カリフォルニア星雲


NGC1499


 カリフォルニア星雲(NGC1499)はペルセウス座にある大きな散光星雲です。大きさは7度近くもあり、写真写りがよいことから昔から人気の星雲です。この星雲、その形がアメリカのカリフォルニア州に似ていることから「カリフォルニア星雲」と呼ばれています。個人的には「アヒルの口」のように見えるのですが・・・どうでしょう?

 肉眼では淡いためほとんど見えないと言われていますが、とても標高が高い山上で双眼鏡を使って眺めると、眼視でも北の縁の部分が見えるそうです。この星雲が見えたら第一級の星空観望場所と言えるでしょう。行きつけの場所でチャレンジされてみてはいかがでしょうか。

撮影条件
NFD400F2.8+67カメラにて直焦点撮影
EM-200赤道儀 BORG76ED+STVにてガイド 露出40分
フィルム:エクタロームE100S(+1増感)
撮影地:奈良県大塔村
2004年9月撮影

月刊天文ガイド入選作品

掲載画像の著作権は撮影者が所有しています。画像の無断転載・使用(個人的に楽しむ場合を除く)はご遠慮ください。

戻る