梟の詩  
  思えば遠くへ来たもんだ   
 
 
 
                          011号     2003/3/24 (月)
 
 
 
  <春のウォーキング>  
 
 
 

温度は低いけれども、日差しは暖かく、おまけに涼しい風が吹いている。絶好の散歩日よりだ。23日、2時家を出て西山に向い、まだ日が暮れるまでには時間はあるし、行けたらポンポン山まで行ってみようかと歩き始めた。
朝からハイキングに出かけた団体の人達が、くたびれた足を引きずって下りて来るのに次々すれちがった。 善峰寺の駐車場まで1時間かかった。善峰寺のホテルのように立派な宿泊施設の横の急な坂道を登りきるのに25分かかった。
登りきった所にある杉阪の一軒家には、2,3才の子どもが遊び、若夫婦が畑仕事、年寄りが薪割をしていた。前に通った時はいつもしまっていたが、ここにも若者が戻ってきたのかと思った。
ここから左にポンポン山への道に入ると、「熊に注意」の立て看板があった。そう言えば、すれ違うほとんどの人達が鈴をチリンチリンと鳴らしながら歩いていたことを思いだしながら、薄暗い林の中の道に入っていった。
ポンポン山に近づくと、結構一人歩きの人に何人か出会った。頂上に30分で到着。家から1時間55分かかったことになる。
ポンポン山の頂上は見晴しがよく、まだ木の枝に新芽がついていないせいか、360度見渡せた。標高は、678.9m と覚えやすい。
帰り、尾根道でピカピカの猟銃 を抱えた人に出会った。「今は何が獲れますか」ときくと、「いのしし」というぶっきらぼうな答え。間違ってあの猟銃に撃たれたらかなわないと急いで山を下りた。途中から、三鈷寺への近道とると、急で足のつま先に力を入れっぱなしになって、まめが一つ出来たけれども、大原野から京都市まで見渡せる景色がすばらしく、楽しみながら下りることが出来た。
1時間45分で家についた。帽子まで汗まみれになっていた。