アンドロメダ銀河 M31


M31


 アンドロメダ座の足下にボーっと光る、とても有名な天体「アンドロメダ大星雲」です。中心部はとても明るいため、夜空の暗いところに行けば肉眼で容易に見ることができます。双眼鏡を使えば、外側の淡い腕の部分も見えてきて、とても美しい眺めです。

 BRC鏡筒と銀塩フィルムを用いて撮影したM31の写真です。M31は明るいので、写し出すだけなら容易ですが、腕の部分との輝度差が大きいために、綺麗に表現しようと思うと案外難しい天体です。最近流行のデジタル機材の方が、容易に淡い部分まで撮影することができるので、そちらを使うのがお勧めの天体です。
 今回この作品は、銀塩フィルムの豊かな色調を生かして、中心部から最外周部まで表現してみました。あまり強調しないので、ポジをライトボックスでみたような感じに仕上げてみました。

撮影条件
BRC250C+Mamiya69フィルムホルダーにて直焦点撮影
MS5赤道儀 BORG76ED+STVにてガイド 露出70分
フィルム:フジPROVIA400F(+1/2増感)
撮影地:兵庫県養父市
2005年10月撮影

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