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            「裸婦デッサン7」.jpg  1998年 
      (65X50cm) 
            木炭紙に木炭 
             
            
              
                
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                   市内の生活協同組合の文化センターに某大学の先生の裸婦デッサン講座があってそこで描いたもの。午前午後の4時間一日で仕上げるというものでふつうのデッサンの講座よりはまとまって描けるけど、少し時間が物足りない感じでした。 
                   これは多分、その作品群の中では一番新しいものだったと 
                  思います。当時は土日も仕事があって結構、時間のやりくりが大変でした。 
                    
                   裸婦デッサンは楽しいけれど、難しい。特に立ちポーズはちゃんと立たせるのが大変で、この絵のように座っているモデルさんは比較的描きやすかった記憶があります。 
                   描いていると、そのモデルさんの外面的な美醜を越えた人体の持つ素朴な美しさや、内面からくる表情の美しさにだんだん魅了されてきます。 
                   
                   裸婦というと、男性諸氏はよこしまな好奇心をもつかもしれませんが、描き始めるとそんな雑念は消え去ります。 
                   自分は「眼」と「手」と「心」になりきります。 
                   対象を突き詰める「眼」、わずかな揺らぎも逃さず徹底的に美しさを追い求める「心」、心と眼の思いを外界にひたすらつなぐ「手」。 
                   それら三つの存在になりきります。 
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