不聞　食而不知其味焉
　　　　　　　　　　　　　　・正心条目
　　　　　　　　　　　　　　　　　・最も顔色をやさしく和にして、心底尤も義と理を可正事。
　　　　　　　　　　　　　　　　　・人の其偽を黙識して人に欺るべからざる事。
　　　　　　　　　　　　　　　　　・平生固く真実を守り、戯言或いは小事にも偽りを言行べからず。
　　　　　　　　　　　　　　　　　・一戦の折から主君の為に大忠節を尽し、大功を立んとのみ欲して主君の安否、国の存亡、我一人の重任と可心得。
　　　　　　　　　　　　　　　　　・常に酒色欲の三つを堅く禁制し、ふけり楽しむべからず。
　　　　その四：忍者の条件。
　　　　　　　　　　　　　　・正心と忍耐
　　　　　　　　　　　　　　・身体の敏捷
　　　　　　　　　　　　　　・頭脳の鋭敏

　　Requirements of a Ninja         
　　　　　　　　　　　　　　・SYOUSHIN(sound mind) and patience
　　　　　　　　　　　　　　・Agile body
　　　　　　　　　　　　　　・Sharp mind

　　　　その五：忍者の三病
　　　 　　　　　　　　　　・恐れ
　　　　　　　　 　　　　　・侮り
　　　　　　　　 　　　　　・考え過ぎ

     Three sicknesses of the Ninja　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　 　　・Fear
　　　　　　　　　　　 　　・Looking down Regret
　　　　　　　　　　　 　　・Over thinking

　　　　その六：不動心とは・・・・
　　　　　　　　　　　　　　・何事にも動じない鉄壁の心。

      What is “FUDOSHIN(Immovable Heart)”?
　　　　　　　　　　　　　　・Possessing an impregnable mind regardless of the circumstance