梟の詩  
  中山道を行く  
 
 
 
001号     2004/4/5 (月)
 
 
 
  <プロローグ>  
 
 
 

昨年の12月、長野県の佐久に帰ったとき、いい天気なので千曲川のほとりに散歩に出た。「さくラさくみち」という標識に、なぜ「ラ」だけカタカナなのかなと考えながら千曲川の堤防を下っていった。流れが高い崖にぶつかって、堤防が切れ、大きく回り道をしてふたたび千曲川にでると、そこは中山道の塩名田宿の中津橋だった。その時、この中津橋こそ日本縦断(中山道)と日本横断(信濃川〜千曲川〜笛吹川〜富士川)の交差点だとはじめて理解した。
次のウォークの挑戦は、「中山道を行く」という日本縦断か、「新潟湾から駿河湾へ」という日本横断にしようと決心した。