-Object Information (Japanese only)-
M101銀河はちょうど真上から渦の広がりを見ることができるので、大きく伸びた腕を美しく見ることができます。子持ち銀河M51やM81などと並んで、天文ファンにとても人気のある春の銀河です。
このM101銀河ですが大変淡いので、空が明るいところでは望遠鏡を使ってもその存在すらわかりません。また、大きく伸びた腕が巻き付く様を見ようと思うと30センチクラスの望遠鏡が必要のようです。私は20センチの望遠鏡で以前観望してみましたが、中央に面積のあるシミのようなものが広がっていて、腕の巻き付く様子までは見て取れませんでした。いつの日か大口径で観望してみたい天体の一つです。
少し薄雲が張り出しての撮影でしたが、思ったよりディテールを写しだすことができました。Hα画像をR画像に加算し、腕に点在するHII領域をより見やすく表現してみました。去年はε160でこの星域を撮影しましたが、やはり小さな銀河にはこのくらいの焦点距離が迫力が出て良さそうですね。
-Imaging information-
Equipment: Optics -
Takahashi MT200(20cm Newtonian)
Mount - Pentax MS5
Camera - SBIG ST-2000XM
Filter - Astronomik Type2C LRGB Filter
Exposure: L: 15min×8,(unbinned)
HaRGB:10min×2 (for each channel at 2×2binned)
February,2006Image Processing Software: Stellaimage5, PhotoshopCS Location: 岡山県吉永町
Yoshinaga Town, Okayama Pref.月刊星ナビ入選作品
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